Windows Server 2012 Hyper-V レプリカ環境において初期レプリケーションに失敗する。

適用対象: Windows Server 2012 DatacenterWindows Server 2012 DatacenterWindows Server 2012 Standard

現象


Windows Server 2012 Hyper-V レプリカ環境において仮想マシンのレプリカの有効化後、初期レプリケーションに失敗します。
また、Microsoft-Windows-Hyper-V-VMMS Admin ログに以下のイベントが記録されます。

      ソース: Hyper-V-VMMS
 イベント ID: 32042
      レベル: エラー
        説明: Hyper-V は、'<仮想マシン名>' の初期レプリカを生成できませんでした: 既に存在するファイルを作成することはできません。 (0x800700B7)。(仮想マシン ID <仮想マシン GUID>)

      ソース: Hyper-V-VMMS
 イベント ID: 32086
      レベル: エラー
        説明: Hyper-V は、回復不可能なエラーにより、仮想マシン '<仮想マシン名>' のレプリケーションを中断しました。(仮想マシン ID <仮想マシン GUID>)。エラーを修正してからレプリケーションを再開してください。

原因


レプリケーション対象の仮想マシンに接続されている VHD / VHDX のファイル名が同一である事が原因です。
例:
以下の 2 ファイルが仮想マシンに対してアタッチされており、レプリカ有効化時にレプリケートする仮想ハード ディスクとして両方共選択した場合にエラーが発生します。
 C:\vm.vhd
 D:\vm.vhd

レプリケーションを行うと、レプリカ サーバー上にレプリケーション対象の仮想マシン の GUID 名のフォルダを作成します。その配下にウィザードで選択した VHD のコピーを行います。そのため、同一ファイル名の VHD が存在する場合、エラー 0x800700B7 (ERROR_ALREADY_EXISTS) が発生し、初期レプリケーションに失敗いたします。

回避策


レプリケートする仮想ハード ディスク (VHD / VHDX) のファイル名をそれぞれ異なるファイル名に変更します。