SetWorldTransform 関数を使った印刷データの変換処理について

概要

この資料では、SetWorldTransform 関数を印刷時に使用する際の注意点について説明します。
この 関数 は、ワールド空間からページ空間の座標変換を行います。この座標変換に伴い、デバイスコンテキストに描画するデータに対して以下の効果を持たせることができます。
  • スケーリング
  • 並行移動
  • 回転
  • 傾斜 

詳細

SetWorldTransform 関数は、ワールド座標空間からページ座標空間への変換を行い、ページ座標空間は、各デバイスの座標空間への変換にマッピングします。
デバイス テキストが、プリンタデバイスの場合、ページ座標空間は、ドキュメントのページ毎に保持している属性となり、このページの属性は、次のページに引き継ぎを行います。

しかしながら、プリンタデバイスでは、N-up やCollate などのページ単位の変換機能もあるため、属性がリセットされる場合があり、以下のシーケンス例のようにページの開始直後に属性を再設定することを推奨します。

シーケンス例:
  1. プリンタ デバイスのデバイスコンテキスト作成
  2. ドキュメント開始
  3. 1ページ目開始
  4. ワールド座標空間からページ座標空間への変換
  5. 1ページ目の印刷処理
  6. 1 ページ目終了
  7. 2 ページ目開始
  8. ワールド座標空間からページ座標空間への変換
  9. 2ページ目の印刷処理
  10. 2ページ目終了
  11. ドキュメント終了
  12. プリンタ デバイスのデバイスコンテキスト削除


プロパティ

文書番号:2851972 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

フィードバック