サーバー マネージャーが起動し続けていると、TrustedInstaller.exe プロセスがメモリリークします

適用対象: Windows Server 2008 DatacenterWindows Server 2008 Datacenter without Hyper-VWindows Server 2008 Enterprise

現象


以下のシナリオを想定します。

・ログオン後、サーバー マネージャーを起動します (既定では自動的に起動されます)

・ログオンしたまま、サーバー マネージャーを終了しません

上記のシナリオで、Windows Modules Installer サービスの実体である TrustedInstaller.exe プロセスが使用するメモリ (プライベート バイト) が増加し続けます。

原因


TrustedInstaller.exe は、明示的に停止処理が実施されない場合、10 分以上のアイドル状態が継続すると、自動的に停止します。

一方、サーバー マネージャーの [最新の情報への更新] が有効 (既定) に構成されている場合、サーバーにインストールされている役割と機能の状態を定期的 (既定では 2 分間隔) に確認します。

この際、TrustedInstaller.exe に対して役割と機能のインストール状態の問い合わせが行われ、TrustedInstaller.exe は要求が行われる度に新しいログ セッションを作成し、そのためのメモリバッファーを確保します。このセッションおよびバッファーは TrustedInstaller.exe プロセスが終了するまで解放されません。

そのため、サーバー マネージャーの [最新の情報への更新] が有効に設定され、かつ、その更新間隔が 10 分以下である場合、TrustedInstaller.exe プロセスはアイドル状態を 10 分以上保つことが出来ず、自動的に停止されません。また、その間 TrustedInstaller.exe プロセスが消費するメモリが増加し続けます。

回避策


この現象を回避するには、以下のいずれかの手順を実施します。

方法1 サーバーマネージャーを終了する
ログオン時にサーバー マネージャーが自動的に起動するのを停止するには、サーバー マネージャー上で以下のチェックをオンにします。
  [サーバーの概要] – [コンピューター情報] – [ログオン時にこのコンソールを表示しない]

方法2 サーバーマネージャーの [最新の情報への更新] 機能を無効化する
サーバー マネージャーの [最新の情報への更新] 機能を無効化するには、[最新の情報への更新オプション] で [情報の更新を無効にする] を選択します。

方法3  サーバーマネージャーの情報更新間隔を 11 分以上に設定する
サーバー マネージャーの情報更新間隔を変更するには、[最新の情報への更新オプション] で [次の間隔で情報を更新する] を選択し、時間を指定します。

注: Windows Server 2008 で [最新の情報への更新オプション] を表示するには、サーバー マネージャー上最下部に表示される [最新の情報への更新の構成] をクリックします。
Windows Server 2008 R2 で [最新の情報への更新オプション] を表示するには、サーバー マネージャー上最下部に表示される [更新間隔の設定] をクリックします。