現象
Microsoft Excel で Web ソースからデータをインポートしようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
ファイルを開けません。理由: xml 宣言が無効です。
これには、エラーの位置と拡張マークアップ言語 (XML) バージョンを示す行が続きます。
原因
この動作が発生するのは、Excel XML パーサーによって xml タグの文字 <? xml が必要であることを意味します。 > XML ページの最初の文字であることを意味します。 他の文字を前に指定することはできません。通常は XML インタプリタによって無視される空白文字が含まれています。 注: Microsoft Excel 2000 の XML パーサーは、次の要件の下では機能しません。
回避策
この問題を回避するには、Excel で Web データソースとして開くドキュメントの XML タグの前に、何も含まれていないことを確認します。
状態
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
詳細情報
適切な形式の XML ドキュメントは、xml ドキュメントとして識別される XML 宣言で始まり、次の例のように、使用されている XML バージョンを識別します。
<?xml version="1.0"?>
XML を解釈するブラウザーやその他のプログラムでは、通常、ソースドキュメントの空白文字 (スペース、タブ、または改行) は無視されます。 xml パーサーは、XML 宣言の前にある場合は、これらの文字を無視します。 ただし、XML パーサーが Excel に含まれている場合は、XML 宣言の前にこれらの文字を指定する必要はありません。Excel 2000 に含まれている XML パーサーは、多くのブラウザーと同様に、XML 宣言の前にある空白文字 は 無視されます。 この結果、これらの環境で通常開かれている可能性のあるドキュメントは、Excel の Web クエリで使用される場合に、この記事の「現象」セクションで説明されているエラーメッセージを生成します。