Word 2003 および 2007 にリンク オブジェクトとして Visio の図を挿入し [リンクの設定] を変更すると、リンク オブジェクトにある文字や線が不鮮明になる場合がある。

現象

Microsoft Word 2003 および 2007 にリンク オブジェクトとして Microsoft Visio の図を挿入し [リンクの設定] を [手動で更新] に変更すると、リンク オブジェクトにある文字や線が不鮮明になります。図 1 が [リンクの設定] を [自動で更新] のままにしたリンク オブジェクトを含んだ画面です。図 2 が [リンクの設定] を [手動で更新] に変更した際に文字や線が不鮮明になったリンク オブジェクトを含んだ画面です。

Microsoft Word 2010 では、この現象は発生しません。

図 1 : [リンクの設定] を [自動で更新] のままにしたリンク オブジェクト


図 2 : [リンクの設定] を [手動で更新] に変更したリンク オブジェクト



原因

Microsoft Office Word 2003、Word 2007 が画像をどのように扱うかという部分の動作に起因して発生します。Word にリンク オブジェクトを挿入した場合、画像のデータは EMF (拡張メタファイル) 形式で生成されます。しかし、リンク オブジェクトの更新形式を [手動で更新] に変更すると、画像のデータが WMF (Windows メタファイル) 形式で再生成されます。この画像形式の変換の結果、WMF 形式の制限により画像の文字や線が太く不鮮明に表示されます。

回避策

次のいずれかの設定で利用します。 
  • [リンクの設定] を [自動で更新] のまま利用します。
  • [リンクの設定] ダイアログでの設定を [手動で更新] への変更ではなく、[自動で更新] の設定状態で [更新しない] チェック ボックスをオンにして利用します。

状況

マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。

詳細

問題の再現手順

  1. Word 2003 もしくは 2007 で、リンク オブジェクトとしてVisioの図を挿入します。
  2. 挿入したリンク オブジェクトを右クリックし、[リンクされたVisio オブジェクト]-[リンクの設定] をクリックします。
  3. [選択したリンクの更新方法] を [手動で更新] に変更します。

結果

手順 3 で [手動で更新] に設定したリンク オブジェクトにある文字や線が不鮮明になります。 
プロパティ

文書番号:2619049 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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