ネットワーク共有に割り当てられたドライブへの接続が切断される

適用対象: Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition (32-bit x86)Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition (32-bit x86)Microsoft Windows XP Home Edition

現象


この資料の対象製品として記載されているいずれかのバージョンの Windows を実行しているコンピューターで、ネットワーク共有にドライブを割り当てている場合、このドライブを一定時間以上利用しないと、ドライブへの接続が切断され、エクスプローラーでこのドライブのアイコンを確認すると、赤色の "X" が表示されていることがあります。 ただし、このドライブにアクセスするか、ドライブを参照すると、接続は直ちに再確立されます。

原因


この動作は、使用されていないセッションにサーバー リソースが無駄に使用されないように、接続がアイドル状態になってから指定のタイムアウト期間 (既定では 15 分) の経過後に接続が自動的にドロップするために発生します。 接続は必要に応じてすばやく再確立することができます。

解決方法


この問題を解決するには、ネットワーク共有のあるコンピューターに設定されている既定のタイムアウト期間を変更します。 これを行うには、次のいずれかの方法を使用します。
 

レジストリ エディター

警告: レジストリ エディターの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。 マイクロソフトは、レジストリ エディターの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。 レジストリ エディターは、自己の責任においてご使用ください。


レジストリ エディターを使用して、既定のタイムアウト期間を長くします。 これを行うには、次の手順を実行した後、レジストリ エディターを終了します。


注: この方法を使用して、サーバー サービスの自動切断機能を無効にすることはできません。 自動切断機能の既定のタイムアウト期間を変更する場合にのみ、この方法を使用できます。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。Windows 2000 または Windows Server 2003 の場合は「regedit」、Windows NT 4.0 の場合は「regedt32」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanserver\parameters
  3. 右側のウィンドウの autodisconnect 値をクリックし、[編集] メニューの [修正] をクリックします。 autodisconnect 値が存在しない場合は、次の手順を実行します。
    1. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[REG_DWORD] をクリックします。
    2. autodisconnect」と入力し、Enter キーを押します。
  4. [編集] メニューの [修正] をクリックします。
  5. [16 進] をクリックします。
  6. [値のデータ] ボックスに「ffffffff」と入力し、[OK] をクリックします。
注: アイドル時間が KeepConn に設定されている時間を超えると、クライアント側セッションは自動的に切断されます。 そのため、AutoDisConnect と KeepConn の間の短い設定時間に従ってセッションが切断されます。 UNC 接続中のクライアント側のタイムアウト期間を変更するには、KeepConn に任意の時間を指定します。
次のレジストリ キーを見つけてクリックします。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanworkstation\parameters値: KeepConn
データ型: REG_DWORD
範囲: 1 ~ 65,535 (秒)
既定値: 600 秒 = 10 分

コマンド ライン

注: この方法を使用すると、Server サービスの自動調整機能を無効にできます。

Server サービスの自動切断機能に設定されている既定のタイムアウト期間を変更するには、コマンド プロンプトを開き、次の行を入力して Enter キーを押します。
net config server /autodisconnect:number
number には、ネットワーク ドライブ接続を切断するまでのサーバーの待機時間を分単位で入力します。 このコマンドに設定できる最大値は 65,535 です。

注: 自動切断の値を 0 (ゼロ) に設定しても、自動切断機能自体は無効になりません。ネットワーク ドライブ接続がアイドル状態になるとわずか数秒後に Server サービスによって接続が切断されます。

自動切断機能を無効にするには、コマンド プロンプトを開き、次の行を入力して Enter キーを押します。
net config server /autodisconnect:-1

問題が解決されたかどうかの確認

  • 問題が解決されたかどうかを確認します。 問題が解決された場合、このセクションの作業は完了していることになります。 問題が解決されていない場合は、サポートに問い合わせることができます。

詳細情報


一部の古いバージョンのプログラムでは、ドライブの切断時にファイルを保存できない場合や、データにアクセスできない場合があります。 ただし、このようなプログラムでも、ドライブが切断される前は正常に機能しています。

既定のタイムアウト期間を長くする方法の詳細を見るには、以下のマイクロソフト サポート技術情報の番号をクリックしてください。
138365 Windows NT と Windows 2000 での Autodisconnect の動作
128167 Server サービスの構成および調整