[netshow]サーバーが利用可能な帯域幅を利用しない

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリの復元方法を理解しておいてください。復元方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプ トピック「レジストリを復元する」、または Regedt32.exe のヘルプ トピック「レジストリ キーを復元する」を参照してください。

概要

この資料は、Windows Media サービスにおいて、100 kbps のビットレート以上のファイルをストリームする場合において、利用可能な帯域幅の一部を使用していない現象について説明したものです。

現象

Windows Media サービスで、ネットワーク カードで利用可能な帯域幅の一部を使用しない場合があります。ディスク転送の問題はなく、ネットワーク カードの帯域幅と CPU サイクルには余裕があるにもかかわらず、ストリーム エラーが発生し始める場合があります。たとえば、100 メガビットの NIC を使用する場合、100 キロビットのストリームを同時に約 1000 件実行することが可能なはずですが、この数字は、実際には 600 件強に制限されています。残りの帯域幅は使用できません。

原因

Windows Media サービスで、UDP を使用して、100 キロバイト/秒 (Kbps) 以上のビット レートでエンコードされた ASF ファイルをストリームするとき、転送されるパケットのサイズは通常 1024 バイトを超えます。パケット サイズが 1024 バイト以下である場合は、データは直接送信されます。1024 バイトを超える場合は、データはロックされ、バッファ処理されて、TCP/IP によるデータの送信が完了するまで待機することになります。第 2 のケースにおいては、コンテキスト スイッチの数が莫大に増加するために、Windows Media サービスは利用可能な帯域幅をすべて使用することはできなくなる場合があります。

回避策

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。


レジストリの編集方法の詳細については、Regedit.exe のヘルプの「キーと値の変更」または「キーと値を変更する」を参照してください。または Regedt32.exe のヘルプの「レジストリ情報の追加と削除」または「レジストリの情報を追加または削除する」、および「レジストリ情報の編集」または「レジストリ情報を編集する」を参照してください。レジストリの編集を行う前に、必ずレジストリのバックアップをとってください。Windows NT または Windows 2000 を実行している場合、システム修復ディスク (ERD) も更新する必要があります。



この問題を解決するには、次の手順を実行します。
  1. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を起動します。
  2. 次のレジストリ キーに移動します。
    HKLM\System\CurrentControlSet\Services\Afd\Parameters
  3. [編集] メニューの [値の追加] をクリックし、次のレジストリの値を追加します。
    値名 : FastSendDatagramThreshold

    データ型 : REG_DWORD

    値 : 1500
  4. レジストリ エディタを終了します。
この値には、Winsock の UDP パケットに関する動作の、変更後の新しいしきい値 (バイト単位) が含まれます。値が 1500 や 2048 などである場合は、ビット レートが 100 キロビット以上の ASF ファイルをストリームするために使用可能な帯域幅を大幅に増加するのに役立ちます。ビット レートが更に大きい場合は、このキーの値を更に大きく設定することが必要な場合もあります。副作用が発生する可能性もあるため、この変更は慎重に監視する必要があります。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
235257 (最終更新日 2000-02-03) をもとに作成したものです。


プロパティ

文書番号:235257 - 最終更新日: 2003/04/08 - リビジョン: 1

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