Exchange Server 2010 SP1 をインストールした後で Outlook クライアント アプリケーションがパブリック フォルダーに接続できない

現象

数多くの Microsoft Exchange RPC クライアント アクセス サービス スレッドがパブリック フォルダー上で可用性サービスからの応答を待機しているときに特定の Microsoft Outlook クライアント アプリケーションで接続の問題が発生します。たとえば、この問題は、500 を超えるスレッドがパブリック フォルダー上で応答を待機しているときに発生します。

注意事項

  • Exchange Server 2010 Service Pack (SP1) サーバーで可用性サービスを無効にするオプションはありません。
  • Exchange Server 2010 SP1 パブリック フォルダー サーバー上で Exchange RPC クライアント アクセス サービスを再起動した場合、この問題が一時的に解決します。

原因

この問題は、Exchange Server 2010 SP1 の新機能が原因で発生します。この新機能は、Microsoft Exchange RPC クライアント アクセス サービスを以前のバージョンの可用性サービス (空き時間情報) のためのプロキシとして使用します。そのため、Exchange Server 2010 SP1 サーバーにパブリック フォルダーをインストールした場合、空き時間情報要求が Microsoft Exchange RPC クライアント アクセス サービスによって途中で取得されます。

解決方法

レジストリ キーの情報

重要 このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
この問題を解決するには、以下の更新プログラムを Exchange Server 2010 SP1 サーバーにインストールします。
2497453 [FIX] .NET Framework で HttpWebRequest クラスを使用して要求を送信する場合、複数の HTTP 要求が中止された後にアプリケーションが応答しなくなることがある

注:
この問題を解決するには、以下の更新プログラムのロールアップをインストールします。
2579150 Exchange Server 2010 Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 4 について


このページでこの更新プログラムをインストールした後に可用性サービスを無効にするには、「Fix it で解決する」セクションに進んでください。自分で可用性サービスを無効にするには、「自分で解決する」セクションに進んでください。

Fix it で解決する



可用性サービスを自動的に無効にするには、[この問題を解決する] ボタンまたはリンクをクリックします。次に、[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、Fix it ウィザードの手順に従います。




注意事項
  • このウィザードは英語版のみである場合があります。しかし、自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。
  • 問題のあるコンピューターとは別のコンピューターを操作している場合、Fix it ソリューションをフラッシュ ドライブまたは CD に保存することで、問題のあるコンピューターで実行することができます。

次に、「問題が解決されたかどうかの確認」セクションに進んでください。



自分で解決する

更新プログラムをインストールした後で、次の手順に従って可用性サービスを無効にします。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSExchangeRPC\
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
  4. ParametersSystem」と入力し、Enter キーを押します。
  5. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MSExchangeRPC\ParametersSystem
  6. [編集] メニューの [新規] または [新規作成] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  7. DisableAvailabilityServiceCalls」と入力し、Enter キーを押します。
  8. 右側の詳細ウィンドウで、[DisableAvailabilityServiceCalls] を右クリックし [修正] をクリックします。
  9. [値のデータ] ボックスに「1」と入力し、[OK] をクリックします。
  10. レジストリ エディターを終了します。
注: Exchange Server 2010 SP1 の更新プログラムのロールアップ 4 を待つことを選択した場合は、これにより影響を受ける機能が Exchange Server 2010 RTM の機能に戻されます。


問題が解決されたかどうかの確認

  • 問題が解決されたかどうかを確認します。問題が解決された場合、このセクションの作業は完了していることになります。問題が解決されていない場合は、サポートに問い合わせることができます。
  • マイクロソフトではフィードバックをお待ちしております。この解決方法に関するフィードバックを提供するか、または問題を報告するには、"Fix it for me" ブログ にコメントを記入するか、電子メール メッセージ (日本語可) を送信してください。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

可用性サービスの詳細については、次のマイクロソフト TechNet Web サイトを参照してください。
プロパティ

文書番号:2535105 - 最終更新日: 2012/01/19 - リビジョン: 1

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