Exchange Server 2010 サーバー上の EMC で [メッセージに送信者の表示名を保持する] オプションを無効にした後、会議出席依頼を開くことができない

現象

次のような状況で問題が発生します。
  • Microsoft Exchange Server 2010 サーバー上の Exchange 管理コンソール (EMC) で [メッセージに送信者の表示名を保持する] オプションを無効にします。この操作は、送信メッセージで内部の送信者の名前を表示しないために行います。
  • メールボックスが Exchange Server 2010 サーバーでホストされているユーザーが外部の出席者に会議出席依頼を送信します。
この場合、外部の参加者は会議出席依頼を開くことができません。

原因

この問題は、iCalendar (iCal) の構文が正しくないことが原因で発生します。必要のない CN パラメーターが開催者のプロパティと出席者のプロパティに追加されています。また、[メッセージに送信者の表示名を保持する] オプションが無効である場合、CN パラメーターのプロパティ値が Null に設定されます。

たとえば、[メッセージに送信者の表示名を保持する] が無効である場合、MIME メッセージの iCal の部分には以下のメッセージが確認できます。
ORGANIZER;CN=:MAILTO:user@domain.com 
ATTENDEE;ROLE=REQ-PARTICIPANT;PARTSTAT=NEEDS-ACTION;RSVP=TRUE;CN=:MAILTO:user@domain.com
しかし、想定されるメッセージは次のメッセージです。
ORGANIZER:MAILTO:user@domain.com 
ATTENDEE;ROLE=REQ-PARTICIPANT;PARTSTAT=NEEDS-ACTION;RSVP=TRUE:MAILTO:user@domain.com

解決方法

この問題を解決するには、次の更新プログラムのロールアップをインストールします。
2529939 Exchange Server 2010 Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 3 について

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

Microsoft Exchange Server 2007 環境で発生する類似の問題の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
2497679 Exchange Server 2007 の EMC で [メッセージに送信者の表示名を保持する] オプションを無効にした後、会議出席依頼を正しく開くことができない
iCalendar の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。

プロパティ

文書番号:2497669 - 最終更新日: 2011/10/24 - リビジョン: 1

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