Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (SP1) 適用時における Lync 2013 の制約事項

現象

Microsoft Office 2013 の Service Pack 1 (SP1) 以降の更新プログラムを適用すると、 Service Pack 1 より前のバージョン時に Lync 2013 で登録した一部の情報が削除されます。削除される情報は以下の 2 種類となり、SP1 適用後に再度登録頂く必要がございます。

・自動提案機能により [お気に入り] へ自動的に追加された連絡先情報
・[場所の設定] にユーザー自身が登録した場所情報


原因

本事象は SP1 より前のバージョンから SP1 以降へアップデートした際、一時的に発生する制約事項となります。SP1 より前にリリースされた以下のバージョンより、 SP1 以降のリリースバージョンへアップデートする際に発生します。( 2014 年 4 月時点)

 CU1 http://support.microsoft.com/kb/2812461
 CU2 http://support.microsoft.com/kb/2817465
 CU3 http://support.microsoft.com/kb/2825630
 CU4 http://support.microsoft.com/kb/2850057
 
これら登録された情報は、ユーザー毎に作成されるキャッシュファイルに記録されます。キャッシュファイルはユーザー プロファイル フォルダ配下に作成される、以下のフォルダに存在します。

 C:\Users\<User_Alias>\AppData\Local\Microsoft\Office\15.0\Lync\sip_<SIP_URI>

Lync 2013 は起動する際にキャッシュ内に記録された情報を読み込み、前回と同じ情報により [お気に入り] や [場所の設定] を更新します。SP1 にてこのキャッシュファイルの構造が変更されたため、起動時にキャッシュファイルのチェックを行い、古いバージョンのものであれば削除して作り直します。この結果、キャッシュファイルにのみ保存されていた [お気に入り] と [場所の設定] が空の状態で起動します。

回避策

本事象はアップデート時に一時的に発生する制約事項です。今回の問題が発生する場合には、以下の対処方法を検討してください。

・自動提案された [お気に入り] への対応

 自動提案機能により追加された連絡先情報のうち、重要なものは手動にて [お気に入り] やその他のグループへ追加しておきます。
 これにより、手動登録された連絡先情報はサーバー側に保管され、キャッシュファイルの削除によって消えることはありません。

・[場所の設定] への対応

 バージョンアップ後にユーザーにて再度登録する必要があります。


状況

この資料は以下の製品について記述したものです。

•Microsoft Lync 2013

キーワード:KB2817430 KB2880474 Office 2013 Service Pack 1 ( SP1 )
プロパティ

文書番号:2965332 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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