拡張子が .eml のファイルを Outlook クライアントで開けるようにする方法 (Windows 7 環境)

適用対象: Microsoft Office Outlook 2003Microsoft Office Outlook 2007

現象


ファイル名拡張子が .eml のファイルを Outlook クライアントで開くことができません。

原因


Windows 7 の既定の環境では、Outlook Express や Windows メールといった既定のメールクライアントがインストールされていないため、eml 形式のファイルを認識することができません。さらに Outlook 2003、Outlook 2007 では、既定の状態では eml 形式のファイルを開けない問題があり、eml形式のファイルを確認できないことがあります。

解決方法



前提条件
この問題を解決するためには、以下の修正プログラムの適用が必要です。

965495 Outlook 2003 修正プログラム パッケージ (Outlook.msp) の説明: 2009 年 2 月 24 日
※Outlook.exe のバージョンが、11.0.8249.0 以上であれば適用済みです。

957909 Outlook 2007 service Pack 1 の修正プログラム パッケージの説明: 2008 年 9 月 24 日
※Outlook.exe のバージョンが、12.0.6327.5000 以上であれば適用済みです。

設定手順
.eml の拡張子を追加し、上記の修正プログラムを有効にするために、以下のレジストリを設定します。
  1. ローカル の管理者権限を持つアカウントにて、Windows 7 にログオンします。
  2. [レジストリ エディター] を起動します。
  3. 以下のルートを展開後、 [.eml] キーが存在しないことを確認します。
    HKEY_CLASSES_ROOT\ 
  4. [HKEY_CLASSES_ROOT] を右クリックし、[新規] - [キー] を選択します。
  5. [.eml] キーを作成します。
  6. [.eml] キー配下で、[既定] (REG_SZ) エントリを [右クリック] - [修正] し、以下のように値を入力します。
    Microsoft Internet Mail Message 
  7. 同じく [.eml] キー配下に、以下のエントリを新規作成します。
    エントリ名: Content Type
    種類: REG_SZ
    値: message/rfc822
  8. 次に、以下のレジストリを追加します。
    ※[Microsoft Internet Mail Message] 以下のキーは存在しないため、各キーの作成を行ってからレジストリを追加してください。

     場所: HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft Internet Mail Message\shell\open\command
     エントリ名: (既定)
     種類: REG_SZ
     値: "<Outlook.exe のパス>" /eml "%1"

     値の例) "C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE12\OUTLOOK.EXE" /eml "%1"

    ※REG_SZ のレジストリでは %ProgramFiles% のような環境変数は使用できません。
  9. [レジストリ エディター] を終了し、.eml ファイルを開けることを確認します。

状況


マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

関連情報


Windows XP、Windows Vista 環境については、以下を確認してください。

967346 Outlook 2003 では、.eml ファイル名拡張子を持つファイルが開かない
956693 ファイル名拡張子が .eml のファイルを Outlook 2007 で開くことができない