Windows Server 2012 上にインストールされた SharePoint Server を操作する際、処理に遅延が発生することがある

適用対象: SharePoint Server 2010SharePoint Server 2013

現象


Windows Server 2012 もしくは Windows Server 2012 R2 上にインストールされたSharePoint Server にアクセスする際、処理に遅延が発生することがあります。
ネットワーク パケットを確認すると、DC (Domain Controller) 名をゾーン名に持つ、存在しないゾーンに対する DNS クエリが複数回発行され、最終的に Server Failure のエラーが返されています。

DNS DNS:QueryId = <ID>, QUERY (Standard query), Query  for _ldap._tcp.Default-First-Site-Name._sites.<DC> of type SRV on class Internet

原因


この動作は Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2 の動作変更により発生します。
Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2 では、接続先 DC の選定処理において <DC名> で値を渡された場合、_ldap._tcp.Default-First-Site-Name._sites.<DC名> の DNS クエリを送信します。SharePoint Server では、DC 名を利用して処理を行うことがあるため、今回の現象が発生することがあります。

回避策


この現象に対処するには、DNS サーバーに、<DC 名> を持つゾーンを作成します。

1) DNS サーバーに管理者権限を持つユーザーでログオンし、DNS マネージャーを起動します。
2) [前方参照ゾーン] を右クリックして、[新しいゾーン] を選択し、[次へ]をクリックします。
3) "ゾーンの種類" の画面で、そのままの設定で [次へ] をクリックします。
4) "Active Directory ゾーン レプリケーション スコープ" の画面で、[次へ] をクリックします。
5) "ゾーン名" の画面で、ゾーン名に欄に <DC名> を入力します。
6) "動的更新" の画面で、[次へ] をクリックします。7) "完了" をクリックします。

状況


マイクロソフトでは、この問題について現在調査中です。詳細については、わかりしだいこの資料に掲載する予定です。