文書番号: 979726 - 最終更新日: 2010年9月6日 - リビジョン: 3.1

Outlook 2007 の受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方

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Microsoft Outlook 2002 については、次の資料を参照してください。880983? (http://support.microsoft.com/kb/880983/JA/ )
Microsoft Outlook 2003 については、次の資料を参照してください。881358? (http://support.microsoft.com/kb/881358/JA/ )

目次

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はじめに

この資料では、Microsoft Office Outlook 2007 の個人用フォルダ (.pst) ファイルの損傷を修復するために用意されている、受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方について、次の手順で説明します。
  1. 作業を始める前にセクションを参照し、受信トレイ修復ツールで修復を行う個人用フォルダ (.pst) ファイルが保存されているフォルダーを表示できるようにしておきます。
  2. 修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスを確認する方法に従って、修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスを確認、メモします。
  3. 受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方の手順を実行してスキャンと修復を行います。受信トレイ修復ツールを使用する作業は、これで終了です。
  4. 手順 3 までで受信トレイ修復ツールの使い方についての説明は終了ですが、修復の結果、復元したメールを一時的に保存しておくためのフォルダー ( [保存先不明] 、[回復したフォルダ] など) が自動的に作成される場合があります。この場合、手動で別のフォルダーを作成し、一時的なフォルダーに保存されたメールを移動します。[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順では、この手順を説明しています。
: 受信トレイ修復ツール (SCANPST) で修復できる問題は、個人用フォルダ (.pst) ファイルの損傷に伴い発生するものに限られます。その他の問題や、この資料に記載された使い方に従って手順を行っても問題が解決しない場合は、Outlook 2007 サポート ページ (http://support.microsoft.com/ph/11335/ja) 、または Office.com の Outlook サポートページ (http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/) を参照してください。

詳細

作業を始める前に?

Microsoft Windows では、既定で隠しファイル、および隠しフォルダーを表示しない状態に設定されています。Outlook 2007 個人用フォルダ (.pst) ファイルは、隠しフォルダーに保存されているため、そのままでは表示されません。作業の前に、次の手順に従って設定を変更し、隠しフォルダーを表示できるようにしておきます。
  1. [スタート] ボタン をクリックし、[コントロール パネル]、[デスクトップのカスタマイズ]、[フォルダ オプション] の順にクリックします。
  2. [表示] タブの [詳細設定] で、[すべてのファイルとフォルダを表示する]、[OK] の順にクリックします。
    Windows 7 をお使いの場合は、同じく [表示] タブの [詳細設定] で、[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]、[OK] の順にクリックします。

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    [フォルダ オプション] の [表示] タブ画面

修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスを確認する方法

最初に、受信トレイ修復ツール (SCANPST) を使用して修復を行う個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスを確認し、メモしておきます。以下では、例として Windows Vista または Windows 7 で Outlook 2007 を使用している場合の手順を記載します。

  1. Outlook 2007 を起動します。

    : 2 つ以上のプロファイルが存在する場合は、問題が発生した個人用フォルダ (.pst) ファイルを含むプロファイルで Outlook を起動します。

    元に戻す画像を拡大する
    Outlook 起動時に表示される [プロファイルの選択] 画面


    プロファイルの選択方法については、次のサポート技術情報の「起動時に使用するプロファイルを選択する方法」を参照してください。

    932569? (http://support.microsoft.com/kb/932569/ja/ ) Outlook 2007 で新しいプロファイルを追加する方法および起動時に使用するプロファイルを選択する方法

  2. [ファイル] メニュー?- [データ ファイルの管理] をクリックします。

    元に戻す画像を拡大する
    [ファイル] メニューの中にある [データ ファイルの管理] オプション


  3. [アカウント設定] ダイアログの [データ ファイル] タブ画面で、修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルをクリックして選択後、[フォルダを開く] ボタンをクリックします。

    元に戻す画像を拡大する
    [アカウント設定]の [データ ファイル] タブ画面と [フォルダを開く] ボタン


  4. フォルダーが開いたら、アドレス バーの左端にあるフォルダー アイコンをクリックしてパスを表示します。

    元に戻す画像を拡大する
    アドレス バーの左端にあるフォルダー アイコン


  5. 表示された、個人用フォルダ (.pst) ファイルが保存されているパスをメモしておきます。

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    アドレス バーに表示される個人用フォルダ (.pst) ファイルのパス


  6. パスをメモしたら、右上の [閉じる] ボタン
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    [閉じる] ボタン
    ?をクリックして画面を閉じます。
  7. 続いて [閉じる] をクリックして、[アカウント設定] ダイアログも閉じます。
  8. 以上で、修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスの確認は完了です。引き続き受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方の手順を実行します。

受信トレイ修復ツール (SCANPST) の使い方

  1. Outlook 2007 を終了します。
  2. 受信トレイ修復ツール(SCANPST) を起動します。[スタート] ボタン
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    [スタート] ボタン
    ?をクリックし、[検索の開始] ボックス (Windows 7 では [プログラムとファイルの検索] ボックス) に、次のパス (最初の % から SCANPST まで) をコピーしてから貼り付けるか、またはキーボードで入力します。

    %programfiles%\Microsoft Office\Office12\SCANPST
    (お使いの Windows が 32 ビットの場合)
    %programfiles% (x86)\Microsoft Office\Office12\SCANPST
    (お使いの Windows が 64 ビットの場合)

    注意事項
    • 64 ビット用のパスの "%programfiles%" と "(x86)" との間には半角スペースが入りますので、キーボードで入力する場合はご注意ください。
    • キーボードで入力する場合、"\" (バック スラッシュ) 部分には代わりに "?" (円記号) を入力してください。
    • お使いの Windows が 32 ビットか 64 ビットかによってパスが変わります。わからない場合は、次のサポート技術文書を参照し確認してください。

      958406? (http://support.microsoft.com/kb/958406/ja/ ) 自分のパソコンが 32 ビット版か 64 ビット版かを確認したい


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    [検索の開始] ボックスに貼りつけたファイル パス


  3. 検索結果に表示された SCANPST (scanpst.exe) をクリックし、受信トレイ修復ツールを起動します。

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    検索結果に表示された scanpst.exe


  4. 受信トレイ修復ツール画面の [参照] ボタンをクリックします。

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    受信トレイ修復ツールの [参照] ボタン


  5. [スキャンするファイルの選択] 画面を使用して、修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルのパスを確認する方法の手順 5 でメモしたパスを開きます。

    たとえばパスが C:\Users\<your name>\AppData\Local\Microsoft\Outlook であった場合は、まず画面左側の [コンピュータ] リンクをクリックします。次に画面右側で、[ローカルディスク (C:)] - [ユーザー] - [<your name>] - [AppData] ? [Local] ? [Microsoft] ? [Outlook] の順にそれぞれダブル クリックして開いていきます。

    注意事項
    • [<your name>] 部分にはコンピューターにログオンしたユーザー名が入りますので、お使いの環境に応じて変わります。
    • [AppData] フォルダーが見つからない場合、お使いのコンピューターで [隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない] オプションが有効になっています。この場合、一度 [スキャンするファイルの選択] 画面を閉じた後、この手順の最初に記載されている作業を始める前にに従って [すべてのファイルとフォルダを表示する] オプションを有効にしてください。その後、再度受信トレイ修復ツールの [参照] ボタンをクリックして [スキャンするファイルの選択] 画面を開き、手順 5 を行います。

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    [スキャンするファイルの選択] 画面の [コンピュータ] リンクと [ローカルディスク]


  6. 修復する個人用フォルダ (.pst) ファイルをクリックして選択し、[開く] をクリックします。

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    [スキャンするファイルの選択] 画面で選択された個人用フォルダ (.pst) ファイルと [開く] ボタン


  7. 受信トレイ修復ツール画面の [開始] ボタンをクリックして、指定した個人用フォルダ (.pst) ファイルのスキャン作業を開始します。

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    [受信トレイ 修復ツール] 画面の [開始] ボタン


  8. 個人用フォルダ (.pst) ファイルのスキャンが完了すると、下のようなレポート画面が表示されます。"このファイルに多少の矛盾が見つかりました。ファイルを修復する場合は、[修復] をクリックしてください。" と、メッセージが表示されたら、[修復] ボタンをクリックして個人用フォルダ (.pst) ファイルの修復を開始します。

    : [修復する前にスキャンしたファイルのバックアップを作成] チェック ボックスがオンの状態のまま修復を実行することをお勧めします。このチェック ボックスをオンにすると、元の個人用フォルダ (.pst) ファイルのバックアップ ファイルが、同じ場所に "<元のファイル名>.bak" という名前で保存されます。

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    [受信トレイ修復ツール] の結果レポート画面と [修復] ボタン


  9. "修復が完了しました。" とメッセージが表示されたら、[OK] をクリックして、受信トレイ修復ツールを終了します。

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    [受信トレイ修復ツール] の修復結果画面と [OK] ボタン


  10. 受信トレイ修復ツールの使い方についての説明は以上で終了ですが、修復の結果、復元したメールを一時的に保存しておくためのフォルダー ( [保存先不明] 、[回復したフォルダ] など) が自動的に作成される場合があります。この場合は、[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順に進み、手動で別のフォルダーを作成し、一時的なフォルダーに保存されたメールを移動します。

[保存先不明] フォルダーが作成されていた場合の対応手順

受信トレイ修復ツール (SCANPST) で個人用フォルダ (.pst) ファイルの修復を行った結果、Outlook の [メール フォルダ] リストに [保存先不明] フォルダーや、[回復したフォルダ] などの一時フォルダーが自動的に作成される場合があります。この場合は以下の手順 に従って、まず新しい個人用フォルダを作成し、次に [保存先不明] フォルダーや [回復したフォルダ] などに保存されているメール アイテムを、新しく作成した個人用フォルダへ移動します。
  1. Outlook 2007 を起動します。

    : 2 つ以上のプロファイルが存在する場合は、修復した個人用フォルダ (.pst) ファイルを含むプロファイルで Outlook を起動します。

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    Outlook 起動時に表示される [プロファイルの選択] 画面


    プロファイルの選択方法については、次のサポート技術情報の「起動時に使用するプロファイルを選択する方法」を参照してください。

    932569? (http://support.microsoft.com/kb/932569/ja/ ) Outlook 2007 で新しいプロファイルを追加する方法および起動時に使用するプロファイルを選択する方法

  2. ここで [保存先不明] フォルダー内のメールを移動するための個人用フォルダを新しく作成しておきます。[ファイル] メニュー ? [データ ファイルの管理] をクリックします。

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    [ファイル] メニューの中にある [データ ファイルの管理] オプション


  3. [アカウント設定] 画面の [データ ファイル] タブをクリックし、[追加] をクリックします。

    元に戻す画像を拡大する
    [アカウント設定] の [データ ファイル] タブ画面と [追加] ボタン


  4. [データ ファイルの種類] ボックスの一覧から、[Office Outlook 個人用フォルダ ファイル (.pst)] をクリックします。次に、[OK] をクリックします。

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    [新しい Outlook データファイル] 画面の [データファイルの種類] 一覧と [OK] ボタン


  5. [Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] 画面で、[ファイル名] ボックスに任意の新しい個人用フォルダ (.pst) ファイル名を入力して [OK] をクリックします。

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    [Outlook データ ファイルを開くまたは作成する] 画面の [ファイル名] ボックスと [OK] ボタン


  6. [Microsoft 個人用フォルダの作成] 画面で、Outlook のフォルダ一覧や Outlook バーに表示する任意の名前を [名前] ボックスに入力します。

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    [Microsoft 個人用フォルダの作成] 画面の [名前] ボックス


  7. 新しく作成する個人用フォルダにパスワードを設定する場合は、[パスワード] および [パスワードの確認] に任意のパスワードを入力してから [OK] をクリックします。設定しない場合は空欄のまま [OK] をクリックします。

    ?: [パスワード] および [パスワードの確認] ボックスでパスワードを設定すると、Outlook の起動時など、この個人用フォルダを開く際にパスワードが要求されるようになります。ただし [パスワードをパスワード一覧に保存] チェック ボックスをオンにすると、そのユーザー (この例では "<your name>" ) で Windows にログオンしている場合に限り、パスワードは要求されなくなります。

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    Microsoft 個人用フォルダの作成] 画面の [パスワード] セクションと [OK] ボタン


  8. [アカウント設定] ダイアログ ボックスの [データ ファイル] ボックスの一覧に、作成した個人用フォルダが表示されていることを確認して、[閉じる] ボタンをクリックします。

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    [アカウント設定] の [データ ファイル] 画面の作成済み個人用フォルダと [閉じる] ボタン


  9. 作成した個人用フォルダが [メール フォルダ] リストに追加されたことを確認します。

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    [メール フォルダ] リストに表示された新個人用フォルダ


  10. 追加された個人用フォルダを右クリックし、メニューの [フォルダの作成] をクリックして、回復したアイテムを保存するフォルダを作成します。

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    個人用フォルダを右クリックして表示されるショートカット メニューにある [フォルダの作成]


  11. [新しいフォルダの作成] 画面で、[名前] ボックスに任意の名前を入力し、[フォルダを作成する場所] リストで、手順 9 で追加された個人用フォルダ (この例では "新 個人用フォルダ") をクリックして [OK] をクリックします。

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    [新しいフォルダの作成] 画面の [フォルダを作成する場所] リストと [OK] ボタン


  12. [保存先不明] フォルダーまたは [回復したフォルダ] 内に格納された メール アイテムを、ドラッグ アンド ドロップなどの方法で、作成したフォルダー (この例では "回復したメールの保存用") に移動します。

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    個人用フォルダの中に作成された新しいメール アイテム用フォルダー


関連情報

Outlook 2007 のメッセージの保存や修復の方法については、次のサポート技術情報を参照してください。
932567? (http://support.microsoft.com/kb/932567/ja/ ) Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータをバックアップする方法
932568? (http://support.microsoft.com/kb/932568/ja/ ) ?Outlook 2007 で受信トレイ、連絡先、予定表、仕事、メモ、履歴などのデータを復元する方法
829918? (http://support.microsoft.com/kb/829918/ja/ ) Outlook 2007 および Outlook 2003 で新しい電子メール プロファイルを作成する方法

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2007
キーワード:?
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