Windows 7、Windows Vista SP1 および Windows Vista SP2 でフォルダー リダイレクトを設定すると、フォルダーの表示のカスタマイズ情報が失われる場合がある

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文書番号: 979579 - 対象製品
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目次

現象

Microsoft Windows 7、Microsoft Windows Vista SP1 および Microsoft Windows Vista SP2 で、グループ ポリシーにフォルダー リダイレクトを設定している場合、フォルダー内の desktop.ini ファイルのリダイレクト先へのコピーが失敗して、フォルダーの表示のカスタマイズ情報が失われる場合があります。

たとえば、以下のように日本語名で表記されるべきフォルダー名が英語名で表記されるなどの現象が発生します。
  • C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories (アクセサリ)
  • C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories\System Tools (システム ツール)
この現象は、フォルダー リダイレクトの設定後に初めてユーザーが Windows にログオンした場合に発生します。

原因

Windows では、ファイル名、フォルダー名の表記を desktop.ini ファイルによりカスタマイズすることができます。たとえば、既定のユーザー プロファイル上の複数のフォルダーは、desktop.ini ファイルを使用しており、英語名のフォルダーが日本語名で表記されるようにカスタマイズしています。

Windows Vista SP1 以降からのフォルダー リダイレクトの動作

ドメイン環境でフォルダー リダイレクトを設定している場合、通常であれば desktop.ini ファイルもリダイレクト先へコピーされて、表記のカスタマイズ情報はリダイレクト先にも引き継がれます。しかし、Windows Vista SP1 以降では、特定の条件を満たすフォルダーでは、リダイレクト先への desktop.ini ファイルのコピーが、以下の理由で実行されないために、表記のカスタマイズ情報が引き継がれない現象が発生します。

リダイレクト先のフォルダーとリダイレクト元のフォルダーに同一名のファイルが存在する場合、Windows Vista RTM 版では、常にファイルを上書きしていましたが、Windows Vista SP1 以降では、ファイルの更新日時が新しいものを優先するように変更されました。このため、リダイレクト元のファイルがリダイレクト先のファイルよりも古い場合は、リダイレクト先にファイルはコピーされません。

回避策

この現象を回避するには、以下の方法を実行してください。

方法 1 :

初回ログオン後に、Default プロファイルの desktop.ini ファイルをリダイレクト先にコピーします。

方法 2 :

Default プロファイルから、desktop.ini ファイルよりもアルファベット順が若く、表記がカスタマイズされる以下のファイルを削除します。

C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories (アクセサリ) の場合 :
  • コマンド プロンプト (Command Prompt.lnk) ファイル
C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories\System Tools (システム ツール) の場合 :
  • コンピュータ (computer.lnk) ファイル
  • コントロール パネル (Control Panel.lnk) ファイル

状況

マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。

詳細

問題が発生する流れ

ユーザー プロファイル上の Accessories フォルダーには、OS の既定では以下のファイルが存在します。

C:\Users\<ユーザー名>\Appdata\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Accessories
  • Command Prompt.lnk
  • Desktop.ini
  • Notepad.lnk
  • Run.lnk
  • Windows Explorer.lnk
各 .lnk ファイルとフォルダー名の表記は、Desktop.ini によって日本語名にカスタマイズされています。 このフォルダーを C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories にリダイレクトする場合、フォルダー リダイレクトによるファイルのコピーはアルファベット順に行うため、まず最初に Command Prompt.lnk がコピーされます。

この時、Command Prompt.lnk の表記が日本語にカスタマイズされているため、リダイレクト先には desktop.ini ファイルが動的に作成されます。 この時点でのリダイレクト先のフォルダーの状態は、以下のようになります。

C:\profiles\Start Menu\Programs\Accessories
  • Command Prompt.lnk
  • Desktop.ini
この後、リダイレクト元からリダイレクト先への desktop.ini ファイルのコピーをします。しかし、リダイレクト先に動的に作成された desktop.ini ファイルの方が更新日時が新しいため、フォルダー名の表記を定義したリダイレクト元の desktop.ini ファイルがコピーされず、リダイレクト先ではフォルダー名が英語表記となります。

同様の条件が満たされるフォルダーにおいては、Default プロファイルからの desktop.ini のコピーに失敗し、表記のカスタマイズ情報がリダイレクト先に引き継がれません。

プロパティ

文書番号: 979579 - 最終更新日: 2010年1月19日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows 7 Enterprise
  • Windows 7 Home Premium
  • Windows 7 Professional
  • Windows 7 Starter
  • Windows 7 Ultimate
  • Windows Vista Service Pack 1
  • Windows Vista Service Pack 2
キーワード:?
kbexpertiseinter kbtshoot kbbug kbharmony KB979579
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