カスタム ASP エラー ページの作成

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この記事は、マイクロソフトがサポートを提供しなくなった製品について記述しています。 したがって、この記事は「現状のまま」で提供され、更新されることはありません。

概要

Microsoft Internet Information Services (IIS) Version 5.0 では、カスタムの Active Server Pages (ASP) エラー ページを作成する機能が導入されています。これを行うために、組み込みの ASP Server オブジェクトに対する新しいメソッド Server.GetLastError() と、このメソッドによって返される新しいオブジェクト ASPError が追加されています。

詳細

ASP ページのコンパイルまたは実行中にエラーが発生すると、IIS は 500;100 エラーを生成し、Server.Transfer() メソッドを実行して現在定義されているカスタム エラー ページに制御を渡します (デフォルトで定義されているページは /iishelp/common/500-100.asp です)。Server.Transfer() メソッドの詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の次の資料を参照してください。
219294 How to Use the Server.Transfer Method
カスタム エラー ページに制御が移行すると、Server.GetLastError() メソッドを使用して発生したエラーに関する詳細な情報を入手することができます。Server.GetLastError() メソッドは、以下の表に示すようなプロパティを持つ ASPError オブジェクトを返します (この表は、IIS 5.0 のオンライン マニュアルにも記載されています)。
ASPCode
IIS で生成されたエラー コードを返します。
Number
標準の COM エラー コードを返します。
Source
エラーが、ASP の内部、スクリプト言語、オブジェクトのどこで発生したかを示します。
File
エラーが発生したときに処理していた .asp ファイルの名前を示します。
Line
エラーを生成した .asp ファイル内の行を示します。
Description
エラーの簡単な説明を返します。
ASPDescription
ASP 関連のエラーである場合は、エラーの詳細な説明を返します。
以下にカスタム ASP エラー ページを設定するための手順を説明します。
  1. 次の ASP コードを Scripts フォルダの中に "My500.asp" (引用符を除く) という名前で保存します。

    <%@Language="VBSCRIPT"%>
    <%
    Option Explicit
    On Error Resume Next
    Response.Clear
    Dim objError
    Set objError = Server.GetLastError()
    %>
    <html>
    <head>
    <title>ASP 500 Error</title>
    <style>
    BODY { FONT-FAMILY: Arial; FONT-SIZE: 10pt;
    BACKGROUND: #ffffff; COLOR: #000000;
    MARGIN: 15px; }
    H2 { FONT-SIZE: 16pt; COLOR: #ff0000; }
    TABLE { BACKGROUND: #000000; PADDING: 5px; }
    TH { BACKGROUND: #0000ff; COLOR: #ffffff; }
    TR { BACKGROUND: #cccccc; COLOR: #000000; }
    </style>
    </head>
    <body>

    <h2 align="center">ASP 500 Error</h2>

    <p align="center">An error occurred processing the page you requested.<br>
    Please see the details below for more information.</p>

    <div align="center"><center>

    <table>
    <% If Len(CStr(objError.ASPCode)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">IIS Error Number</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.ASPCode%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.Number)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">COM Error Number</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.Number%>
    <%=" (0x" & Hex(objError.Number) & ")"%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.Source)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">Error Source</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.Source%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.File)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">File Name</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.File%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.Line)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">Line Number</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.Line%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.Description)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">Brief Description</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.Description%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    <% If Len(CStr(objError.ASPDescription)) > 0 Then %>
    <tr>
    <th nowrap align="left" valign="top">Full Description</th>
    <td align="left" valign="top"><%=objError.ASPDescription%></td>
    </tr>
    <% End If %>
    </table>

    </center></div>

    </body>
    </html>
  2. カスタム ASP エラー ページを設定します。


      • MMC でインターネット サービス マネージャを開きます。
      • [既定の Web サイト] を展開します。
      • Scripts フォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
      • [カスタム エラー] タブをクリックします。
      • スクロールして "500;100" HTTP エラーを反転し、[プロパティの編集] をクリックします。
      • [メッセージの種類] が [URL] に設定されていることを確認します。
      • [URL] を "/scripts/my500.asp" (引用符を除く) に変更します。
      • [OK] を何度かクリックして MMC に戻ります。







  3. 新しいエラー ページをテストします。


      • 以下のページをすべて Scripts フォルダに保存します。


          • 次のページを "Badpage1.asp" (引用符を除く) という名前で保存します。

            <%@Language="VBSCRIPT"%>
            <html>
            <head>
            <title>Bad Page 1</title>
            </head>
            <body>
            <% Response.Write 1/0 %>
            </body>
            </html>
          • 次のページを "Badpage2.asp" (引用符を除く) という名前で保存します。
            <%@Language="VBSCRIPT"%>
            <html>
            <head>
            <title>Bad Page 2</title>
            </head>
            <body>
            <% Response.BadMethod "Hello" %>
            </body>
            </html>
          • 次のページを "Badpage3.asp" (引用符を除く) という名前で保存します。
            <%@Language="VBSCRIPT"%>
            <html>
            <head>
            <title>Bad Page 3</title>
            </head>
            <body>
            <%
            Dim objBad
            Set objBad = Server.CreateObject("BAD.OBJECT.CLASS")
            %>
            </body>
            </html>
      • 上記の各ページを参照すると、ブラウザにカスタム エラー ページが返されるはずです。

: Internet Explorer 5.0 以降を使用してカスタム ASP エラー ページを表示すると、予期されない結果が返される場合があります。IE5 では、HTTP 500 (およびその他いくつかの共通ステータス コード) 用の HTML テンプレートを標準化された一般的なメッセージに置き換える機能が導入されています。この機能をバイパスし、ブラウザに返されたステータス コードの正確なテキストを表示するには、Internet Explorer を開き、次のメニューを選択します。

[ツール] - [インターネット オプション] - [詳細設定]

次のチェック ボックスをオフにします。

[HTTP エラー メッセージを簡易表示する]

この機能の詳細については、次の資料を参照してください。

218155 Description of Hypertext Transport Protocol Error Messages

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
224070 (最終更新日 2000-10-20) をもとに作成したものです。


プロパティ

文書番号:224070 - 最終更新日: 2001/04/26 - リビジョン: 1

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