[SDK32] Win32 ダイレクトドライブアクセス方法について

概要

この資料は、Win32 ベースのアプリケーション内で、物理的ハードドライブをダイレクトディスクアクセス (raw I/O) する方法について説明したものです。

内容

Win32 ベースのアプリケーション内で、物理的ハードドライブをダイレクトディスクアクセス (raw I/O) するためには、以下に示すようなの記述によってオープンしてください。
¥¥.¥PhysicalDriveN
ここで N は 0,1,2 等に置き換えられ、システム内のそれぞれの物理ドライブに相当します。


論理ドライブをダイレクトアクセスするためには、以下に示すような記述でオープンしてください。
¥¥.¥X:
ここで X: は、パーティション文字、フロッピー ディスクドライブあるいは、CD-ROM ドライブに置き換えられます。

詳細

ドライブに対して適切なアクセス権を持つデバイス名で、CreateFile() アプリケーションプログラミング インターフェイス (API) を使用して、物理あるいは論理ドライブをオープンすることができます。(この場合、あなたは管理者でなければなりません。)ドライブにアクセスするために CreateFile() の FILE_SHARE_READ と FILE_SHARE_WRITE フラグを使用しなければなりません。


一度、物理あるいは論理ドライブをオープンしたら、全ドライブ上のデータに対してダイレクト I/O を施行できます。ダイレクトディスク I/O を施行する場合、セクタサイズの倍数で読み込みや書き込みを行わなければならず、セクタ境界線上でシークしなければなりません。IOCTL_DISK_GET_DRIVE_GEOMETRY を使用して、DeviceIoControl() をコールすることによって、1 セクタあたりのバイト数、セクタ数、1 トラックあたりのセクタ数等を得られ、必要なバッファーサイズを計算できます。


Win32 ベースのアプリケーションは、内部的な Windows NT オブジェクト名を使用してファイルをオープンする事はできません。たとえば、
¥Device¥CdRom0
によって CD-ROM ドライブをオープンしようとしてもできません。アプリケーションは、すべての有効な Win32 デバイス名のリストを取得するためと、特定の Win32 デバイス名のマッピングと、内部的な Windows NT オブジェクト名を確かめるために QueryDosDevice() API を使用できます。特権レベルで起動しているアプリケーションは、DefineDosDevice() API をコールし、Win32 デバイスマッピングを定義、再定義、あるいは削除することができます。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
100027 (最終更新日 1998-03-31) をもとに作成したものです。


プロパティ

文書番号:100027 - 最終更新日: 2004/01/23 - リビジョン: 1

フィードバック