Windows のフォルダのリダイレクト機能

概要

この資料では、Windows のフォルダのリダイレクト機能について説明します。

詳細

Windows では、フォルダのリダイレクトというグループ ポリシー拡張機能を使用して、特定のユーザー フォルダをサーバーの場所にリダイレクトすることができます。


フォルダのリダイレクトを使用して、各ユーザー用に新しく作成したフォルダにユーザーのフォルダが自動的にリダイレクトされるようにしたいと考えている管理者のために、この資料では、新しいフォルダの場所にリダイレクトする方法と、リダイレクトを正常に行うために最低限必要な NTFS アクセス制御リスト (ACL) アクセス許可について説明します。

セットアップ

フォルダのリダイレクトは、ユーザー グループ ポリシーの 1 つです。つまり、フォルダのリダイレクトの構成を行う対象のユーザーのグループ ポリシーが、サイト、ドメイン、組織単位など、ユーザー オブジェクトが従属しているフォルダ構造体にリンクされている必要があります。


グループ ポリシーを作成し、それを適切なフォルダ オブジェクトにリンクさせると、管理者はフォルダをリダイレクトする場所を指定することができます。これを行うには、管理者はグループ ポリシー オブジェクトの以下の場所を参照する必要があります。

ユーザーの構成\Windows の設定\フォルダ リダイレクト
フォルダのプロパティでは、[基本] または [詳細] のいずれかのフォルダ リダイレクトを選択することができます。また、フォルダのリダイレクト先となるサーバー ファイル システム パスを指定することができます。


%USERNAME% 変数を、リダイレクト パスの一部として使用することができます。これにより、ポリシー オブジェクトが適用される各ユーザー用に、新規にリダイレクトされたフォルダをシステムが動的に作成できるようになります。

セキュリティの要件

各ユーザー用に新しいサブフォルダを作成するようにフォルダのリダイレクトを構成する場合、そのユーザーには、適切な場所にサブフォルダを作成するための十分な共有アクセス許可および NTFS ACL アクセス許可が必要です。


共有および NTFS ACL の十分なアクセス許可がユーザーにない場合は、そのユーザーのフォルダはリダイレクトされず、ローカルのアプリケーション イベント ログに以下のいずれかのイベント メッセージが記録される場合があります。

イベント ID : 101


ユーザー : username

コンピュータ : computername

説明 :

フォルダ foldername のリダイレクト操作に失敗しました。リダイレクト フォルダのための新しいディレクトリを作成できませんでした。フォルダは \\servername\sharename\%username% へリダイレクトされ、最終的に展開されるパスは \\servername\sharename\username に構成されています。次のエラーが発生しました:

アクセスは拒否されました。
または
イベント ID : 101


ユーザー : username

コンピュータ : computername

説明 :


フォルダ application data のリダイレクト操作に失敗しました。リダイレクト フォルダのためのファイルを新しい場所へ移動できませんでした。フォルダは path へリダイレクトされるように構成されています。ファイルは path から path へ移動されていました。次のエラーが発生しました: セキュリティ記述子の構造が無効です。
リダイレクトされたフォルダをホストする共有に必要なアクセス許可の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

274443 Windows 2000 において、フォルダ リダイレクトを使用して、セキュリティで保護されたリダイレクト フォルダを動的に作成する方法

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 232692 (最終更新日 2004-08-11) を基に作成したものです。
プロパティ

文書番号:232692 - 最終更新日: 2008/05/13 - リビジョン: 1

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