RD セッションのプロパティを変更すると接続が可能なリモート デスクトップ セッションの最大数が強制される。

現象

この資料では、ターミナル サービスの役割をインストールしていない環境における、リモート デスクトップ セッションのプロパティを変更した際の動作について説明します。[ターミナル サービスの構成] より [RDP-TCP] - [ネットワーク アダプタ] タブを選択し、[ネットワーク アダプタ] タブでオプションの設定を一度でも変更すると、リモート デスクトップ接続を実施する際、作成されたリモート デスクトップ セッションが最大同時接続数を超過する場合に以下のエラーが発生し、リモート デスクトップ接続に失敗します。
 
「このコンピュータはリモート コンピュータに接続できません」

最大同時接続数を既定値から変更していない環境においては、リモート デスクトップ セッションが最大同時接続数を超過する場合に、次のようなメッセージが表示されてセッションを切断するユーザーを選択することが可能です。

「Windows ログオン画面- 接続を切るユーザーを選択するとログインできるようになります。ログインしているユーザーが多すぎます。」

原因

[ターミナル サービスの構成] より [RDP-TCP] - [ネットワーク アダプタ] タブを選択し、[ネットワーク アダプタ] もしくは [最大接続数] のオプションを変更すると、以下レジストリの値が書き換わります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp\MaxInstanceCount

本値は同時接続が可能なリモート デスクトップ セッションの最大数を示し、既定では 0xffffffff が設定されております。本現象は、この値が 1 または 2 に設定されていることにより発生いたします。一度設定を変更すると、既定の設定に戻してもこのレジストリ値が既定値 (0xffffffff) に戻ることはありません。 

解決方法

当該レジストリ値を既定値 (0xffffffff) に設定し直してください。
プロパティ

文書番号:2615729 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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