タスク アウトライン構造をプロジェクトにインポートする

概要

別のアプリケーションから Microsoft Project にファイルをインポートする場合は、Microsoft Project がインポートしたファイルのプロジェクト アウトライン構造を生成できるようにする情報を含めることができます。

詳細情報

標準の Microsoft Project 形式以外の形式で保存されたファイルから、[アウトライン番号] フィールドを直接インポートすることはできません。 ただし、同じアウトライン構造を正しく生成する別のフィールドをインポートできます。

Microsoft Project では、"アウトライン レベル" と呼ばれるタスク フィールドを使用し、タスクがインポートされる順序タスクと組み合わせて、タスクがプロジェクトアウトライン構造に含まれる場所を決定します。 アウトライン レベル =1 のタスクは、プロジェクト アウトラインの最上位レベルです。 アウトライン レベル 2 のタスクはレベル 1 のタスクに従属し、レベル 3 のタスクはレベル 2 のタスクに従属します。次に例を示します。

コンマ区切り値 (CSV) ファイルには、次のテキストが含まれています。

1、概要タスク 1

2、タスク A

2、タスク B

2、サマリー タスク 2

3、タスク C

3、タスク D

1、サマリー タスク 3

2、タスク E

2、タスク F

このファイルが最初の 2 つのフィールドとしてアウトライン レベルと名前を持つタスク テーブルを使用して Microsoft Project にインポートされた場合、タスクは次のアウトライン構造でインポートされます。

アウトライン レベル 名前
1 1 サマリー タスク 1
2 1.1 タスク A
2 1.2 タスク B
2 1.3 サマリー タスク 2
3 1.3.1 タスク C
3 1.3.2 タスク D
1 2 サマリー タスク 3
2 2.1 タスク E
2 2.2 タスク F

メモ アウトライン番号と名前インデントは、構造を明確に示すために表示されます。