エクスポートされたサイトを、別の場所にインポートした場合、全てのリストアイテムに New アイコンが表示される

現象

Microsoft SharePoint Server 2010 の環境においてエクスポートされたサイトを、別の場所にインポートした場合、インポートされたサイトに含まれる、全てのリストアイテムに New アイコンが表示されます。

原因

 本現象は、Microsoft SharePoint Server 2010 では、New アイコンの表示の判断基準として、リストアイテムのTimeCreated 列が使用するよう変更されたために発生いたします。エクスポートされたサイトを、別の場所にインポートした場合、リストアイテムのTimeCreated 列にはインポートされた日時が設定されます。
なお、Microsoft Office SharePoint Server 2007 では、New アイコンの表示の判断基準としてTimeCreated 列を使用しないため、本現象は発生いたしません。

回避策

以下の手順により、New アイコンの表示期間を短くすることにより、本現象の影響範囲を軽減することが可能です。

1) コマンド プロンプトを管理者権限で開き、以下のディレクトリに移動します。なお、以下の手順では、既定のディレクトリに Microsoft SharePoint Server 2010 をインストールしていることを想定しています。

C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\bin

2) 以下のコマンドを 1 行で入力し、実行します。なお、以下のコマンドを実施することにより、New アイコンの表示期間が 1 日になります。

stsadm –o setproperty –pn days-to-show-new-icon –pv 1 –url "Webアプリケーション名"

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

ドキュメントライブラリ上のアイテムについては、インポートの影響により New アイコンが表示されることはありません。 



本現象は、以下の手順にて再現されます。 

1) リストにアイテムを作成し、New アイコンが表示されることを確認します。

2) 以下の stsadm コマンドを実施後、New アイコンが表示されなくなるまで、2日待ちます。

以下の例では、New アイコンが表示される期間を 1 日に設定しています。

stsadm –o setproperty –pn days-to-show-new-icon –pv 1 –url "対象となる Webアプリケーション名"

3) New アイコンが表示されなくなったリストを含む、サイトをエクスポートします。

stsadm –o export –url http://moss/site1 -filename c:\export.cmp –includeusersecurity

4) エクスポートしたサイトを別の URL にインポートします。

stsadm –o import –url http://moss/site2 -filename c:\export.cmp –includeusersecurity

5) インポートしたサイトにアクセスし、リストアイテムの New アイコンが表示されていることが確認できます。
プロパティ

文書番号:2581326 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

フィードバック