Windows 8 で高速スタートアップできない場合がある

適用対象: Windows 8Windows 8 Pro

現象


シャットダウン設定で [高速スタートアップを有効にする (推奨)] を有効にしているにも関わらず、シャットダウン後の起動が高速スタートアップではない場合があります。

原因


次回起動時にチェックディスクの実行が登録されている場合、高速スタートアップはキャンセルされます。

リムーバル メディアなど、取り外されてしまったディスクに対してチェックディスクの実行がスケジュールされている場合、チェックディスクの登録が解除されるまで高速スタートアップが実行されない場合があります。

解決方法


重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの編集方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを編集する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしておくと、問題が発生した場合にレジストリを復元することができます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法

この問題を解決するには、以下の対応策のいずれかを実施してください。
  1. 次回起動時にスケジュールされているチェックディスクを実行します。
  2. 何らかの理由によりチェックディスクの実行が不要な場合、スケジュールされているチェックディスクを中止します。
    スケジュールされているチェックディスクを中止するには、次の手順を実行します。 
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
    2. [名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
    3. HKEY_LOCAL_MACHINE サブツリー下の次のサブキーに移動します。
      \SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session manager
    4. BootExecute エントリを変更します。
      [変更前]
      例autocheck autochk /p \??\C:

      [変更後]
      autocheck autochk *
    複数のボリュームに CHKDSK をスケジュールした場合は、各ボリュームのエントリが自動チェックされます。ボリュームごとにチェックしないようにするには、BootExecute のレジストリ値から対象ボリュームの文字列を削除します。

状況


この動作は仕様です。

詳細


通常、高速スタートアップが有効になっている場合、システム イベント ログには以下のイベントが記録されます。




しかし、現象発生時、システム イベント ログには通常のシャットダウンと起動を意味する以下のイベントが記録されます。




また、チェックディスクの実行がスケジュールされているかは、以下のレジストリから確認が可能です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\BootExecute
  1. レジストリ エディターを起動します。レジストリ エディターを開くには、Windows ロゴ + C キー を押下、もしくは画面の右端からスワイプしてチャームを開き、[検索] をタップまたはクリックします。検索ボックスが表示されましたら "regedit.exe" と入力し、表示された regedit.exe タイルをタップまたはクリックします。
  2. 左ペインより HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager に移動します。
  3. 右ペインより BootExecute の値を確認します。

    例えば C: ドライブのチェックディスクの実行がスケジュールされている場合、以下のような値が設定されています。
    autocheck autochk /p \??\C:

    チェックディスクの実行がスケジュールされていない場合は以下の値が設定されています。
    autocheck autochk *