Bootcfg コマンドとその使用法について

概要

この資料では、bootcfg コマンドとその使用法について説明します。

詳細

bootcfg コマンドは、Boot.ini ファイルを処理する、Microsoft Windows XP 回復コンソールのコマンドです。このコマンドには、ハード ディスクをスキャンして Microsoft Windows NT、Microsoft Windows 2000、Windows XP がインストールされているかどうか確認し、それらを既存の Boot.ini ファイルに追加するか、既存のものがない場合は新規の Boot.ini ファイルを再構築できる機能があります。bootcfg コマンドを使用すると、Boot.ini ファイルの追加のパラメータを、既存または新規のエントリに加えることができます。

bootcfg コマンドを使用するには、Windows XP CD-ROM を使用して回復コンソールを起動し、[Recovery Console] をクリックします。または、回復コンソールをローカルにインストールし、ブート メニューからコマンドを選択します。

bootcfg コマンドとその使用法は以下のとおりです。
  • bootcfg /default コマンドでは、ブート メニューのデフォルトのオペレーティング システム オプションが設定されます (コマンドにより、オペレーティング システムのエントリが自動的に選択されます)。
  • bootcfg /add コマンドでは、コンピュータで Windows NT、Windows 2000、Windows XP (デュアル ブートの場合) のインストールがスキャンされ、結果が表示されます。この場所から、任意のインストールをブート メニューに追加することができます。

    表示されるメッセージの一例を以下に示します。
    Windows のインストールのすべてのディスクをスキャンしています。

    これには、しばらく時間がかかります。お待ちください...


    Windows のインストールとして認識された合計数 : 2


    [1] C:\Windows

    [2] D:\Windows


    追加するインストールを選択してください : (番号を選択)


    読み込み識別子を入力してください : (ブート メニューからロードするオペレーティング システムの名称)

    読み込みオプションを入力してください : (つまり /fastdetect)


    この処理により、新規エントリがブート メニューに追加されます。インストールを追加すると、bootcfg コマンドでは、そのインストールをオペレーティング システムのブート エントリのデフォルトにする作業も行われます。
  • bootcfg /rebuild コマンドでは、コンピュータのハード ディスクで、Windows NT、Windows 2000、Windows XP のインストールがスキャンされ、結果が表示されます。検出された Windows のインストールを追加することができます。

    表示されるメッセージの一例を以下に示します。
    Windows のインストールとして認識された合計数 : 2


    [1] C:\Windows

    インストールをブート一覧に追加しますか? (Yes/No/All) :

    読み込み識別子を入力してください : (ブート メニューからロードするオペレーティング システムの名称)

    読み込みオプションを入力してください : (つまり /fastdetect)


    [2] D:\Windows

    インストールをブート一覧に追加しますか? (Yes/No/All) :

    読み込み識別子を入力してください : (ブート メニューからロードするオペレーティング システムの名称)

    読み込みオプションを入力してください : (つまり /fastdetect)

  • bootcfg/scan コマンドでは、コンピュータのハード ディスクで、Windows NT、Windows 2000、Windows XP のインストールがスキャンされ、結果が表示されます。

    表示されるメッセージの一例を以下に示します。

    Windows のインストールのすべてのディスクをスキャンしています。

    これには、しばらく時間がかかります。お待ちください...


    Windows のインストールとして認識された合計数 : 2


    [1] C:\Windows

    [2] D:\Windows


  • bootcfg /list コマンドでは、Boot.ini ファイルが読み取られ、オペレーティング システムの識別子、オペレーティング システムのロード オプション、オペレーティング システムの場所 (パス) が表示されます。

    表示されるメッセージの一例を以下に示します。
    ブート一覧のエントリの合計 : 2


    [1] Microsoft Windows Whistler Professional

    OS 読み込みオプション : /fastdetect

    OS の場所 : D:\Windows


    [2] Microsoft Windows Whistler Server

    OS 読み込みオプション : /fastdetect

    OS の場所 : C:\Windows
  • bootcfg/redirect コマンドでは、ポートおよびボーレートとして指定された構成で、ブート ローダーでのリダイレクトが有効になります。このコマンドは、ヘッドレス管理機能を有効にするために使用されます。

    このコマンドの一例を以下に示します。

    bootcfg/redirect com1 115200
    bootcfg/redirect useBiosSettings
  • bootcfg/disableredirect コマンドでは、ポートおよびボーレートとして指定された構成で、ブート ローダーでのリダイレクトが無効になります。このコマンドは、ヘッドレス管理機能を無効にするために使用されます。
Windows XP のグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) でも Boot.ini ファイルを変更することができます。
  1. コントロール パネルで、[システム] をダブルクリックします。
  2. [詳細設定] タブで、[起動と回復] の [設定] をクリックします。
  3. [起動システム] の下で、[編集] をクリックします。
  4. 必ず変更を保存してから、[OK] をクリックして [起動と回復] ウィンドウを閉じます。そうすれば Boot.ini ファイルの変更が反映されます。
  5. [スタート] をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。msconfig と入力してシステム構成ユーティリティを起動します。
  6. [BOOT.INI] タブをクリックします。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
291980 (最終更新日 2001-09-05) をもとに作成したものです。

プロパティ

文書番号:291980 - 最終更新日: 2003/01/16 - リビジョン: 1

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