この資料では、受信トレイ修復ツール (SCANPST) を使って Outlook 2007 および Outlook 2010 の個人用フォルダ ファイルを修復する方法について説明します。
- 修復する個人用フォルダ ファイルのパスを確認する方法に従って、修復する個人用フォルダ ファイルのパスをコピーします。
- 受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方の手順を実行してスキャンと修復を行います。受信トレイ修復ツールを使用する作業はここで終了です。
- 修復の結果、[保存先不明] や [回復したフォルダ] といった名称のフォルダーが自動的に作成された場合は、必要に応じてデータの整理を行います。[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順では、この手順を説明しています。
※ ほとんどの場合、この 3 の操作を行う必要はありません。
Windows Vista で Outlook 2007 または Outlook 2010 を使用している場合を例に手順を記載しますが、Windows XP や Windows 7 でも基本的な操作の流れは同じです。
注 : 受信トレイ修復ツール (SCANPST) で修復できる問題は、個人用フォルダ (.pst または .ost) ファイルの損傷に伴い発生するものに限られます。その他の問題や、この資料に記載された使い方に従って手順を行っても問題が解決しない場合は、
Outlook 2007 サポート ページ
(http://support.microsoft.com/ph/11335/ja)
、または
Office.com の Outlook サポートページ
(http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/)
を参照してください。
修復する個人用フォルダ ファイルのパスを確認する方法
最初に、受信トレイ修復ツール (SCANPST) を使用して修復を行う個人用フォルダ ファイルのパスを確認し、コピーしておきます。
- [スタート] ボタンをクリックし [コントロール パネル] をクリックします。
- [ユーザー アカウント] または [ユーザー アカウントと家族のための安全設定] をクリックします。
画面が切り替わったら [メール] をクリックします。
注: 表示方法が [カテゴリ表示] 以外の場合は [メール] をダブル クリックします。
- [データ ファイル] をクリックします。
注: 2 つ以上のプロファイルを設定している場合は、[データ ファイル] をクリックせず、以降 [複数のプロファイルを使用している場合] セクションの手順に従ってください。
- [アカウント設定] ダイアログの [データ ファイル] タブ画面で、「既定」のコメントが設定されている個人用フォルダ ファイルをクリックして選択後、[フォルダを開く] ボタン または [ファイルの場所を開く] ボタンをクリックします。
注意:
- Windows 7 の場合、名前の前にチェックが入っているのが既定の個人用フォルダ ファイルです。
- [<your name>] 部分にはコンピューターにログオンしたユーザー名が入りますので、お使いの環境に応じて変わります。
- 別画面で個人用フォルダ ファイルの保存先フォルダが表示されるので、選択状態のファイルのファイル名をメモしておきます。
- アドレスバーの左端にあるフォルダー アイコンをクリックしてパスを表示します。
- 青く選択されたパスの上 (赤で囲んだ部分) で右クリックし、[コピー] をクリックします。
- パスのコピーが完了したら、右上の [閉じる] ボタン をクリックして画面を閉じます。
- 続いて [閉じる] をクリックして、[アカウント設定] ダイアログも閉じます。
- その他開いている画面があれば、[閉じる] または [キャンセル] をクリックしてすべて閉じます。
以上で修復する個人用フォルダ ファイルのパスの確認は完了です。引き続き
受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方の手順を実行します。
複数のプロファイルを使用している場合
Outlook で複数のプロファイルを使用している場合は、[メール設定] 画面の [プロファイルの表示] ボタンをクリックして、以下の手順に従ってください。
- [メール] 画面で、問題が発生しているデータ ファイルを含むプロファイルをクリックします。
- [プロパティ] をクリックします。
- [メール設定] 画面で [データ ファイル] をクリックします。
- 以降、[修復する個人用フォルダ ファイルのパスを確認する方法] の手順 5 ~ 10 に従って、データ ファイルのパスをコピーします。
受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方
- Outlook 2010 または Outlook 2007 が起動していたら、終了しておきます。
- [スタート] ボタン をクリックし、[コンピューター] を開き、以下の順番でフォルダーを辿ります。
- お使いの製品が Office 2007 の場合は、[ローカル ディスク (C:)]、[Program Files] または [Program Files (x86)]、[Microsoft Office]、[Office12] を順にクリックします。
- お使いの製品が Office 2010 の場合は、[ローカル ディスク (C:)]、[Program Files]、[Program Files (x86)]、[Microsoft Office]、[Office14] を順にクリックします。
表示されたウィンドウ内にある SCANPST をダブル クリックで実行します。
※ ウィンドウを開いた状態でキーボードの "S” のキーを数回押すと SCANPST が選択されます。
- 受信トレイ修復ツール画面が起動したら、[参照] ボタンをクリックします。
- [スキャンするファイルの選択] 画面下部にある [ファイル名] の欄で右クリックし、[貼り付け] をクリックします。
修復する個人用フォルダ ファイルのパスを確認する方法の手順 6 でコピーしたパスを [スキャンするファイル名(F)] の欄に貼り付けて [開く] をクリックします。
- 修復したい個人用フォルダ ファイルをクリックして選択し、[開く] をクリックします。
※個人用フォルダ ファイルが複数ある場合は、修復する個人用フォルダ ファイルのパスを確認する方法の手順 5 でメモした名前を選択します。
- 受信トレイ修復ツール画面の [開始] ボタンをクリックして、指定した個人用フォルダ ファイルのスキャン作業を開始します。
スキャンが完了すると、以下のようなレポート画面が表示されます。
メッセージが表示されたら、[修復] ボタンをクリックして個人用フォルダファイルの修復を開始します。
注: [修復する前にスキャンしたファイルのバックアップを作成] チェック ボックスがオンの状態のまま修復を実行することをお勧めします。このチェック ボックスをオンにすると、元の個人用フォルダ ファイルのバックアップファイルが、同じ場所に "<元のファイル名>.bak" という名前で保存されます。
注: 修復を実行するとデータ量などにより一時的にパソコンが操作不能状態になる事がありますが、修復中の正常動作ですので強制終了などはせずに修復完了までお待ちください。
- "修復が完了しました。" とメッセージが表示されたら、[OK] をクリックして、受信トレイ修復ツールを終了します。
- 以上で修復は終了です。Outlook を起動して、正常に起動できるかどうかを確認してください。
修復の結果、[保存先不明] や [回復したフォルダ] といった名称のフォルダーが自動的に作成される場合があります。この場合は、[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順に進み、手動で別のフォルダーを作成してメールを移動します。
※ ほとんどの場合、以下の操作を行う必要はありません。[保存先不明] や [回復したフォルダ] のみご確認ください。
[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順
受信トレイ修復ツール (SCANPST) で個人用フォルダ ファイルの修復を行った結果、Outlook の [メール フォルダ] リストに [保存先不明] フォルダーや、[回復したフォルダ] などの一時フォルダーが自動的に作成される場合があります。
この場合は以下の手順に従って、まず新しい個人用フォルダを作成し、次に [保存先不明] フォルダーや [回復したフォルダ] などに保存されているメール アイテムを、新しく作成した個人用フォルダへ移動します。
- Outlook 2007 または Outlook 2010 を起動します。
- ここで [保存先不明] フォルダー内のメールを移動するための個人用フォルダを新しく作成しておきます。[ファイル] メニュー – [データ ファイルの管理] をクリックします。
- [アカウント設定] 画面の [データ ファイル] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
- [データ ファイルの種類] ボックスの一覧から、[Office Outlook 個人用フォルダ ファイル (.pst)] をクリックします。次に、[OK] をクリックします。
- [Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] 画面で、[ファイル名] ボックスに任意の新しい個人用フォルダファイル名を入力して [OK] をクリックします。
- [Microsoft 個人用フォルダの作成] 画面で、Outlook のフォルダ一覧や Outlook バーに表示する任意の名前を [名前] ボックスに入力します。
- 新しく作成する個人用フォルダにパスワードを設定する場合は、[パスワード] および [パスワードの確認] に任意のパスワードを入力してから [OK] をクリックします。設定しない場合は空欄のまま [OK] をクリックします。
注 : [パスワード] および [パスワードの確認] ボックスでパスワードを設定すると、Outlook の起動時など、この個人用フォルダを開く際にパスワードが要求されるようになります。ただし [パスワードをパスワード一覧に保存] チェック ボックスをオンにすると、そのユーザー (この例では "<your name>" ) で Windows にログオンしている場合に限り、パスワードは要求されなくなります。
- [アカウント設定] ダイアログ ボックスの [データ ファイル] ボックスの一覧に、作成した個人用フォルダが表示されていることを確認して、[閉じる] ボタンをクリックします。
- 作成した個人用フォルダが [メール フォルダ] リストに追加されたことを確認します。
- 追加された個人用フォルダを右クリックし、メニューの [フォルダの作成] をクリックして、回復したアイテムを保存するフォルダを作成します。
- [新しいフォルダの作成] 画面で、[名前] ボックスに任意の名前を入力し、[フォルダを作成する場所] リストで、手順 9 で追加された個人用フォルダ (この例では "新 個人用フォルダ") をクリックして [OK] をクリックします。
- [保存先不明] フォルダーまたは [回復したフォルダ] 内に格納された メール アイテムを、ドラッグ アンド ドロップなどの方法で、作成したフォルダー (この例では "回復したメールの保存用") に移動します。
Outlook 2007 のメッセージの保存や修復の方法については、次のサポート技術情報を参照してください。
932567
(http://support.microsoft.com/kb/932567/ja/
)
Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップする方法
932568
(http://support.microsoft.com/kb/932568/ja/
)
Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータを復元する方法
829918
(http://support.microsoft.com/kb/829918/ja/
)
Outlook 2007 および Outlook 2003 で新しい電子メール プロファイルを作成する方法
文書番号: 979726 - 最終更新日: 2014年1月10日 - リビジョン: 5.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Outlook 2010
- Microsoft Office Outlook 2007
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