Windows 7 がインストールされたコンピューターに上書きインストールをすると、"パス [specialize] の無人応答ファイルを解析または処理できませんでした。" とエラー メッセージが表示されインストールが続行できなくなる


現象


OEM メーカー、またはシステムビルダーによって作成された応答ファイル (Unattend.xml) を含む、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 のカスタマイズしたインストール イメージを使用して、インストールされた Windows 環境上から、同じインストール イメージを用いて、修復インプレース アップグレード インストール (上書きインストール) をすると、以下のエラー メッセージが表示され、処理が続行できなくなります。また、一度この現象が発生すると、インストール開始前の状態に復帰することができなくなり、インストールを正常に完了させることができなくなります。

パス [specialize] の無人応答ファイルを解析または処理できませんでした。コンポーネントまたはリスト以外の設定が 1 回以上指定されています。

なお、この現象は、カスタマイズがされていないリテール版の Windows 7 または Windows Server 2008 R2 のインストール メディアを用いて、応答ファイルを使用したインストールを実行し、改めて、修復インプレース アップグレード インストールをする際に、同じ応答ファイルを使用すると同様の現象が発生します。

注 : Windows 7 自動インストール キット (AIK)、Windows 7 OEM Preinstallation Kit (OPK) では、アップグレード インストール中に、応答ファイルを用いることはサポートしていません。しかしながら、一般的に OEM メーカー、またはシステムビルダーによって作成される Windows 7 イメージ内には予め応答ファイルを内包して出荷される場合が多いため、意図せず本現象が発生する場合があります。

回避策


この現象を回避するには、修復インプレース アップグレード インストール (上書きインストール) する前に、以下のレジストリ キーが存在するかを確認して、存在する場合には、必ず、そのレジストリ キーを削除してください。

重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

削除する必要のあるレジストリ キー :

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\UnattendBackup\ActiveSetup\FavoritesList\Favorite**

注 :
** には 1 から始まる数字が入ります。

該当のレジストリ キーを削除するには、以下の手順を実行してください。
  1. [レジストリ エディター] を起動します。
  2. 以下のレジストリ キーを見つけます。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\UnattendBackup\ActiveSetup\FavoritesList\Favorite**

    注 : ** には 1 から始まる数字が入ります。
  3. 該当のレジストリ キーの上で右クリックし、メニューから [削除] をクリックします。
  4. "このキーとそのサブキーをすべて完全に削除しますか?" と表示されたら、[はい] をクリックします。
  5. [レジストリ エディター] を閉じます。

状況


この動作は仕様です。