Windows Server 2008 R2 上の DFSR が有効に設定されている共有フォルダで、最適化に失敗する

現象

Windows Server 2008 R2 上の DFSR が有効に設定されている共有フォルダにデータベース ファイルを配置した状態で最適化を行うと、エラーが発生し最適化に失敗します。

原因

Access は最適化する際、内部処理にてデータベース ファイルの Open と Close を繰り返します。この際 Windows 側の Close 処理が完了しない状況が発生し、最適化の処理が失敗します。

回避策

以下のいずれかの方法で、DFSR による複製処理と最適化処理が干渉することを回避してください。

方法 1 : 共有フォルダーで DFSR を行わない
共有フォルダーで DFSR による複製を行わないようにしてください。Robocopy 等の別の方法により、同期を取るようにしてください。

方法 2 : DFSR のレプリケーション スケジュールを変更する
DFSR のレプリケーション スケジュールを夜間のみなどに変更し、最適化中にレプリケーションが実施されないよう設定してください。DFSR の複製のスケジュールは、以下の手順で変更してください。
  1. [DFS の管理] コンソールを起動します。
  2. 左側のペインから [レプリケーション] を展開し、レプリケーション対象を右クリックし、[レプリケーション グループ スケジュールの編集] をクリックします。
  3. スケジュールの編集画面より、夜間のみなど、最適化が実施されない時間帯のみにレプリケーションされるよう、レプリケーションさせない時間帯をドラッグ アンド ドロップによって選択し、[帯域幅使用率] から [レプリケーションなし] を選択します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. レプリケーション対象サーバーの DFS Replication サービスを再起動します。

Note :
複製を停止した時間帯では、DFS フォルダー ターゲット間でファイルの整合性が取られていない状態となるため、DFS の設定でフォルダー ターゲットの紹介を 1 台のみで有効にします。

状況

この動作は仕様です。

詳細

問題の再現手順

  1. DFSR が設定されたフォルダに、.accdb ファイルを配置します。
  2. Access 2010 を起動後、配置したファイルを開きます。
  3. [データベース ツール] タブ内の、[データベースの最適化/修復] を数回クリックします。

結果

以下のエラーが発生します。

'<ファイルパス名>' は既に使用されているので、使用できませんでした。

関連情報

968102 Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008、または Windows Server 2003 R2 で DFSR が有効に設定されている共有フォルダに Excel ファイルを上書き保存した場合にファイルが消失することがある

プロパティ

文書番号:2646073 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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