文書番号: 968514 - 最終更新日: 2009年3月4日 - リビジョン: 1.2

Windows Server Update Services 3.0 と Windows Server Update Services 2.0 が混在するレプリカ構成で新規のインストール承認を追加した場合、”期日なし” でインストール承認された更新プログラムに対し、第 2 階層目の WSUS 2.0 サーバーで期日が設定される

お知らせお使いのオペレーティング システムには適用しない情報が含まれている場合があります。

目次

すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Microsoft Windows Server Update Services 3.0 (WSUS 3.0) と Microsoft Windows Server Update Services 2.0 (WSUS 2.0) とが混在するレプリカ構成において、最上位の WSUS 3.0 サーバーで新しいインストール承認を追加すると、下位サーバーの同期の結果 次の問題が発生します。
  • ”期日なし” でインストール承認された更新プログラムに対し、第 2 階層目の WSUS 2.0 サーバーで期日が設定される。
  • 第 3 階層目の WSUS 2.0 サーバーが同期を実行すると処理に失敗する。
この問題は、すべての WSUS サーバーのタイムゾーンが GMT、またはこれより西側の同一ゾーンに設定されている場合は発生しません。

原因

WSUS が “期日なし” の情報を処理する方式に問題があるため本現象が発生します。

回避策

この問題を回避するには、新しいインストール承認を追加する前に、レプリカ構成されたすべての WSUS サーバーを WSUS 3.0 Service Pack 1 (SP1) へアップグレードします。

問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法を実行します。

方法 1 : WSUS 3.0 へアップグレードした後、同期させる

  1. 問題の原因となった更新プログラムの情報をクリアするために、新規インストール承認を追加した更新プログラムを、いったん「未承認」 (承認する前の状態) に戻します。そしてこの情報を反映させるために、各下位サーバーを順次、上位サーバーへ同期させます。
  2. すべての下位 WSUS 2.0 サーバーを WSUS 3.0 へアップグレードします。
  3. インストール承認をもう一度設定しなおします。そして各下位サーバーを順次、上位サーバーへ同期させます。

方法 2 : WSUS 3.0 を新規にインストールし直す

すべての下位の WSUS 2.0 をアンインストールし、新規に WSUS 3.0 をインストールし直します。

: この方法は、セットアップ後、上位 - 下位 WSUS サーバー間の全面的な同期処理が必要になります。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

問題の再現手順

下記バージョンにてレプリカ構成された WSUS サーバーのチェーンにおいて、次の操作を実行します。
  • レプリカ 第 1 階層サーバー : WSUS 3.0 (SP1)
  • レプリカ 第 2 階層サーバー : WSUS 2.0 (SP1)
  • レプリカ 第 3 階層サーバー : WSUS 2.0 (SP1)
  1. 第 1 階層の WSUS 3.0 サーバーで新しいインストール承認を追加します。期日指定は行いません。
  2. 第 2 階層の WSUS 2.0 サーバーを 第 1 階層サーバーへ同期します。

    結果 : 第 2 階層 WSUS 2.0 サーバーに新しく追加されたインストール承認には、期日が設定されます。設定される期日は「9999 年 12 月 31 日 23 時 59 分」です。
  3. 第 3 階層の WSUS 2.0 サーバーを 第 2 階層サーバーへ同期します。

    結果 : 第 3 階層 WSUS 2.0 サーバーの同期が失敗します。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server Update Services 2.0
  • Microsoft Windows Server Update Services 3.0
キーワード:?
kbharmony kbexpertiseinter kbtshoot KB968514
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"