RAS 接続時にクライアントへ優先 DNS サーバーが設定されない場合がある

現象

Windows 7 または Windows 8 上で RAS 接続 (ダイヤルアップ接続や VPN 接続) を確立する際に優先 DNS サーバーと代替 DNS サーバーをどちらも設定する場合、IP アドレスの指定によっては優先 DNS サーバーが適切に設定されません。

具体的には以下のように、優先 DNS サーバーの IP アドレスが、代替 DNS サーバーの IP アドレスと前方一致する場合は、RAS 接続の確立後に代替 DNS サーバーの IP アドレスのみがクライアントへ設定されます。

優先 DNS サーバー : 192.168.1.2
代替 DNS サーバー : 192.168.1.200

原因

優先 DNS サーバーの IP アドレスをクライアントへ設定する際に、"192.168.1.2" の文字列が代替 DNS サーバーの IP アドレス "192.168.1.200" に一致すると間違って判断してしまうため、優先 DNS サーバーを正しく設定することが出来ません。

回避策

優先 DNS サーバーと代替 DNS サーバーの IP アドレスを、前方一致しないよう構成します。

もし代替 DNS サーバー : 192.168.1.200 の場合、優先 DNS サーバーには、以下のアドレスを指定しないようにします。

192.168.1.2
192.168.1.2x (20 ~ 29)
192.168.1.2xx (200 ~ 254)

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
プロパティ

文書番号:2910350 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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