ネットワーク接続の切断後に Excel でファイルを保存するとエラー メッセージが表示される

Microsoft Excel 2000 については、次の資料を参照してください。230164

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

256986 Microsoft Windows レジストリの説明

現象

ブックを保存しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

ファイル 'Network path' にアクセスできません。次のいずれかの理由が考えられます。

  • ファイル名またはパス名が存在しません。

  • ファイルが他のプログラムによって使用されています。

  • 保存しようとしているブックと同じ名前のブックが、現在開かれています。

このメッセージの Network path には、ファイルを保存しようとしているネットワーク上の場所が入ります。



ファイルを別の場所に保存しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

ファイルを保存できませんでした。

原因

この問題は、次の条件に該当する場合に発生することがあります。

  • ファイルをネットワーク ドライブに保存しようとしています。

  • ネットワーク ドライブへの接続が切断されています。

  • ブックに以下のいずれかのアイテムが含まれています。

    • ピボットテーブル
    • Visual Basic for Applications モジュール
    • 埋め込みオブジェクト (クリップアートなど)

回避策

この問題の発生を回避するには、レジストリに NetworkResiliency サブキーと PivotTableNetworkResiliency サブキーを追加します。これを行うには、次の手順を実行します。



警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。

  2. [名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。

  3. 実行している Excel のバージョンに応じて、左側のウィンドウの次の項目を順番に展開します。



    Microsoft Excel 2002
    HKEY_CURRENT_USER

    Software

    Microsoft

    Office

    10.0

    Excel
    Microsoft Office Excel 2003
    HKEY_CURRENT_USER

    Software

    Microsoft

    Office

    11.0

    Excel
    Microsoft Office Excel 2007
    HKEY_CURRENT_USER

    Software

    Microsoft

    Office

    12.0

    Excel
  4. 左側のウィンドウで、[Options] フォルダをクリックします。

  5. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。

  6. NetworkResiliency と入力し、Enter キーを押します。

  7. [NetworkResiliency] フォルダのアイコンをダブルクリックします。

  8. [値のデータ] ボックスに 1 と入力し、[OK] をクリックします。

  9. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。

  10. PivotTableNetworkResiliency と入力し、Enter キーを押します。

  11. [PivotTableNetworkResiliency] フォルダのアイコンをダブルクリックします。

  12. [値のデータ] ボックスに 1 と入力し、[OK] をクリックします。

この変更は、次回の Excel 起動時に有効になります。どちらのレジストリ キーも、0 に設定すると無効になり、1 に設定すると有効になります。2 つのレジストリ キーの違いは、レジストリ キーが存在しないときのデフォルトの値が、VBA および OLE の場合は有効で、ピボットテーブル キャッシュの場合は無効であることのみです。

詳細

Microsoft Excel 2000 では、この機能は 1 つのレジストリ キーとして説明されています。



Excel 2000 でこの問題を解決する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。


230164 XL2000:ネットワーク接続が解除された後にファイルを保存するとエラー

Excel 2002 から、ネットワークの復元機能は、制御性の向上と、切断されたネットワーク接続からの確実な回復の 2 つのカテゴリに分類されています。分類は以下のとおりです。

  • VBA オブジェクトおよび OLE オブジェクトの復元

  • Microsoft ピボットテーブル キャッシュの復元

デフォルトでは、VBA と OLE の復元は有効に、ピボットテーブル キャッシュの復元は無効に設定されています。ピボットテーブル キャッシュの復元は、キャッシュが利用できない場合でもピボットテーブルを保存できるように、無効に設定されています。ネットワーク接続が切断された場合でも、ピボットテーブルが原因でファイルを保存できないという問題は発生しません。



ネットワークの復元の設定には、ユーザー インターフェイスはありません。レジストリ エントリで制御されており、手動によるレジストリの編集、またはポリシーでのみ設定が可能です。

プロパティ

文書番号:291204 - 最終更新日: 2007/03/06 - リビジョン: 1

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