無人モードを使用して Windows Server 2008 ベースのドメイン コントローラで Active Directory ドメイン サービスのインストールおよび削除を行う方法

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文書番号: 947034 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows Server 2008 ベースのドメイン コントローラで Active Directory ドメイン サービスの無人インストールを実行するために、応答ファイルをビルドする際に使用する構文について説明します。応答ファイルは無人モードで AD DS を削除する場合にも使用できます。

はじめに

Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザード (Dcpromo.exe) では、以下の処理が実行されます。
  • Windows Server 2008 ベースのワークグループ サーバーおよびメンバ サーバーに Active Directory ドメイン サービス (AD DS) をインストールする
  • Windows Server 2008 ベースのドメイン コントローラから AD DS を削除する
このウィザードを応答ファイルと共に使用することで、これらの処理を無人モードで実行できます。

詳細

応答ファイルは、Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードの各ページでユーザー入力が自動的に行われるようにするための ASCII テキスト ファイルです。

無人モードで Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードを実行するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを入力します。
dcpromo /unattend:<path of the answer file>
: <path of the answer file> には、AD DS のインストールまたは削除で使用される応答ファイルのパスを指定します。このコマンドを実行するには、コンピュータのローカル管理者としてログオンしている必要があります。

フィールド値

応答ファイルの "[DCInstall]" セクションにあるフィールドでは、インストール処理または削除処理の詳細を指定します。以下の一覧に、それぞれの処理で使用される一般的なフィールドを示します。オプションが指定されていない場合は、デフォルト値が使用されます。これらのフィールドのデフォルト値は、「フィールド定義」に記載されています。
  • 新しいフォレストをインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    InstallDNS=yes
    NewDomain=forest
    NewDomainDNSName=<完全修飾 DNS (Domain Name System) 名>
    DomainNetBiosName=<デフォルトでは完全修飾 DNS 名の最初のラベル>
    SiteName=<Default-First-Site-Name>
    ReplicaOrNewDomain=domain
    ForestLevel=<フォレストの機能レベルの値>
    DomainLevel=<ドメインの機能レベルの値>
    DatabasePath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    RebootOnCompletion=yes
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SafeModeAdminPassword=<オフライン管理者アカウントのパスワード>
  • 子ドメインをインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    ParentDomainDNSName=<親ドメインの完全修飾 DNS 名>
    UserName=<親ドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<ユーザー アカウントのドメイン名>
    Password=<ユーザー アカウントのパスワード> インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    NewDomain=child
    ChildName=<新しいドメインの単一ラベル DNS 名>
    SiteName=<このドメイン コントローラが存在する AD DS サイトの名前> このサイトは Dssites.msc スナップインであらかじめ作成しておく必要があります。
    DomainNetBiosName=<完全修飾 DNS 名の最初のラベル>
    ReplicaOrNewDomain=domain
    DomainLevel=<ドメインの機能レベルの値> この値にフォレストの機能レベルの現在の値より小さい値を設定することはできません。
    DatabasePath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    InstallDNS=yes
    CreateDNSDelegation=yes
    DNSDelegationUserName= <DNS 委任を作成するアクセス許可を持つアカウント> AD DS のインストールで使用されているアカウントが、DNS 委任の作成に必要なアクセス許可を持つ親ドメインのアカウントと異なる場合は、このパラメータに DNS 委任を作成できるアクセス許可を持つアカウントを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    DNSDelegationPassword= <DNSDelegationUserName で指定されているアカウントのパスワード> インストール中にパスワードの入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    SafeModeAdminPassword=<オフライン管理者アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes
  • 既存のフォレストに新しいツリーをインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<親ドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<ユーザー アカウントのドメイン名>
    Password=<管理者アカウントのパスワード> インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    NewDomain=tree
    NewDomainDNSName=<新しいドメインの完全修飾 DNS 名>
    SiteName=<このドメイン コントローラが存在する AD DS サイトの名前> このサイトは Dssites.msc スナップインであらかじめ作成しておく必要があります。
    DomainNetBiosName=<完全修飾 DNS 名の最初のラベル>
    ReplicaOrNewDomain=domain
    DomainLevel=<ドメインの機能レベルの値>
    DatabasePath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    InstallDNS=yes
    CreateDNSDelegation=yes
    DNSDelegationUserName= <DNS 委任を作成するアクセス許可を持つアカウント> AD DS のインストールで使用されているアカウントが、DNS 委任の作成に必要なアクセス許可を持つ親ドメイン ゾーンのアカウントと異なる場合は、このパラメータに、DNS 委任を作成できるアクセス許可を持つアカウントを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    DNSDelegationPassword=<DNSDelegationUserName で指定されているアカウントのパスワード> インストール中にパスワードの入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    SafeModeAdminPassword=<オフライン管理者アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes
  • 追加ドメインコントローラをインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<新しいドメイン コントローラのドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<新しいドメイン コントローラのドメイン名>
    Password=<UserName アカウントのパスワード>
    SiteName=<このドメイン コントローラが存在する AD DS サイトの名前> このサイトは Dssites.msc スナップインであらかじめ作成しておく必要があります。
    ReplicaOrNewDomain=replica
    DatabasePath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    InstallDNS=yes
    ConfirmGC=yes
    SafeModeAdminPassword=<オフライン管理者アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes
  • メディアからのインストール (IFM) の方法を使用して追加ドメイン コントローラをインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<新しいドメイン コントローラのドメインの管理者アカウント>
    Password=<UserName アカウントのパスワード>
    UserDomain=<UserName アカウントのドメイン名>
    DatabasePath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SafeModeAdminPassword=<オフライン管理者アカウントのパスワード>
    CriticalReplicationOnly=no
    SiteName=<このドメイン コントローラが存在する AD DS サイトの名前> このサイトは Dssites.msc スナップインであらかじめ作成しておく必要があります。
    ReplicaOrNewDomain=replica
    ReplicaDomainDNSName=<追加ドメイン コントローラの追加先となるドメインの完全修飾ドメイン名 (FQDN)>
    ReplicationSourceDC=<ドメイン内の既存のドメイン コントローラ>
    ReplicateFromMedia=yes
    ReplicationSourcePath=<バックアップのローカル ドライブおよびパス>
    RebootOnCompletion=yes
  • 読み取り専用ドメイン コントローラ (RODC) をインストールする場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<新しいドメイン コントローラのドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<ユーザー アカウントのドメイン名>
    PasswordReplicationDenied=<この RODC へのパスワードのレプリケートを許可しないユーザー、グループ、またはコンピュータ アカウントの名前>
    PasswordReplicationAllowed =<この RODC へのパスワードのレプリケートを許可するユーザー、グループ、またはコンピュータ アカウントの名前>
    DelegatedAdmin=<RODC のインストールおよび管理を行うユーザーまたはグループのアカウント名>
    SiteName=Default-First-Site-Name
    CreateDNSDelegation=no
    CriticalReplicationOnly=yes
    Password=<UserName アカウントのパスワード>
    ReplicaOrNewDomain=ReadOnlyReplica
    ReplicaDomainDNSName=<追加ドメインコントローラの追加先となるドメインの FQDN>
    DatabasePath= "<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    LogPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    SYSVOLPath="<ローカル ボリューム上のフォルダのパス>"
    InstallDNS=yes
    ConfirmGC=yes
    RebootOnCompletion=yes
  • AD DS を削除する場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<ドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<管理者アカウントのドメイン名>
    Password=<UserName アカウントのパスワード>
    AdministratorPassword=<サーバーのローカル管理者のパスワード>
    RemoveApplicationPartitions=yes
    RemoveDNSDelegation=yes
    DNSDelegationUserName=<DNS 委任が含まれている DNS ゾーンの DNS サーバー管理者アカウント>
    DNSDelegationPassword=<DNSDelegationUserName アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes
  • ドメイン内の最後のドメイン コントローラから AD DS を削除する場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<親ドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<UserName アカウントのドメイン名>
    Password=<UserName アカウントのパスワード> インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    IsLastDCInDomain=yes
    AdministratorPassword=<サーバーのローカル管理者のパスワード>
    RemoveApplicationPartitions=パーティションを削除する場合、このエントリに "yes" (引用符は除く) を指定します。パーティションを保持する場合、このエントリは省略可能です。
    RemoveDNSDelegation=yes
    DNSDelegationUserName=<DNS 委任が含まれている DNS ゾーンの DNS サーバー管理者アカウント>
    DNSDelegationPassword=<DNS サーバー管理者アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes
  • フォレスト内の最後のドメイン コントローラを削除する場合、以下のオプションが適用されます。
    [DCINSTALL]
    UserName=<親ドメインの管理者アカウント>
    UserDomain=<UserName アカウントのドメイン名>
    Password=<UserName アカウントのパスワード> インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
    IsLastDCInDomain=yes
    AdministratorPassword=<サーバーのローカル管理者のパスワード>
    RemoveApplicationPartitions=パーティションを削除する場合、このエントリに "yes" (引用符は除く) を指定します。パーティションを保持する場合、このエントリは省略可能です。
    RemoveDNSDelegation=yes
    DNSDelegationUserName=<DNS 委任が含まれている DNS ゾーンの DNS サーバー管理者アカウント>
    DNSDelegationPassword=<DNS サーバー管理者アカウントのパスワード>
    RebootOnCompletion=yes

フィールド定義

ここでは、応答ファイルで使用できるフィールドおよびオプションについて説明します。それぞれのオプションのデフォルト値は太字で表記されています。

インストール処理のパラメータ

AllowDomainReinstall
  • Yes | No
  • 既存のドメインを再作成するかどうかを指定します。

AllowDomainControllerReinstall
  • Yes | No
  • 同じ名前を使用するアクティブなドメイン コントローラ アカウントが検出されても、このドメイン コントローラのインストールを続行するかどうかを指定します。検出されるアカウントが使用されていないことが確実である場合にのみ "Yes" (引用符は除く) を指定します。
ApplicationPartitionsToReplicate
  • デフォルト値なし
  • レプリケートする必要があるアプリケーション パーティションを ""partition1" "partition2"" の形式で指定します。* を指定すると、すべてのアプリケーション パーティションがレプリケートされます。識別名をスペース、またはコンマとスペースで区切って使用し、文字列全体を引用符で囲みます。
ChildName
  • デフォルト値なし
  • ParentDomainDNSName エントリに追加される下位ドメインの名前です。親ドメインが "A.COM" であり、下位ドメインが "B" である場合、ChildName に "B.A.COM and B" (引用符は除く) と入力します。
ConfirmGc
  • Yes | No
  • レプリカもグローバル カタログにするかどうかを指定します。"Yes" を指定すると、バックアップがグローバル カタログであった場合に、レプリカがグローバル カタログになります。"No" を指定すると、レプリカはグローバル カタログになりません。
CreateDNSDelegation
  • Yes | No
  • デフォルト値なし
  • この新しい DNS サーバーを参照する DNS 委任を作成するかどうかを示します。AD DS 統合 DNS でのみ有効です。
CriticalReplicationOnly
  • Yes | No
  • インストール処理で重要なレプリケーションのみを再起動前に実行し、時間がかかる可能性のある重要でないレプリケーションをスキップするかどうかを指定します。重要でないレプリケーションは、役割のインストールが終了し、コンピュータが再起動した後で実行されます。
DatabasePath
  • %systemroot%\NTDS
  • ローカル コンピュータのハード ディスク上のディレクトリの、UNC (汎用名前付け規則) 表記ではない完全修飾パスです。このディレクトリで AD DS データベース (NTDS.DIT) がホストされます。このディレクトリが存在する場合は空である必要があります。このディレクトリが存在しない場合は作成されます。選択された論理ドライブに空きディスク領域が 200 MB あることが必要です。丸め誤差およびドメイン内のすべてのオブジェクトに対応するには、より多くのディスク領域が必要な場合もあります。パフォーマンスを最適化するには、このディレクトリを専用のハード ディスクに配置します。
DelegatedAdmin
  • デフォルト値なし
  • RODC のインストールおよび管理を行うユーザー名またはグループ名を指定します。値が指定されない場合、Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバのみが RODC のインストールおよび管理を行うことができます。
DNSDelegationPassword
  • <Password> | *
  • デフォルト値なし
  • DNS 委任の作成または削除で使用されるユーザー アカウントのパスワードを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
DNSDelegationUserName
  • デフォルト値なし
  • DNS 委任の作成または削除で使用されるユーザー名を指定します。値を指定しない場合、AD DS のインストールまたは削除で指定したアカウントの資格情報が DNS 委任に使用されます。
DNSOnNetwork
  • Yes | No
  • ネットワーク上で DNS サービスが使用可能かどうかを指定します。このエントリは、このコンピュータのネットワーク アダプタが、名前解決に DNS サーバー名を使用するように構成されていない場合にのみ使用します。名前解決に使用するためにこのコンピュータに DNS をインストールする場合は "No" (引用符は除く) を指定します。それ以外の場合は、DNS サーバー名を使用するように、最初にネットワーク アダプタが構成されている必要があります。
DomainLevel
  • 0 | 2 | 3
  • デフォルト値なし
  • ドメインの機能レベルを指定します。このエントリは、既存のフォレストに新しいドメインが作成されるときにそのフォレストに設定されているレベルに基づきます。値の説明を以下に示します。
    • 0 = Windows 2000 Server ネイティブ モード
    • 2 = Windows Server 2003
    • 3 = Windows Server 2008
DomainNetbiosName
  • デフォルト値なし
  • AD DS 以前のクライアントでドメインにアクセスするために使用されている NetBIOS 名です。DomainNetbiosName はネットワーク上で一意の名前である必要があります。
ForestLevel
  • 0 | 2 | 3
  • 新しいフォレストに新しいドメインを作成する際のフォレストの機能レベルを指定します。値を以下に示します。
    • 0 = Windows 2000 Server
    • 2 = Windows Server 2003
    • 3 = Windows Server 2008
    既存のフォレストに新しいドメイン コントローラをインストールする場合はこのオプションを指定しないでください。ForestLevel オプションは、Windows Server 2003 で使用される SetForestVersion オプションに代わるものです。
InstallDNS
  • Yes | No
  • 操作に応じて、デフォルト値が変化します。新しいフォレストでは、デフォルトで DNS サーバーの役割がインストールされます。新しいツリー、新しい子ドメイン、またはレプリカでは、Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードで既存の DNS インフラストラクチャが検出された場合に、デフォルトで DNS サーバーがインストールされます。ウィザードで既存の DNS インフラストラクチャが検出されない場合、デフォルトでは DNS サーバーはインストールされません。
  • Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードで DNS 動的更新プロトコルが存在しないことが検出された場合に、新しいドメインに対して DNS を構成するかどうかを指定します。このエントリは、既存ドメインの DNS サーバーの数が不足していることがウィザードで検出された場合にも適用されます。
LogPath
  • %systemroot%\NTDS
  • AD DS ログ ファイルをホストするローカル コンピュータのハード ディスク上のディレクトリの、UNC 表記ではない完全修飾パスです。このディレクトリが存在する場合は空である必要があります。このディレクトリが存在しない場合は作成されます。
NewDomain
  • Tree | Child | Forest
  • "Tree" は、新しいドメインが既存のフォレストの新しいツリーのルートであることを表します。"Child" は、新しいドメインが既存のドメインの子ドメインであることを表します。"Forest" は、新しいドメインがドメイン ツリーの新しいフォレストの最初のドメインであることを表します。
NewDomainDNSName
  • デフォルト値なし
  • "既存のフォレスト内の新しいツリー" または "新しいフォレスト" のインストールで使用します。値には、現在使用されていない DNS ドメイン名を指定します。
ParentDomainDNSName
  • デフォルト値なし
  • 子ドメインのインストールの際に既存の親 DNS ドメイン名を指定します。
Password
  • <Password> | *
  • デフォルト値なし
  • ドメイン コントローラを構成するために使用されるユーザー アカウントに対応するパスワードを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。保護のために、パスワードはインストール後に応答ファイルから削除されます。パスワードは、応答ファイルの使用時に毎回再定義する必要があります。
PasswordReplicationAllowed
  • <Security_Principal> | NONE
  • デフォルト値なし
  • この RODC へのレプリケートを許可するコンピュータ アカウント名およびユーザー アカウント名を指定します。値を空にしておく場合は "NONE" (引用符は除く) を指定します。デフォルトでは、この RODC にはユーザー資格情報はキャッシュされません。複数のセキュリティ プリンシパルを指定するには、このエントリを複数回追加します。
PasswordReplicationDenied
  • <Security_Principal> | NONE
  • RODC へのパスワードのレプリケートを許可しないユーザー、グループ、およびコンピュータ アカウントの名前を指定します。すべてのユーザーまたはコンピュータの資格情報のレプリケーションを許可する場合は "NONE" (引用符は除く) を指定します。複数のセキュリティ プリンシパルを指定するには、このエントリを複数回追加します。
RebootOnCompletion
  • Yes | No
  • AD DS のインストールまたは削除後に、操作が成功したかどうかにかかわらず、コンピュータを再起動するかどうかを指定します。
RebootOnSuccess
  • Yes | No | NoAndNoPromptEither
  • AD DS が正常にインストールまたは削除された後にコンピュータを再起動する必要があるかどうかを指定します。AD DS の役割の変更を完了するには、必ず再起動が必要です。
ReplicaDomainDNSName
  • デフォルト値なし
  • 追加ドメインコントローラを構成するドメインの FQDN を指定します。
ReplicaOrNewDomain
  • Replica | ReadOnlyReplica | Domain
  • 新規インストールでのみ使用されます。"Domain" (引用符は除く) を指定すると、サーバーが新しいドメインの最初のドメイン コントローラに変換されます。"ReadOnlyReplica" (引用符は除く) を指定すると、サーバーが RODC に変換されます。"Replica" (引用符は除く) を指定すると、サーバーが追加ドメイン コントローラに変換されます。
ReplicationSourceDC
  • デフォルト値なし
  • 新しいドメイン コントローラを作成する際に AD DS のデータのレプリケート元となるパートナー ドメイン コントローラの FQDN を示します。
ReplicationSourcePath
  • デフォルト値なし
  • 新しいドメイン コントローラの作成に使用されるインストール ファイルの場所を示します。
SafeModeAdminPassword
  • <Password> | NONE
  • デフォルト値なし
  • ディレクトリ サービス復元モードで使用されるオフライン管理者アカウントのパスワードを指定します。空のパスワードは指定できません。
SiteName
  • Default-First-Site-Name
  • 新しいフォレストをインストールする際のサイト名を指定します。新しいフォレストでは、デフォルト値は Default-First-Site-Name です。それ以外の場合は、現在のサイトおよびフォレストのサブネットの構成を使用してサイトが選択されます。
SkipAutoConfigDNS
  • デフォルト値なし
  • 詳しい知識のあるユーザーは、このオプションを使用して、クライアント設定、フォワーダ、およびルート ヒントの自動構成をスキップできます。このオプションは、サーバーに DNS Server サービスが既にインストールされている場合にのみ有効です。この場合、DNS の自動構成がスキップされたことを確認する情報メッセージが表示されます。それ以外の場合、このオプションは無視されます。このスイッチを指定する場合、AD DS をインストールする前にゾーンが正しく作成および構成されていることを確認してください。正しく作成および構成されていない場合はドメイン コントローラが正常に動作しません。このオプションを指定しても、親 DNS ゾーンの DNS 委任の自動作成はスキップされません。DNS 委任の作成を制御するには DNSDelegation オプションを使用します。
Syskey
  • <system_key> | NONE
  • データのレプリケート元となるメディアのシステム キーを指定します。
SYSVOLPath
  • %systemroot%\SYSVOL
  • ローカル コンピュータのハード ディスク上のディレクトリの、UNC 表記ではない完全修飾パスを指定します。このディレクトリで AD DS ログ ファイルをホストします。このディレクトリが既に存在する場合は空である必要があります。ディレクトリが存在しない場合は作成されます。ディレクトリは、NTFS 5.0 ファイル システムを使用してフォーマットされたパーティション上に配置する必要があります。パフォーマンスを最適化するには、オペレーティング システムとは別の物理ハード ディスクにディレクトリを配置します。
TransferIMRoleIfNeeded
  • Yes | No
  • このドメイン コントローラにインフラストラクチャ マスタの役割を転送するかどうかを指定します。このオプションは、ドメイン コントローラが現在グローバル カタログ サーバー上でホストされていて、ドメイン コントローラをグローバル カタログ サーバーに昇格する予定がない場合に役立ちます。このドメイン コントローラにインフラストラクチャ マスタの役割を転送する場合は "Yes" (引用符は除く) を指定します。"Yes" を指定する場合は、ConfirmGC=No オプションを必ず指定してください。
UserDomain
  • デフォルト値なし
  • サーバーに AD DS をインストールする際に使用されるユーザー アカウントのドメイン名を指定します。
UserName
  • デフォルト値なし
  • サーバーに AD DS をインストールする際に使用されるユーザー アカウント名を指定します。アカウントの資格情報は <domain>\<user_name> の形式で指定することを推奨します。

削除処理のパラメータ

AdministratorPassword
  • デフォルト値なし
  • ドメイン コントローラから AD DS を削除する際のローカル管理者のパスワードを指定します。
DemoteFSMO
  • Yes|No
  • ドメイン コントローラが操作マスタの役割を持っている場合にも強制削除が行われることを示します。
DNSDelegationPassword
  • <Password> | *
  • デフォルト値なし
  • DNS 委任の作成または削除で使用されるユーザー アカウントのパスワードを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。
DNSDelegationUserName
  • デフォルト値なし
  • DNS 委任の作成または削除で使用されるユーザー名を指定します。値を指定しない場合、AD DS のインストールまたは削除で指定したアカウントの資格情報が DNS 委任に使用されます。
IgnoreIsLastDcInDomainMismatch
  • Yes | No
  • IsLastDCInDomain=Yes オプションが指定されている場合、または Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードで、ドメイン内に別のアクティブなドメイン コントローラが実際に存在することが検出された場合に、ドメイン コントローラからの AD DS の削除を続行するかどうかを指定します。このエントリは、IsLastDCInDomain=No オプションが指定されていて、ドメイン内にウィザードが接続できるドメイン コントローラが他に存在しない場合にも適用されます。
IgnoreIsLastDNSServerForZone
  • Yes | No
  • ドメイン コントローラがホストする 1 つまたは複数の AD DS 統合 DNS ゾーンにおいて、そのドメイン コントローラが最後の DNS サーバーである場合でも、AD DS の削除を続行するかどうかを指定します。
IsLastDCInDomain
  • Yes | No
  • AD DS を削除するドメイン コントローラが、ドメイン内の最後のドメイン コントローラであるかどうかを指定します。
Password
  • <Password> | *
  • デフォルト値なし
  • ドメイン コントローラを構成するために使用されたユーザー アカウントに対応するパスワードを指定します。インストール中に資格情報の入力をユーザーに求める場合は * を指定します。保護のために、パスワードは AD DS のインストール後に応答ファイルから削除されます。パスワードは、応答ファイルの使用時に毎回再定義する必要があります。
RebootOnCompletion
  • Yes | No
  • AD DS のインストールまたは削除後に、操作が成功したかどうかにかかわらず、コンピュータを再起動するかどうかを指定します。
RebootOnSuccess
  • Yes | No | NoAndNoPromptEither
  • AD DS が正常にインストールまたは削除された後にコンピュータを再起動する必要があるかどうかを指定します。AD DS の役割の変更を完了するには、必ず再起動が必要です。
RemoveApplicationPartitions
  • Yes | No
  • ドメイン コントローラから AD DS を削除する際に、アプリケーション パーティションを削除するかどうかを指定します。"Yes" (引用符は除く) を指定すると、ドメイン コントローラ上のアプリケーション パーティションが削除されます。"No" (引用符は除く) を指定すると、ドメイン コントローラ上のアプリケーション パーティションは削除されません。アプリケーション ディレクトリ パーティションの最後のレプリカがドメイン コントローラでホストされている場合、これらのパーティションを削除する必要があることを手動で確認する必要があります。
RemoveDNSDelegation
  • Yes | No
  • この DNS サーバーを参照する DNS 委任を親 DNS ゾーンから削除するかどうかを指定します。
RetainDCMetadata
  • Yes | No
  • 委任された管理者が RODC から AD DS を削除できるように、AD DS の削除後にドメイン コントローラのメタデータをドメインに保持するかどうかを指定します。
UserDomain
  • デフォルト値なし
  • AD DS のインストールで使用されるユーザー アカウントのドメイン名を指定します。
UserName
  • デフォルト値なし
  • サーバーに AD DS をインストールする際に使用されるユーザー アカウント名を指定します。アカウントの資格情報は <domain>\<user_name> の形式で指定することを推奨します。

無人インストールのリターン コード

Windows Server 2008 ベースのドメイン コントローラの無人インストールを完了すると、Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードによって成功コードまたはエラー コードが返されます。無人インストールのリターン コードの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsserver/2008/library/e30d08fa-3068-4b5d-86bd-de9be5e8c25c.mspx?mfr=true

関連情報

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
223757 Windows 2000 ドメイン コントローラおよび Windows Server 2003 ドメイン コントローラの無人による昇格と降格

プロパティ

文書番号: 947034 - 最終更新日: 2008年2月14日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Server 2008 Datacenter
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 Standard
キーワード:?
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"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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