既存の Windows NT 共有の保存と復元

概要

以下を行うさい、元の Windows NT コンピュータの共有名を、新たにインストールした Windows で復元できます。なお、これには割り当てられているアクセス許可も含みます。


- 既存のコンピュータに Windows NT を再インストールする (アップグレードではなく新規インストール)。


- あるサーバーのデータ ドライブをすべて別のサーバーへ移動する。


- 既に Windows NT がインストールされているコンピュータ上の別のディレクトリまたはドライブに Windows NT をインストールする。

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要です。Microsoft は、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。


Windows NT 上の既存の共有名とそのアクセス許可だけを保存するには


注 : この手順は、NetBIOS 共有に対してのみ有効で、Macintosh ボリュームには適用できません。


  1. 保存する共有名とアクセス許可のある Windows NT コンピュータ上で、レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を実行します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。
    SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Shares
  3. [レジストリ] メニューの [キーの保存] をクリックします。
  4. ファイル名 (ファイル拡張子は必要ありません) を入力して、レジストリ ファイルをフロッピー ディスクに保存します。
  5. Windows NT を再インストールします。
  6. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を実行します。
  7. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリーから、次のキーに移動します。
    SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Shares
  8. [レジストリ] メニューの [復元] をクリックします。
  9. 手順 3. および手順 4. で保存したファイルのパスとファイル名を指定します。


    警告 : この手順を実行すると、Windows NT コンピュータ上に既にあるすべての共有が、レジストリ ファイル内にある共有名とアクセス許可に置き換えられます。復元が実行される前に、警告のメッセージが表示されます。


    注 : この手順を実行後に、Shares キーを復元すべきではないと判断した場合は、コンピュータを再起動し、Space キーを押して前回正常起動時の構成をロードします。
  10. サーバーを再起動します。
Shares キーの復元後は、ネットワーク クライアントから共有を使用することができます。サーバーで NET SHARES を実行すると共有が表示されますが、ファイル マネージャでは表示されません。復元した共有をファイル マネージャで表示させるには、サーバー上で共有を新しく作成します。次に、サーバーを再起動するか、サーバー サービスを停止してから再起動すると、ファイル マネージャにその他の共有がすべて表示されます。


Windows NT 3.5 では、ファイル マネージャで [共有解除] を選択すると、復元した共有は表示されますが、灰色表示になります。


復元されるのは、ドメイン ユーザーのアクセス許可だけです。変更前の Windows NT で作成したローカル ユーザーについては、そのローカル ユーザーの一意のセキュリティ識別子 (SID) は失われます。


Shares キーを保存したり、復元しても、ディレクトリとファイルに対する NTFS アクセス許可には影響はありません。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
125996 (最終更新日 2000-10-16) をもとに作成したものです。


プロパティ

文書番号:125996 - 最終更新日: 2004/09/15 - リビジョン: 1

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