Microsoft サポート診断ツール (MSDT) を Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で使用する場合によく寄せられる質問

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文書番号: 973559
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目次

概要

この資料では、Microsoft サポート診断ツール (MSDT) を Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で実行する場合によく寄せられる質問 (FAQ) への回答を掲載しています。

マイクロソフト サポートでは、Microsoft サポート診断ツール (MSDT) で収集される情報を使用して、コンピューターで発生している問題に対する分析と、正しい解決方法の判断を行います。また、この情報を使用すると、一般的なトラブルシューティング作業を自動的に実行することもできます。

詳細

よく寄せられる質問

Q1: Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューター上で MSDT を実行する方法を教えてください。

A1:
インターネットに接続されているコンピューター上では、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタン
    元に戻す画像を拡大する
    [スタート] ボタン
    をクリックします。
  2. [プログラムとファイルの検索] ボックスに「msdt」と入力し、[プログラム] の一覧から [msdt] を選択します。
  3. マイクロソフト サポートから提供されたサポート キーを入力し、[次へ] をクリックします。
  4. 指示に従って診断パッケージを実行し、アップロードします。
インターネットに接続されていないコンピューター上では、次の手順を実行します。
  1. インターネットに接続されている Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューター上で MSDT を実行します。
  2. インターネットに接続されていないコンピューター上で実行可能なスタンドアロン パッケージを生成します。質問 2 で、この場合の詳細について説明します。
Q2: インターネットに接続されていないコンピューター上で MSDT を実行する方法を教えてください。

A2:
インターネットに接続されているコンピューター上で生成されるパッケージを介して、インターネットに接続されていないコンピューター上で MSDT を実行することができます。このパッケージはオフライン パッケージと呼ばれます。オフライン パッケージを使用すると、インターネットにアクセスできない Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューター上で診断情報を取得することができます。オフライン パッケージが対象のコンピューターで実行されると、マイクロソフト サポートにアップロードして返送できる診断情報が含まれる CAB ファイルが生成されます。

インターネットに接続されていないコンピューターで MSDT を実行するには、次の手順を実行します。
  1. インターネットに接続されている Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターで、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタン
      元に戻す画像を拡大する
      [スタート] ボタン
      をクリックします。
    2. [プログラムとファイルの検索] ボックスに「msdt」と入力し、[プログラム] の一覧から [msdt] を選択します。
    3. マイクロソフト サポートから提供されたサポート キーを入力し、[次へ] をクリックします。
    4. [次のトラブルシューティング ツールが使用されます] ページで [次へ] をクリックします。
    5. [A different computer] を選択します。
    6. オフライン パッケージを保存するフォルダーを選択します。このフォルダーには、リムーバブル メディアまたはネットワーク上の場所を使用できます。
    7. 指定した場所には、SupportPackage.xxxx.DiagCab と UploadResults.xxxx.diagcfg (xxxx は使用されたパスキー) という 2 つのファイルが保存されます。
  2. 診断する対象の Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターで、次の手順を実行します。
    1. オフライン パッケージが存在するフォルダーを開きます。
    2. SupportPackage.xxxx.DiagCab ファイルをダブルクリックして実行します。
    3. 手順に従って情報を収集します。データ収集が完了するには、数分かかることがあります。
    4. [診断が完了しました] 画面が表示されたら [保存] をクリックし、リムーバブル ドライブ、フォルダーまたはネットワーク共有に診断結果を保存します。診断結果は CAB ファイルに保存されます。
  3. 診断結果が含まれる CAB ファイルを保存した後、インターネットに接続されている Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターにこの CAB ファイルを移動し、UploadResults.xxxx.diagcfg ファイルをダブルクリックします。指示に従って、マイクロソフト サポートに CAB ファイルをアップロードします。
Q3: MSDT によってシステム構成は変更されますか。

A3:
MSDT によりコンピューターの構成が変更されることがあります。たとえば、MSDT ではデバッグに関連したログ記録が有効になり、ユーザーには発生している問題を再現する必要が生じる場合があります。診断パッケージがトラブルシューティング情報をマイクロソフト サポートにアップロードするまで、これらのログ記録の一部は有効のままになる場合があります。また、MSDT では問題に関する詳細情報を収集する診断が有効になる場合もあります。さらに、MSDT では、ある種の診断パッケージを実行できるように、PowerShell や .NET Framework などのランタイム パッケージをインストールすることもあります。パッケージの実行が完了した時点で、MSDT により変更されたすべての構成が元に戻るとは限りません。特に、(PowerShell などの) ランタイム パッケージがインストールされる場合、ランタイム パッケージはコンピューター上にインストールされたままになることがあります。

さらに、一部の診断パッケージでは特定の問題が検出される可能性もあります。MSDT で問題を自動的に検出し、修正できる場合は、修正を適用するオプションが表示されます。修正を適用する場合、その修正により行われた変更内容は、MSDT が完了した後も残ります。

Q4: MSDT によってマイクロソフトにファイルがアップロードされた後、どのコンポーネントおよびファイルがコンピューター上に残りますか。

A4:
Q3 に記載されているように、一部の設定やランタイム コンポーネントがコンピューター上に残る場合があります。一部の診断パッケージでは、診断でトラブルシューティング情報がマイクロソフト サポートにアップロードされるまで、コンピューター上で有効のままになる場合があるトレースや特定のログが有効になることもあります。

データ収集の時点で、MSDT の診断情報は、フォルダー %WINDIR%\TEMP\SDIAG_{GUID} (GUID は診断の実行を表す) に一時的に格納されます。診断パッケージの実行が完了した後、このフォルダーは削除されます。

診断パッケージにより収集されたファイルのコピーも、ユーザーのプロファイル上に維持されます。MSDT が終了した後にマイクロソフトに送信されたデータを確認および削除するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタン
    元に戻す画像を拡大する
    [スタート] ボタン
    をクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [問題の発見と解決] をクリックします。
  3. [履歴の表示] をクリックします。
  4. 参照したい項目が表示されていない場合は、[管理者として実行されたトラブルシューティング ツールを含める] をクリックします。
  5. 項目を右クリックしてから [削除] をクリックして特定のインスタンスを個別に削除するか、[履歴のクリア] をクリックして MSDT の実行により収集されたすべての情報を削除します。
Q5: MSDT では PowerShell 実行ポリシーが変更されますか。

A5:
多くの Windows 7 ベースの診断パッケージでは、PowerShell 実行ポリシーに対する変更は行いません。ただし、リモート コンピューターから情報を収集する一部の診断パッケージでは、PowerShell 実行ポリシーを一時的に RemoteSigned ポリシーに変更し、情報収集が完了する前に構成を元のポリシーに戻す場合があります。パッケージで実行が完了する前に診断の実行をキャンセルすると、ポリシーが RemoteSigned のままになる場合があることに注意してください。

Q6: ローカライズ版の Windows オペレーティング システムで MSDT は正常に実行されますか。

A6:
MSDT は、ローカライズ版の Windows で正常に実行されます。ただし、ローカライズされているのは一部のコンテンツの記述のみです。そのため、一部のユーザー インターフェイスは英語で表示されます。

Q7: Windows Server 2008 R2 の Server Core インストールで MSDT を起動する方法を教えてください。

A7:
Windows Server 2008 R2 の Server Core インストール オプションでは、MSDT 診断パッケージの実行をサポートしていません。Server Core がインストールされている Windows Server 2008 R2 を診断する必要がある場合は、サポート エンジニアに連絡して、リモートの Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターを介して Server Core R2 から情報を収集するために使用できる、特定の診断パッケージを実行するためのパスキーを要請する必要があります。

Q8: Windows 7 または Windows Server 2008 R2 コンピューターで診断パッケージを実行する場合に、ファイアウォールまたはプロキシで許可するよう構成する必要がある URL を教えてください。

A8:
診断パッケージを実行すると、以下の URL にアクセスします。

トラブルシューティング

以下では、MSDT を実行する場合に発生する最も一般的な問題を示します。

問題 1: Windows Vista または Windows Server 2008 ベースのコンピューターで MSDT.exe を実行し、マイクロソフト サポートが提供したパスキー入力した後、"Microsoft サポート サーバーに接続時に問題が発生しました" エラーが表示される。

この問題は、ユーザーが使用したパスキーが Windows Vista または Windows Server 2008 と互換性がないことが原因で発生します。Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を搭載していないコンピューターを診断する必要がある場合は、Windows 7 以外のシステムで MSDT を実行するための URL を送信するようにサポート エンジニアに要請します。Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で実行するオフライン パッケージを生成する必要がある場合は、Q2 に記載されているように、これらのオペレーティング システムのいずれかがインストールされているコンピューター上で MSDT.exe を実行し、オフライン パッケージ (SupportPackage.*.DiagCab) を生成します。

問題 2: Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターで、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows Server 2003 または Windows XP 上で生成されたオフライン パッケージ (MSDT-Portable.exe) を実行すると、"This application is not supported on this Operating System" エラーが表示され、アプリケーションが終了する。

この問題は、オフライン パッケージが Windows 7 より前のコンピューター (Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista または Windows Server 2008) で生成され、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 と互換性がないことが原因で発生します。Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターからデータを取得する必要がある場合は、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターで使用するパスキーを送信するようにマイクロソフト サポートに要請し、このオペレーティング システムと互換性のあるオフライン パッケージを生成します。

問題 3: Windows 7 または Windows Server 2008 R2 ベースのコンピューターで MSDT.exe を実行し、パスキーを入力した後、"An error occurred while contact support provider" エラーが表示され、診断パッケージが終了する。

この問題をトラブルシューティングするには、[エラーの詳細を表示] ボタンをクリックして、エラー コードを特定します。最も一般的なエラー コードと、可能な回避策または解決策を次に示します。
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エラー コード詳細
0x80072EF3このエラーは、インターネット、またはこの資料の Q8 で前述した Web サイトにコンピューターが接続できない場合に発生します。
この問題を解決するには、コンピューターが Q8 に記載されているサイトに接続できるようにします。

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 用の MSDT は winhttp を使用してインターネットにアクセスします。ブラウザーでプロキシを使用してインターネットにアクセスし、Q8 に記載されているサイトに正常にアクセスできるなど、場合によっては、管理者権限のコマンド プロンプト ウィンドウで以下のコマンドを実行し、winhttp を構成してブラウザー プロキシ構成をインポートする必要が生じることがあります。

netsh winhttp import proxy source=ie

既定の winhttp 構成を復元するには、次のコマンドを実行します。

netsh winhttp reset proxy.この問題を回避するには、Q2 に記載されているように、インターネットに接続できる別のコンピューターを使用してオフライン パッケージを生成する方法があります。または、マイクロソフト サポート エンジニアに、オフライン パッケージを生成し、対象のコンピューターで実行するためにオフライン パッケージを送信するよう要請する方法があります。
0x80072EE2、0x80072ee7このエラーは、パッケージを保持するサーバーに接続し、インターネットからパッケージをダウンロードする際にコンピューターで問題が生じると発生します。この問題は、マイクロソフトのサーバーから診断パッケージをダウンロードする際のプロキシ構成、ネットワークの問題、または大幅な遅延に関連している場合があります。

この問題を回避するには、マイクロソフト サポート エンジニアに、オフライン パッケージを生成し、対象のコンピューターで実行するためにオフライン パッケージを送信するよう要請する方法があります。
0xC00CE558このエラーは、プロキシの問題に関連している可能性が高いネットワークの問題が存在している場合に発生することもあります。

この問題を解決するには、コンピューターが Q8 に記載されている Web サイトにアクセスできるようにします。この問題を回避するには、マイクロソフト サポート エンジニアに、オフライン パッケージを生成し、対象のコンピューターで実行するためにオフライン パッケージを送信するよう要請する方法があります。

関連情報

詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
926079 Microsoft サポート診断ツール (MSDT) に関してよく寄せられる質問

プロパティ

文書番号: 973559 - 最終更新日: 2011年11月11日 - リビジョン: 5.0
キーワード:?
kbhowto kbinfo kbfaq kbexpertiseinter kbsurveynew KB973559
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