アクセスベースの列挙機能が有効な場合、共有設定しているフォルダ配下のファイル及びサブ フォルダに Windows Vista クライアントからアクセスできない

現象

共有フォルダーに対してアクセスベースの列挙機能を有効にし、Windows Vista クライアントから対象の共有フォルダ配下のファイル、及びサブ フォルダにアクセスする場合、アクセスするファイル及びサブ フォルダの上位のフォルダにユーザーのアクセス権限が無いと、ネットワーク エラーとなりアクセスできません。

原因

この現象は、Windows Vista クライアントが共有フォルダを参照する際の動作、及びアクセス ベースの列挙機能の動作が影響して発生します。

Windows Vista の Explorer は共有フォルダにあるサブ フォルダやファイルにアクセスする場合、それらの上位のフォルダについての情報取得を試みます。
このとき、上位のフォルダに対して、該当のユーザーにアクセス権限が無いと、この情報取得に失敗し、エラーが発生します。

回避策

対象のフォルダをネットワーク ドライブとして設定を行います。

ネットワーク ドライブとして設定をおこなうには、次のいずれかの方法を実行します。 
・ Net Use コマンドを使用します (例. net use <ドライブ名>: <共有フォルダ名>)
・ ネットワークドライブとして割り当てを行います (フォルダのメニューから [ツール] - [ネットワーク ドライブの割り当て] を実行します)

なお、この現象は、コマンド プロンプトから サブ フォルダーまたはファイルにアクセスする場合は発生しません。
また、アクセス ベースの列挙を無効にする場合、この問題は発生しません。

詳細

再現手順

1. サーバー上に共有フォルダーを作成します。
2. この共有フォルダー内にいくつかの階層のサブ フォルダー及びファイルを作成します。
3. この共有フォルダー直下のサブフォルダに対し、すべてのユーザーの一覧/データの読み取りアクセス許可を削除します。
4. 共有フォルダーのアクセス ベースの列挙を有効にします。
5. Windows Vista クライアントから、アクセス権を削除したフォルダ配下のアクセス権があるサブ フォルダー、もしくはファイルへアクセスするため、アドレス バーにサブ フォルダー、もしくはファイルへのパスを入力します。 

上記手順にて、対象のファイル 及びサブ フォルダーにネットワーク エラーにてアクセスできないことが確認できます。
プロパティ

文書番号:2556049 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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