Outlook 2010 で IRM 保護されたメールの権限テンプレートを変更して msg ファイルに保存するとメールが破損する

現象

Outlook 2010 で Information Rights Management (以下、IRM) により保護された送信前のメールを msg ファイルとして保存し、それを開いてから権限テンプレートを変更した後に上書き保存した場合、そのメールが破損します。

この現象は HTML 形式または Outlook リッチテキスト形式で発生します。

原因

一度 msg ファイルとして保存されたメールの権限テンプレートを変更してから再び msg ファイルに上書き保存する際の処理に不具合があり、本文を正しく処理できないことが原因です。

解決方法

HTML 形式で発生する現象については、以下の修正プログラムにより回避可能です。

2596485 Description of the Outlook 2010 hotfix package (x64 Outlook-x-none.msp; x86 Outlook-x-none.msp): October 25, 2011

回避策

  1. IRM で保護された送信前のメールは msg ファイルではなく oft ファイルとして保存します。
  2. msg ファイルとして保存する前に IRM の保護を解除します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

- 問題の再現手順
  1. メールを新規作成します。
  2. 権限テンプレートのうちの一つの権限を設定します。
  3. 名前を付けて保存よりデスクトップへ msg ファイルとして保存します。
  4. メールを閉じます。
  5. デスクトップに保存したメールを開きます。
  6. 権限テンプレートのうち、2. で選択したもの以外の権限に変更します。
  7. メールを上書き保存します。
  8. メールを閉じます。
  9. 同じメールを開きます。

- 結果

メッセージ本文が以下のようになります。

アクセスが制限されたメッセージを受信しました。

受信したアイテムを開いて内容を表示してください。

プロパティ

文書番号:2644191 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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