Windows インストーラーのログの記録を有効にする方法

適用対象: Windows 10, version 1903Windows Server, version 1903Windows 10, version 1809

Microsoft Windows XP については、314852 を参照してください。

概要


Windows には、Windows インストーラーの問題を診断するために役立つ、レジストリで有効にするログ記録サービスがあります。 ここでは、このログ記録サービスを有効にする方法について説明します。


注: この資料に記載されているレジストリ エントリはすべての Windows オペレーティング システムに対して有効です。

詳細情報


Windows インストーラーでは、ソフトウェア パッケージをインストールする際の問題の解決にログ記録を使用することができます。 このログ記録を有効にするには、キーと値をレジストリに追加します。 このエントリを追加し、有効にした後に、問題のインストールを再試行すると、Windows インストーラーで進行状況が追跡され、Temp フォルダーに投稿されます。 新しいログのファイル名はランダムですが、 先頭に "Msi" という文字が付き、ファイルの拡張は ".log" になります。 Temp フォルダーを確認するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。
 
cd %temp% 

Windows インストーラーのログ記録を手動で有効にするには、次のセクションを参照してください。

Windows インストーラのログの記録を有効にする


重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。 レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。 レジストリを変更する際には十分に注意してください。 万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。 問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。 レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。

322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

Windows インストーラのログの記録を手動で有効にするには、Regedit.exe を使用してレジストリを開き、次のサブキーとキーを作成します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\Installer
種類: Reg_SZ
値: Logging
値: voicewarmupx

[値] フィールドの文字は任意の順序にすることができます。 各文字で、異なるログ記録モードが有効になります。 MSI バージョン 1.1 の場合、各文字の実際の機能は次のとおりです。  

v - 詳細出力
o - ディスク領域不足メッセージ
i - 状態メッセージ
c - UI パラメータの初期値
e - すべてのエラー メッセージ
w - 致命的ではない警告
a - アクションのスタートアップ
r - 特定のアクションの記録
m - メモリ不足または致命的な終了に関する情報
u - ユーザーの要求
p - ターミナルのプロパティ
+ - 既存のファイルに追加
! - 各行をログにフラッシュ
x - その他のデバッグ情報。 "x" フラグは、Windows Server 2003 以降のオペレーティング システム、および MSI 再頒布可能バージョン 3.0 以降の MSI 再頒布可能コンポーネントでのみ使用できます。

"*" - ワイルドカード: v および x オプションを除くすべての情報をログに記録します。 v および x オプションを含めるには、「/l*vx」と指定します。

注: この変更はトラブルシューティング目的にのみ行ってください。また、システムのパフォーマンスとディスク領域に悪影響があるため、変更したままにしないでください。 変更したままでは、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] を使用するたびに、新しい Msi*.log ファイルが作成されます。 ログ記録を無効にするには、[ログの記録] のレジストリ値を削除します。

グループ ポリシーによって、Windows インストーラのログの記録を有効にする方法

グループ ポリシーを使用してログ記録を有効にするには、適切な OU またはディレクトリ グループ ポリシーを編集します。 グループ ポリシーで [コンピューターの構成]、[管理用テンプレート]、[Windows コンポーネント] を順に展開し、[Windows インストーラー] を選択します。

[ログの記録] をダブルクリックし、[有効] をクリックします。 [ログの記録] ボックスにログに記録するオプションを入力します。 ログ ファイルの Msi.log がシステム ボリュームの Temp フォルダーに生成されます。

MSI ログ記録の詳細については、Windows ヘルプを参照してください。 ヘルプを参照するには、「msi ログ記録」という語句を入力して検索し、グループ ポリシーでコンピューターのオプションを管理する方法に関するトピックを参照してください。 

注: "x" フラグの追加は、ネイティブでは Windows Server 2003 以降のオペレーティング システム、MSI 再頒布可能バージョン 3.0 以降の MSI 再頒布可能コンポーネントで使用できます。