文書番号: 953195 - 対象製品
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目次

はじめに

2007 Microsoft Office スイート Service Pack 2 (SP2) には、2007 Office スイートの最新の更新プログラムが含まれています。この Service Pack には、以下の 2 種類の修正が含まれています。
  • この Service Pack で新たに追加されたこれまでに未リリースの修正。
    • 一般的な製品修正に加え、これらの修正には、安定性、パフォーマンス、およびセキュリティの機能強化が含まれています。
  • 2009 年 2 月までにリリースされたすべての更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、累積的な更新プログラム、および修正プログラム。
Office Service Pack は累積的なので、Service Pack 2 をインストールする前に Service Pack 1 をインストールする必要はありません。Service Pack 2 には Service Pack 1 に含まれる修正内容がすべて含まれています。

詳細

Service Pack の入手およびインストール方法

この Service Pack 更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターから入手できます。Service Pack をダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。 リリースされたすべての SP2 パッケージの一覧を参照するには、以下のサポート技術情報の資料を参照してください。
968170 すべての 2007 Office system Service Pack 2 および Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 2 パッケージの一覧

Service Pack 2 (SP2) の機能強化の概要

SP2 に含まれている主要な機能強化の一部について以下に記載します。

Microsoft Office Access

  • Microsoft Office Excel にレポートをエクスポートできます。
  • 住所の宛名ラベル ウィザードでメモ型フィールドがサポートされます。
  • データのインポート ウィザード、レポートの印刷およびプレビュー、マクロ、Excel の統合、および日付フィルターで発生する問題が修正されます。
  • Access Developer Extensions の更新プログラムが含まれています。

Microsoft Office Excel

  • Excel 2007 のグラフ作成機能が強化されています。これには、Office 2003 との互換性、堅牢性、および目標性能の向上が含まれます。
  • Word および PowerPoint にグラフ オブジェクト モデルが追加されます。
  • Excel に表示される図形が改善されています。これには、Office 2003 との互換性および目標性能の向上が含まれます。
  • Excel でグラフィック コンテンツを印刷する機能 (特に PCL プリンターで印刷する場合) が強化されています。
  • Excel ユーロ通貨対応ツール アドインにマルタ リラおよびキプロス ポンド用の換算率が追加されます。

Microsoft Office Groove

  • Groove 2007 フォーム ツールが強化されています。特に、米国以外の特定のロケールのユーザーには、通貨の値で桁区切りに使用されているスペースが正しく解釈されるというメリットがあります。
  • すべてのワークスペースを確実に同期させるため、ファイル共有ワークスペースの数が 64 個に制限されます。この制限は、ファイル共有ワークスペースを新しく追加する場合にのみ適用されます。既に 64 個を超える数のファイル共有ワークスペースを使用している場合は、引き続き使用できます。
  • 同期の信頼性が最適化されます。

Microsoft Office InfoPath

  • InfoPath 2007 の全体的なセキュリティおよび安定性が修正されます。
  • Groove と Outlook など、InfoPath フォームと他のマイクロソフト製品の互換性が向上しています。

Microsoft Office OneNote

  • SharePoint の同期機能が強化されています。これは、SharePoint サーバーの負荷の軽減、および同期エラーの減少に役立ちます。
  • 以前に OneNote トレイ通知アイコンが非表示になっていた場合、このアイコンが通知領域に表示されるようになります。さらに、このアイコンは、OneNote の [オプション] ダイアログ ボックスでのみ非表示に設定できるようになります。
  • 日本語の文字自動認識 (OCR) のサポートが追加されます。

Microsoft Office Outlook

  • 以下の全般的な応答性の領域にかかわるパフォーマンスが向上しています。
    • 起動
      時間がかかる初回起動時の処理が省かれます。
    • シャットダウン
      処理が保留されている場合でも、Outlook を予定どおりに終了することができます。
    • フォルダーのビューと切り替え
      フォルダーの切り替え機能およびビューのレンダリング機能が強化されています。
  • 予定表の機能強化
    基盤となるデータ構造が改良され、予定表の更新にかかわる全般的な信頼性が向上しています。
  • データ ファイルのチェック
    Outlook の起動時に以下のエラー メッセージが表示される回数が大幅に減少します。
    データ ファイル 'file name' は適切に閉じられませんでした。このファイルの問題をチェックしています。
  • 検索の信頼性
    SP2 と Windows デスクトップ サーチ 4 を組み合わせることで検索の信頼性が向上しています。
  • RSS (Really Simple Syndication) の機能強化
    アイテムの重複が削減されています。
  • オブジェクト モデルの強化
    ユーザーの要望を反映した修正が多数含まれています。
これらの機能強化および Outlook の他の修正の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
968774 2007 Microsoft Office スイート Service Pack 2 で強化された Outlook 2007 の機能

Microsoft Office PowerPoint

  • 拡大表示しながら図形の編集を制御する機能が強化されています。
  • ファイルの再保存が高速化されます。
  • ファイルが .jpeg、.png、および .gif 形式で保存された後のイメージの品質が向上しています。
  • 以前のバージョンの PowerPoint 形式で保存されている場合のテキスト表示が改善されています。
  • いくつかのプリンター固有の問題が修正されます。
  • Windows Vista でのエクスプローラーのプレビューとの互換性が向上しています。
  • Microsoft Office Excel のグラフ オブジェクト モデルのより完全な統合が可能になります。

Microsoft Office Publisher

  • 両面印刷はがきおよび小冊子の印刷機能が強化されています。
  • 印刷プレビュー、Internet Explorer 8 でのグループ化されたオブジェクトの HTML レイアウト、タブ位置、電子メール、コンテンツ ライブラリ、およびデザイン チェックで発生する問題が修正されます。

Microsoft Office Word

  • .pdf および .xps がより忠実に出力されます。
  • Outlook のパフォーマンスが向上しています。
  • Office Excel のグラフ オブジェクト モデルのより完全な統合が可能になります。

複数の製品に影響する変更

ファイル形式
  • OpenDocument 形式 (ODF) のサポート
    SP2 を使用すると、WordExcel、および PowerPoint で Version 1.1 の ODF を使用してドキュメントを開き、編集し、保存することができます。これらの Office プログラムを使用するユーザーは、OpenDocument テキスト (*.odt) 形式、OpenDocument スプレッドシート (*.ods) 形式、および OpenDocument プレゼンテーション (*.odp) 形式のファイルを開き、編集し、保存することができます。
  • 拡張可能なファイル形式
    Word、Excel、および PowerPoint にコンバーター インターフェイスが追加されています。このインターフェイスを使用すると、サードパーティ製のカスタム ファイル形式をこれらの Office プログラムに組み込むことができます。開発者は、特定の拡張子を持つファイル用のコンバーターを作成できます。このコンバーターがユーザーのコンピューターにインストールされると、カスタム ファイル形式が実質的に組み込みのファイル形式と同様に動作します。具体的には、[開く] または [保存] という UI を使用して、この形式のファイルを開いて保存できます。カスタム形式を既定のファイル形式に設定することもできます。詳細については、次の MSDN Web サイトを参照してください。
    http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd300649.aspx
  • PDF/XPS 保存の組み込みサポート
    SP2 では Word、Excel、および PowerPoint 用に PDF/XPS のサポートが組み込まれています。アドインを別途ダウンロードする必要はありません。
Office のグラフィック
  • 特に Excel 2007 で多数のグラフィック オブジェクトが存在する場合のアプリケーションのパフォーマンスが向上しています。
  • オブジェクト モデルに関連するいくつかの問題が修正されます。オブジェクト モデルをグラフィック オブジェクトと一緒に使用する場合、これらの修正によって Office 2003 との互換性が向上します。
  • さまざまな状況でグラフィック オブジェクトがより忠実に印刷されるようになります。
  • ドキュメントに含まれる各 SmartArt グラフィックを XML ベースで表した新しいデータがファイルと共に保存され、相互運用機能が最適化されます。この新機能では、標準の DrawingML マークアップを使用して、SmartArt グラフィックの視覚的なプロパティを設定します。
  • 頂点の編集機能が強化されています。これにより、より正確な図形の編集が可能になり、Office 2003 との相互運用性が向上しています。
Office セキュリティ
  • 信頼できる場所にあるドキュメントが信頼されないドキュメントとして処理される特定の状況が修正されています。
  • 暗号化を使用するいくつかの状況が改善されています。
  • タイム スタンプの有効期限切れを無視する方法が提供されます。
  • 証明書が失効した場合のセキュリティ警告機能が強化されています。
  • パスワード アルゴリズムが更新され、ドキュメントの ISO 要件と同期するようになっています。
  • Excel、PowerPoint、および Word 用の ISO-OOXML 準拠のパスワード ベリファイアが提供されます。
  • 暗号化されたマクロに対する AVAPI ブロッキング機能が強化されています。
Service Pack の削除
  • 2007 Microsoft Office SP2 は、コマンド ラインおよび 2007 Microsoft Office スイート用 Microsoft Service Pack Uninstall Tool の両方によって、クライアント更新プログラムを削除できる初めての Service Pack です。Service Pack Uninstall Tool は、別途ダウンロードできます。

    このツールの関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    954914 2007 Microsoft Office スイート用 Microsoft Service Pack Uninstall Tool
入力方式エディター (IME)
  • 日本語入力方式エディター (IME) が強化されています。これには、変換精度および自己学習機能の強化が含まれます。

この Service Pack で修正される問題の一覧のダウンロード

この Service Pack で修正される問題の一覧が掲載されたブックを入手できます。

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ダウンロード
2007 Office Service Pack 2 Changes.xlsx パッケージ

: このブックは英語で作成されています。他の言語への翻訳予定はありません。

既知の問題および動作の変更

この Service Pack のインストール後に、次の問題が発生することがあります。
  • パラメーターによって文字オブジェクトに指定された部分文字列で、グラフ テキスト オブジェクト モデルの呼び出しが機能しません。

  • Excel の ChartWizard コマンドを使用すると、XValue の変更後にプログラムによって誤った XValues が表示されることがあります。ただし、ChartType プロパティは正しく動作します。

  • SP2 を適用すると、[OneNote 2007 に送る] オプションが表示されなくなる場合があります。この問題は、Office の修復操作を実行することで解決できます。

  • Outlook で、会議の開催者が、POP アカウントを使用して出席者に会議出席依頼を送信すると仮定します。次に、出席者が会議出席依頼に応答して、応答にメッセージを入力します。このような状況で、開催者が応答を受信すると、メッセージのコンテンツが失われている場合があります。

  • PowerPoint で、複数の言語を含むテキストの一部が選択されていると仮定します。このような状況では、選択されたテキストの言語は、空白になるのではなく英語 (米国) と表示されます。この情報は、ステータス バー (PowerPoint ウィンドウの下部) および [言語の選択] ダイアログ ボックスの両方に表示されます。

  • 968767 Excel 2007 でグラフの両方の軸が非表示で軸の設定が自動である場合にグラフの軸が正しく設定されないことがある
  • 948683 Microsoft Visual Basic for Application (VBA) を使用して PowerPoint 2007 に挿入したグラフを変更できない
  • 968769 多数のファイル共有ワークスペースを作成したり加えたりすると Groove 2007 Service Pack 1 およびそれ以前のバージョンの Groove 2007 がクラッシュする
  • 968285 2007 Office プログラムの特定のヘルプ ファイルがインストールされたクライアント コンピューターで、2007 Office SP2 をインストールした後、SP2 の追加エントリが [プログラムの追加と削除] に正しく表示されないことがある
  • 968773 Outlook 2007 がキャッシュ モードで実行されている場合、一部の新しい電子メール メッセージが表示されない
  • 968918 2007 Office スイート Service Pack 2 の適用後に Outlook 2007 で [タイム ゾーン] ダイアログ ボックスに [予定表のタイム ゾーンの変更] ボタンが表示されなくなる
  • 968776 PowerPoint 2007 ドキュメントでスライド上の既定の描画ガイドの 1 つを移動すると描画ガイドが非表示になる
  • 968779 2007 Microsoft Office スイート SP 2 がインストールされているコンピューターで、Word 2007、Excel 2007、または PowerPoint 2007 を使用して文書を暗号化されたバイナリ ファイル形式で保存しようとすると、文書を Office オープン XML 形式に変換するかどうかを確認するメッセージが表示される
  • 968781 2007 Office スイート Service Pack 2 では Excel 2007、PowerPoint 2007、および Word 2007 用の新しい ISO-OOXML 準拠のパスワード ベリファイアが提供される
  • 968173 2007 Microsoft Office スイート Service Pack 2 および Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 2 のインストール時に発生する可能性のある既知の問題

技術情報

影響を受けるファイルの一覧など、この Service Pack の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
970357 Office 2007 system クライアント Service Pack に関する技術的な詳細

プロパティ

文書番号: 953195 - 最終更新日: 2011年10月9日 - リビジョン: 7.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • 2007 Microsoft Office Suite Service Pack 2
キーワード:?
kbexpertiseinter kbsurveynew kbinfo KB953195
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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