Outlook Express (OE) のメール データを、別の Windows 8 の Windows Live メールへ移行する方法

適用対象: Windows 8Microsoft Windows XP Home EditionMicrosoft Windows XP Professional

はじめに


この資料では、Windows XP で今まで使っていた Outlook Express (OE) のメール データを、別の Windows 8 コンピューターで使う Windows Live メールに移行する方法について説明します。

注 : この資料の手順は、移行元・移行先どちらについても、そのコンピューターに対する管理者アカウントをもつユーザーが行う必要があります。管理者アカウントについての詳しい情報は、以下のサポート技術情報を参照してください。

Windows 7 または Windows Vista で管理者アカウントのパスワード入力を求められた! (961512)

今まで使っていたメール ソフトが Windows メールまたは Windows Live メールだった場合など、この資料の説明以外の移行シナリオについては、関連情報に記載した資料を参照してください。


概要


この資料で説明するシナリオでは、以下のメール関連データが移行されます。
  • メール …… これまでに送受信していたメール
  • アドレス帳 …… 送受信していた相手のメールアドレスなどのリスト
  • アカウント設定 …… メール アドレスや、送受信を行うための設定
行う作業は、合計 5 ステップあります。ステップ 1 から順番に各手順を行ってください。
  1. 今まで使用していた Windows XP パソコン (移行元) で行う作業

    ステップ 1. Windows XP パソコンで、Outlook Express のメールデータを保存する
    ステップ 2. Windows XP パソコンで、メール データを USB メモリーにコピーする

  2. これから使用する Windows 8 パソコン (移行先) で行う作業

    ステップ 3. Windows 8 パソコンで、USB メモリーからメール データをコピーする
    ステップ 4. Windows 8 パソコンに、最新の Windows Live メールをインストールする
    ステップ 5. Windows 8 パソコンで、Windows Live メールにメールデータを取り込む

今まで使用していた Windows XP パソコン (移行元) で行う作業


ステップ 1. Windows XP パソコンで、Outlook Express のメール データを保存する

  1. 保存用フォルダーの作成

    最初に、メール データを保存するためのフォルダーを作っておきます。このフォルダーにメール、アドレス帳、アカウントのデータを保存することになります。
    1. デスクトップを右クリック
    2. [新規作成] をクリック
    3. [フォルダ] をクリック



    4. 新しいフォルダーができたことを確認



      : 上図のような状態のとき、キーボードから文字を入力すると、フォルダー名を書き換えることができます。書き換えられない状態の時は、フォルダーのアイコンを右クリックして、[名前の変更] をクリックしてください。

    5. フォルダー名を変更して Enter を押す



      : フォルダー名は、作業するユーザーが判別できれば、どのような名前でも構いません。ここでは例として [メール移行用] と付けています。

    6. フォルダー名が変更されたことを確認



  2. Outlook Express の起動

    使用していた Outlook Express を起動します。
    1. [スタート] ボタンをクリック
    2. [電子メール Outlook Express] をクリック



    3. Outlook Express が起動したことを確認

  3. メールの保存

    Outlook Express のメール データを、 「メール移行用」 フォルダーに保存します。
    1. [ツール] をクリック
    2. [オプション] をクリック



    3. [メンテナンス] タブをクリック
    4. [保存フォルダ] をクリック



    5. 表示されている文字列を右クリック
    6. [すべて選択] をクリック



      注 : 正しく選択されると、ここで文字列が青い背景に白抜き文字の状態で表示されます。

    7. 文字列を右クリック
    8. [コピー] を選択



    9. [OK] をクリック



    10. [OK] をクリック



    11. [X] をクリックして Outlook Express を終了する



    12. [スタート] ボタンをクリック
    13. [ファイル名を指定して実行] をクリック



    14. 入力欄を右クリック
    15. [貼り付け] をクリック



    16. 文字列が貼り付けられたことを確認
    17. [OK] をクリック



    18. メール データが保存されたフォルダーが開く。[上へ] をクリック



    19. 「Outlook Express」というフォルダーを確認



      : この 「Outlook Express」 というフォルダーが、メールのデータが保存されているフォルダーです。このフォルダーを、デスクトップに作成したフォルダーにコピーすることになります。

    20. 「Outlook Express」フォルダーを右クリック
    21. [コピー] をクリック



    22. デスクトップにある 「メール移行用」 フォルダーをダブル クリックして開く
    23. 開いたフォルダーの背景を右クリック
    24. [貼り付け] をクリック



    25. フォルダーがコピーされたことを確認




      以上でメールの保存が完了しました。

  4. アドレス帳の保存

    アドレス帳のデータを 「メール移行用」 フォルダーに保存します。この作業は、Outlook Express を起動してから行います。
    1. [アドレス] をクリック



    2. アドレス帳が開いたことを確認



    3. [ファイル] をクリック
    4. [エクスポート] をクリック
    5. [アドレス帳 (WAB)] をクリック



    6. [デスクトップ] をクリック
    7. [メール移行用] をダブル クリック



    8. [保存する場所] が 「メール移行用」になっていることを確認
    9. [ファイル名] に「アドレス帳」と入力
    10. [保存] をクリック



    11. [OK] をクリック



    12. [×] をクリックして、アドレス帳を閉じる




      以上で、アドレス帳の保存が完了しました。

  5. アカウント設定の保存

    Outlook Express で今までメールの送受信に使用していたアカウント設定を「メール移行用」フォルダーに保存します。
    1. [ツール] をクリック
    2. [アカウント] をクリック



    3. [メール] をクリック
    4. 移行したいメール アカウントをクリック

      : 一覧に複数のアカウントが並んでいるときは、自分が使っているアカウントを選んでください。

    5. [エクスポート] をクリック



    6. [デスクトップ] をクリック
    7. [メール移行用] をダブル クリック



      : ここで保存先として、「メール移行用」フォルダーを選択します。

    8. [保存する場所] が 「メール移行用」になっていることを確認
    9. [保存] をクリック



    10. [閉じる] をクリック



    11. [×] をクリックして Outlook Express を閉じる




      以上で、アカウント設定の保存が完了しました。

  6. 保存したファイルの確認

    デスクトップにある 「メール移行用」 フォルダーをダブル クリックして、中身を確認。




    以上で「メール移行用」 フォルダーには、メール、アドレス帳、アカウント設定の 3 つのデータが保存されました。

    注 : 保存の作業後に、Outlook Express でメールの送受信は行わないでください。新しく受信したメールが、新しいパソコンに移行されないからです。


ステップ 2. Windows XP パソコンで、メール データを USB メモリーにコピーする

保存した 「メール移行用」 フォルダーを USB メモリーにコピーします。
  1. メール データを USB メモリーにコピーする
    1. USB メモリーを差し込む

      : ここで、自動的に USB メモリーフォルダーが開いた場合は、手順 e へ進んでください。

    2. [スタート] ボタンをクリック
    3. [マイ コンピュータ] をクリック



    4. USB ドライブ (下図の例では “USB DISK”) をダブル クリック



      : 使用する USB メモリーによって、画面に表示されるドライブの名称が図とは異なる場合があります。

    5. 「メール移行用」 フォルダーをドラッグ アンド ドロップでコピー



      注 : USB メモリーの空き容量が少ない場合は、エラーメッセージが表示されます。[キャンセル] をクリックしてコピーを中止した後に、十分に空き容量のある USB メモリーを用意して、作業を続けてください。

    6. USB メモリーにコピーされたことを確認



  2. USB メモリーの取り外し

    メール データを保存した USB メモリーを Windows XP コンピューターから取り外します。
    1. タスク トレイにある [ハードウェアの安全な取り外し] アイコンをクリック



    2. [USB 大容量記憶デバイス装置 -ドライブを安全に取り外します] をクリック



      : [USB 大容量記憶装置-ドライブ (○:) を安全に取り外します] に含まれるアルファベットは、パソコンの構成によって異なります。挿入した USB メモリーに割り当てられたものを選んでください。

    3. USB メモリーをコンピューターから取り外す

以上で、これまで使っていたパソコンでの作業が完了しました。


これから使用する Windows 8 パソコン (移行先) で行う作業


Windows 8 パソコンに移って作業を続けます。以下の説明では、マウスを使用する場合の「クリック」操作と、タブレットのタッチを使用する場合の「タップ」操作とを、一律「クリック」と表記します。

ステップ 3. Windows 8 パソコンで、USB メモリーからメール データをコピーする
  1. 保存したメール データを USB メモリーから取り込む
    1. スタート画面を表示しておく



    2. USB メモリーを差し込む
    3. 自動的にデスクトップへ移動し USB メモリーの中身が開く



      : 自動的に開かない場合は、チャームを表示し、[検索] をクリックします。[検索] ボックスに “コンピューター” (前後の “ は不要) と入力し、表示された [コンピューター] リンクをクリックします。開いた [コンピューター] 画面内に表示されている USB ドライブ ( “USB_DISK” 等、表示名は使用する USB ドライブによって異なります) をダブル クリックして開きます。




    4. USB メモリーの 「メール移行用」 フォルダーをデスクトップへドラッグ アンド ドロップでコピー



    5. デスクトップにコピーされたことを確認



  2. USB メモリーの取り外し

    メール データをデスクトップへコピーし終えた USB メモリーを Windows 8 コンピューターから取り外します。
    1. タスクトレイの ▲ をクリック
    2. [ハードウェアの安全な取り外し] アイコンをクリック



      : [ハードウェアの安全な取り外し] アイコンがすでに表示されている場合は ▲ をクリックする必要はありません。

    3. [Flash Disk の取り出し] をクリック



      注 : 使用する USB メモリーによって、[Flash Disk の取り出し] 表記が変わる場合があります。

    4. USB メモリーをコンピューターから取り外す

  3. 保存データの確認

    「メール移行用」 フォルダーをダブル クリックして中身を確認



    : これまで使っていたパソコンのデスクトップに作った「メール移行用」フォルダーの中身と同じであることを確認しておきましょう。


ステップ 4. Windows 8 パソコンに、最新の Windows Live メールをインストールする

Windows 8 パソコンに Windows Live メールをまだインストールしていない場合は、次の手順でインストールします。
  1. .NET Framework をインストールする

    はじめに、Windows Live メールをインストールするために必要な .NET Framework をインストールしておきます。
    1. [スタート] 画面を表示しておく
    2. [デスクトップ] をクリック

      [スタート] 画面にある [デスクトップ] をクリック

    3. チャームを表示し、[設定] をクリック

      チャームを表示して [設定] をクリック

      注 : チャームを表示するには、タッチ操作の場合は画面の右端からスワイプします。マウス操作の場合はポインターを画面の右上隅または右下隅へ移動します。

    4. [コントロール パネル] をクリック

      [コントロール パネル] をクリック

    5. [プログラム] をクリック

      [プログラム] をクリック

      注 : 右上の [表示方法] が [カテゴリ] 以外だった場合は [カテゴリ] に変えてください。

    6. [Windows の機能の有効化または無効化] をクリック

      [Windowsの機能の有効化または無効化] をクリック

    7. [.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)] をチェックして選択
    8. [OK] をクリック

      [.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)] にチェックを入れて [OK] をクリック

      注 : すでに [.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)] にチェックが入っていた場合は、Windows Live メールをインストールするために必要な機能がすでに組み込まれています。ここまでの手順で開いた画面を閉じ、そのまま 最新の Windows Live メールをインストールするへ進んでください。

    9. [Windows Update からファイルをダウンロードする] をクリック

      [Windows Updateからファイルをダウンロードする] をクリック

    10. [必要な変更が完了しました] と表示されたら [閉じる] をクリック

      確認画面が表示されたら [閉じる] をクリック


      以上で事前準備が完了しました。引き続き 最新の Windows Live メールをインストールするへ進んでください。

  2. 最新の Windows Live メールをインストールする
    1. Windows Essentials の公式ページを表示
    2. [今すぐダウンロード] をクリック

      Windows Essentials のページを表示し、[今すぐダウンロード] をクリック

    3. [実行]をクリック

      ダウンロードの確認画面で [実行] をクリック

    4. [確認済みの発行元] が “Microsoft Corporation” であることを確認してから [はい] をクリック

      発行元を確認し [はい] をクリック

    5. [インストールする製品の選択] をクリック

      [インストールする製品の選択] をクリック

    6. [メール] をクリック

      : 他のプログラムを同時に選択、インストールすることもできます。

    7. [インストール] をクリック

      [メール] は必ず含め、インストールする製品を選択して [インストール] をクリック

    8. [閉じる] をクリック

      インストールが完了したら [閉じる] をクリック


ステップ 5. Windows 8 パソコンで、Windows Live メールにメール データを取り込む

今まで使っていたコンピューターでバックアップを行ったアカウント設定、メールおよびアドレス帳を Windows 8 パソコン上の Windows Live メールに一つずつインポートしていきます。

  1. Windows Live メールを起動する
    1. [スタート] 画面の Windows Live Mail アイコンをクリック

      Windows Live Mail アイコンをクリック

    2. [マイクロソフト サービス アグリーメント] 画面が表示された場合は、内容を確認して [承諾] をクリック。表示されずに Windows Live メールが起動した場合は 2. へ進む

      内容を確認して [承諾] をクリック

    3. [自分の電子メール アカウントを追加する] 画面が表示された場合は、[キャンセル] をクリックして 2. へ進む

      この画面が表示されたら [キャンセル] をクリック

  2. アカウント設定の移行

    メールの送受信を行うために必要な電子メール アカウント設定をインポートします。
    1. Windows Live メールの [ファイル]、[オプション]、[電子メールアカウント] をクリック



    2. [インポート] をクリック



    3. 左側のペーンで [デスクトップ] をクリックし、右側のペーンで [メール移行用] フォルダーをダブル クリック



    4. <メールアカウント名>.iaf ファイルを選択して [開く] をクリック



    5. 使用しているメール アカウント名が追加されたことを確認して [閉じる] をクリック



      : メール アカウントのパスワード入力を求められた場合は、受信メール サーバー接続用パスワードを入力します。メールサービス提供者 (通常はインターネット サービス プロバイダー) から提供される、受信メールサーバー (POP3) 接続用のパスワードです。

      以上でメール アカウントの移行が完了しました。

  3. メールの移行

    今まで別 PC で使っていた Outlook Express のメールを Windows Live メールにインポートします。
    1. [ファイル]、[メッセージのインポート] をクリック



    2. 「Microsoft Outlook Express 6」を選択し [次へ] をクリック



    3. [参照] をクリック



    4. [メール移行用] の右向き三角をクリック



    5. 「Outlook Express」をクリック
    6. [OK] をクリック



    7. [次へ] をクリック



    8. [すべてのフォルダー] が選択されていることを確認
    9. [次へ] をクリック



    10. [完了] をクリック



    11. メールがインポートされたことを確認




      以上でメールの移行が完了しました。

  4. アドレス帳の移行

    Outlook Express で使用していたアドレス帳をインポートします。
    1. Windows Live メールで [アドレス帳] をクリック



    2. [インポート]、[Windows アドレス帳 (.WAB)] をクリック



    3. [参照] をクリック



    4. [デスクトップ]、[メール移行用] を開く



    5. 「アドレス帳」をクリック
    6. [開く] をクリック



    7. 「インポートが完了しました」と表示されることを確認
    8. [OK] をクリック



    9. 使用していたアドレスが表示されることを確認




      以上でアドレス データの移行が完了しました。

  5. メールが使えるか確認

    メールの送受信を今まで通り行えることを確認