カンマ区切りやタブ区切りで採取したパフォーマンスログが既存ログファイルに追加されない

適用対象: Windows Server 2012 DatacenterWindows Server 2012 DatacenterWindows Server 2012 Essentials

現象


パフォーマンス モニター や 信頼性と パフォーマンス モニタ を用いて パフォーマンス ログ を採取する際、ログフォーマット を [カンマ区切り] や [タブ区切り] に指定すると、ログ モード の [追加] オプション が選択された状態でも、既存 ログファイル への追加は行われません。

原因


ログ モード の [追加] オプション は、ログフォーマット を [バイナリ] に指定した場合にのみ有効な オプション です。
ログ フォーマット を [カンマ区切り] や [タブ区切り] に指定した場合、[追加] オプション は グレーアウト されて指定出来なくなりますが、その前に [追加] を指定していた場合には [追加] が指定されているかのように見える状態で グレーアウト されます。

ログモードの状態

回避策


採取した パフォーマンス ログ を既存 ログファイル に追加し、カンマ区切り (CSV) やタブ区切り (TSV) で ログファイル を保管する場合、一旦バイナリ形式 (BLG) 形式で採取し、採取終了後に ログフォーマット を変換することで実現可能です。



1. ログ フォーマット を [バイナリ] , ログモード を [追加] に指定する方法

  1. パフォーマンス モニター もしくは、信頼性と パフォーマンス モニタ を開きます。
  2. [データ コレクター セット] 配下の [ユーザー定義] 配下にある作成済みの データ コレクター セット を選択します。
  3. 右 ペイン に表示されている データコレクター を右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  4. [パフォーマンス カウンター] タブ に表示される ログ フォーマットを [バイナリ] に指定します。
  5. [ファイル] タブ を開き、ログモードの [追加] を選択します。
  6. [OK] を選択します。



2. バイナリ 形式 (BLG) の パフォーマンス ログ を フォーマット 変換する方法

  1. コマンド プロンプト を開きます。
  2. relog コマンド を使用し フォーマット 変換を行います。
バイナリ 形式 (BLG) から カンマ区切り (CSV) に変換する場合
relog <フォーマット変換対象の blg ファイル名> -f csv -o <フォーマット変換後の csv ファイル名>

バイナリ 形式 (BLG) から タブ区切り (TSV) に変換する場合
relog <フォーマット変換対象の blg ファイル名> -f tsv -o <フォーマット変換後の tsv ファイル名>

relog コマンド の詳細については、次の マイクロソフト Web サイト を参照してください。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb490958.aspx