[OLE] エラー 2147352573 のトラブルシューティング

概要

この資料は OLE オートメーション エラー 2147352573 (0x80020003) のいくつかの一般的な原因、トラブルシューティングのステップを提供します。


このエラーは DISP_E_MEMBERNOTFOUND として表わされています。

詳細

原因 1

wFlags に DISPATCH_METHOD のみを設定してコールし、dispid はプロパティを識別している場合。

回避方法 1

IDispatch::Invoke() の Win32 SDK の文書には dispid がプロパティを示している場合、DISPATCH_PROPERTYGET フラグも設定しなければならないと書いてあります。この問題は一般的に Microsoft Office 95 タイプのライブラリから Microsoft Visual C++を使ってクラス ラッパを生成した場合に発生します。DISPATCH_PROPERTGET フラグを使用するプロパティを取得するいかなる InvokeHelper() コールに対し、生成された .cpp ファイルを明示的に修正しなければなりません。もし Microsoft Office 97 タイプのライブラリを使用している場合は、Microsoft Visual C++クラス ウィザードによって、これは自動的に行われます。

原因 2

誤った IDispatch のポインタを使用している場合。

回避方法 2

これは典型的に Microsoft Office 97 のアプリケーションや階層オブジェクトモデルを持つアプリケーションを使用して OLE オートメーションを使用する場合に発生します。Y オブジェクトの IDispatch ポインタで、X オブジェクトを表わすオブジェクトを COleDispatchDriver クラスで初期化している可能性があります。このエラーは Microsoft Office 95 や 1 つの IDispatch の実装を伴うアプリケーションでは、基本的に発生することはありません。これは X オブジェクトと Y オブジェクトの両方ともが 1 つの IDispatch インターフェイスによって実装されるため、競合は発生しません。

原因 3

無効な dispid を使用している場合。

回避方法 3

サーバーに無効な dispid を指定して IDispatch::Invoke() をコールすることはできません。正しい dispid であるかを確認するために、IDispatch::GetIDsOfNames() を使用することができます。

関連情報

IDispatch や OLE オートメーションの詳細情報を知りたい場合には Tech note TN039"MFC/OLE Automation Implementation" を参照してください。


タイプ ライブラリの情報やマイクロソフト Visual C++ でのタイプ ライブラリの使用方法の詳細情報を知りたい場合には、マイクロソフト Win32 Software Development Kit ヘルプ; "type libraries, importing with ClassWizard" で検索してください。


関連情報を知りたい場合にはマイクロソフト Knowledge Base の以下のアーティクルを参照してください。
Article-ID :
165273
Title : BUG: XL97 Errors Using OLE Automation

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
172108 (最終更新日 1998-01-20) をもとに作成したものです。


プロパティ

文書番号:172108 - 最終更新日: 2005/07/11 - リビジョン: 1

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