Windows プレゼンテーション モードの使用時、Outlook 2010 のプロファイル作成や起動に失敗する

現象

Outlook 2010 で複数の Outlook プロファイルを使用している場合、Windows のログオン アカウントとは異なるアカウントでメールサーバーへ接続する場合があります。このとき、本来であれば認証ダイアログが表示され、接続に必要なユーザー名とパスワードの入力が求められます。しかし、Windows Vista や Windows 7 のプレゼンテーション モードがオンになっている場合には、この認証ダイアログが表示されません。これにより、正しいユーザー名やパスワードを入力できず Outlook プロファイルの作成に失敗することがあります。また、正しいユーザー名やパスワードで作成していないプロファイルで Outlook 2010 を起動しようとして、以下のエラーが発生し起動ができないことがあります。

「既定のメールフォルダーを開けません。フォルダーと Outlook データ ファイル (.ost) を同期させる前に、現在のプロファイルで Microsoft Exchange に接続してください。」

原因

Office 2007 では、PowerPoint が全画面表示 (スライド ショー実施) の状態を、ユーザーがプレゼンテーションを実施している状態として判断していました。Office 2007 では OS 側のプレゼンテーション モードについては認識しなかったため、Outlook 使用時には認証ダイアログの表示は制限されていませんでした。

これに対して、Office 2010 では OS 側のプレゼンテーション モードを認識して、ユーザーがプレゼンテーションを実施している状態と判断するようになったため、Windows Vista や Windows 7 のプレゼンテーション モードがオンになっている場合、認証ダイアログの表示が制限されるようになりました。

本動作は、OS 側でプレゼンテーション モードが実装されたことに対応して、Office 2010 から意図して変更された動作となります。

解決方法

以下の技術情報に記載の修正プログラムの適用とレジストリ設定を行うことにより、Windows プレゼンテーション モードが有効な場合にも認証ダイアログが表示される動作に変更されます。

文書番号: 2596960
Title: 初期アプリケーションで RDP または Citrix 全角で公開アプリケーションとして Outlook 2010 を起動したときの資格情報の確認
URL: http://support.microsoft.com/kb/2596960

状況

この動作は仕様です。

詳細

Windows プレゼンテーション モードの使用時、Outlook 2010 では認証ダイアログの表示とあわせて、以下の機能も制限されます。
  • 新着メールの音が鳴りません
  • アラームの音が鳴りません
  • アラームのウィンドウが前面に表示されません
  • 自動仕分けルールの音が鳴りません
  • 自動仕分けルールの通知が前面に表示されません
プロパティ

文書番号:2841427 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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