適用済みの更新プログラムの一覧に同じ Office の更新プログラム名が複数表示される

適用対象: Office Home and Business 2010Office Standard 2010Office Professional 2010

現象


Office 2007、Office 2010、Office 2013 対象の更新プログラムをインストールして、コントロールパネルのインストールされた更新プログラムの一覧を確認すると、同じ更新プログラム名が複数表示される場合があります。

原因


Office 製品対象の更新プログラム パッケージには、インストール実行ファイルとして .msp 形式のファイルが含まれています。
更新プログラムに含まれている .msp ファイルの数や、.msp ファイルで定義されている対象コンポーネントの数によっては、インストール後に同じ更新プログラム名の表示が複数表示されます。


パターン 1 : 更新プログラムに msp ファイルが複数含まれている

Office アプリケーション対象の *.exe 形式の更新プログラム パッケージに、複数の *.msp ファイルが含まれている場合があります。
例えば、Excel 2010 対象の以下の更新プログラムには、Excel-x-none.msp、Graph-x-none.msp、Oart-x-none.msp、Oartconv-x-none.msp の 4 つの msp ファイルが含まれています。

この更新プログラムをインストールすると、インストールされている更新プログラム名の一覧には 4 つ同じ更新プログラム名が表示されます。

2726898 Description of the Excel 2010 hotfix package (Excel-x-none.msp, Graph-x-none.msp, Oart-x-none.msp, Oartconv-x-none.msp): April 9, 2013



パターン 2 : 一つの msp ファイルが複数の Windows Installer パッケージに適用される

Office 2007 以降の製品では、複数の Windows Installer パッケージ (*.msi ファイル) にてインストーラーが構成されています。個々の *.msi ファイルには個別の製品コードが (GUID) が割り当てられており、インストールをすることで複数の *msi ファイルに関する情報がシステムに登録されます。
また、Office アプリケーション対象の *.exe 形式の更新プログラム パッケージに含まれている *.msp ファイルには、適用対象となる Windows Installer パッケージが製品コード (GUID) 単位で定義されています。
1 つの *.msp ファイルに、適用対象となる製品コード (GUID) が複数定義されていると、適用されたコンポーネントの数だけ同じ更新プログラム名が表示されます。
例えば、Excel 2013 対象の以下の更新プログラムには、excel-x-none.msp、excelintl-ja-jp.msp が含まれています。

excel-x-none.msp の適用対象コンポーネントは 1 つで、excelintl-ja-jp.msp の適用対象コンポーネントは 4 つです。
そのため、この更新プログラムをインストールすると、インストールされている更新プログラム名の一覧には 5 つ同じ更新プログラム名が表示されます。

2827238 [MS13-085] Microsoft Excel 2013 セキュリティ更新プログラムについて(2013 年 10 月 8 日)


状況


この動作は仕様です。

詳細


更新プログラムをアンインストールしたい場合、該当する更新プログラムの KB 番号を含むプログラムをひとつづつアンインストールする必要があります。