Exchange Server 2007 のアイテム操作に関するコマンドの利用について

現象

Exchange Server 2007 環境でアイテム操作に関するコマンド( Export-Mailbox、Import-Mailbox、Restore-Mailbox  または Move-Mailbox) を既定のまま利用する場合、重複したアイテムはスキップされます。

原因

Export-Mailbox、Import-Mailbox、Restore-Mailbox 、Move-Mailbox コマンドではアイテムの MAPI プロパティ PR_SEARCH_KEY の値を確認して、同一アイテムであるかどうか判断します。

PR_SEARCH_KEY は関連したアイテムの識別等に使われるプロパティで、Outlook 上でコピー&ペーストにてアイテムのコピーを作成している場合は、 コピー元とコピーされたアイテムの PR_SEARCH_KEY は同一となります。

アイテム操作に関するコマンドでは、同じ PR_SEARCH_KEY の値を持つアイテムを重複アイテムと判断し、更新日時  (MAPI プロパティ PR_LAST_MODIFICATION_TIME) が最新のアイテムのみが上書きコピーされる動作のために発生します。

解決方法

Exchange Server 2007 Service Pack 1 の ロールアップ 5  以降からアイテムの重複検出を無効にする AllowDuplicates パラメータが提供されています。

AllowDuplicates パラメータにて True を指定することで、重複したアイテムがスキップされることを回避することができます。


ID  :  953467

Title: Description of Update Rollup 5 for Exchange Server 2007 Service Pack 1

Url:  http://support.microsoft.com/kb/953467/en-us
プロパティ

文書番号:2569705 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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