ページのズーム機能を無効にし、マルチタッチ操作による拡大・縮小を行うと Internet Explorer が動作を停止する

現象

グループポリシーやレジストリの設定でズーム機能を無効化している場合に、Windows 7 の Internet Explorer 8 もしくは Internet Explorer 9、Internet Explorer 10 でマルチタッチ操作による拡大・縮小を行うと、以下のエラーメッセージが表示されてInternet Explorer が終了することがあります。

Internet Explorer は動作を停止しました。

例えば、以下のようなシナリオです。 

1. 以下のレジストリを設定し、ページのズーム機能を無効にします。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Zoom\ZoomDisabled
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\Zoom\ZoomDisabled

2. 以下のグループポリシーの項目にて、ページのズーム機能を無効にします。

[ユーザーの構成] または [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer] - [ページのズーム機能を無効にする]

原因

マルチタッチの操作を行うと、Windows OS から Internet Explorer 側へメッセージが通知され、通知されたメッセージの内容にしたがって、パン (スクロール) やズームの処理が働きます。
ズームを無効に設定していると、Internet Explorer は内部で管理しているジェスチャ情報をクリアせずに処理を進めてしまいます。

このため、ズームの前にパンなどを使用して異なる操作を行っていた場合、以前のジェスチャ情報が不正に残ったままとなり、不正なメモリー アクセスが発生してクラッシュする可能性があります。

回避策

この問題を回避するには、マルチタッチ環境ではズーム機能を有効にしてご利用いただく、もしくは、マルチタッチジェスチャ機能、タッチ機能を無効にしてお使いください。

マルチタッチジェスチャ機能、タッチ機能は、以下の手順により無効に設定することができます。

1. [コントロールパネル] - [ハードウェアとサウンド] を開きます。
2. [ペンとタッチ] をクリックします。
3. [タッチ] タブをクリックします。
4. マルチタッチ ジェスチャ機能を無効にするには、[マルチタッチ ジェスチャとインクを有効にする] のチェックをはずし、タッチ機能を無効にするには [入力デバイスとして指を使う] のチェックをはずします。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
プロパティ

文書番号:2878014 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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