MS12-025を適用すると、Windows フォーム アプリケーションからの印刷設定が反映されなくなる

現象

セキュリティ情報 MS12-025 として公開しているセキュリティ更新プログラムをインストールすると、アプリケーションからの印刷時に詳細なプリンター設定を行っても設定が反映されないことがあります。アプリケーションに対して、以下のような手順で印刷した場合に現象が発生します。
  1. アプリケーションの機能を使用して、ドキュメントなどを印刷するメニューやボタンを操作します。
  2. 印刷設定ダイアログが表示されたら、プリンター設定から詳細設定を行います。
  3. 詳細設定を適用して印刷します。 
印刷設定を行う操作はアプリケーションごとに異なる可能性がありますが、複数ページを1枚におさめて印刷する N アップ印刷のようなプリンター固有の設定を変更して印刷すると、その設定が反映されずに紙に印刷されてしまいます。

原因

この現象は、セキュリティ更新プログラムによって System.Drawing.dll が変更されるために発生します。アプリケーションからは、以下のクラスやメソッドを使用している場合にこの現象が発生する可能性があります。
  • PrintController クラス
  • PrinterSettings クラス
  • PrintDialog クラス
なお、プリンター設定のうち、用紙サイズなどの一般的な設定はこの問題の影響を受けません。具体的には、[印刷] ダイアログにある [プロパティ] ボタンをクリックした際に表示されるプリンターのプロパティ ダイアログにあるプリンター固有の設定が対象となります。

状況

マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。
プロパティ

文書番号:2702923 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

Microsoft .NET Framework 2.0, Microsoft .NET Framework 3.0, Microsoft .NET Framework 3.5, Microsoft .NET Framework 4.0

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