Excel 2010 環境でエクスプローラー上の Excel ファイルを選択してプレビュー ウィンドウを表示しているときに Excel プロセスの CPU 使用率が 100% になる

適用対象: Excel 2010

現象


Microsoft Excel 2010 環境でエクスプローラー上の Excel ファイルを選択してプレビュー ウィンドウを表示しているときに Excel プロセス (Excel.exe) の CPU 使用率が 100% になります。

この現象は以下の条件を全て満たした場合に発生します。
  • Windows 7 または Windows Server 2008 R2 環境である
  • シングル CPU 環境である
  • エクスプローラーでプレビュー ウィンドウを表示する設定にしている


原因


エクスプローラーの閉じる操作と Excel 側の処理が整合が取れない状態となり、プレビュー ウィンドウの表示状況を Excel が正しく認識することが出来ないため、発生します。

解決方法


エクスプローラーのプレビュー ウィンドウを非表示にします。

Note :
グループポリシーで対応する場合は、[ユーザーの構成] – [ポリシー] – [管理者用テンプレート] – [Windows コンポーネント] – [エクスプローラー] – [エクスプローラー フレームウィンドウ] の [プレビューウィンドウを無効にする] を「有効」に設定します。

回避策


エクスプローラーを閉じる前に、Excel 以外のファイルを選択し、 Excel ファイルがプレビュー表示されていない状態でエクスプローラーを閉じます。

状況


マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細


以下は現象が発生する手順の一例です。

問題の再現手順  
  1. シングル CPU の Windows 7 SP1 環境で、エクスプローラーの設定の [整理] - [レイアウト] - [プレビュー ウィンドウ] を有効にします。
  2. 同一フォルダ内に 2 つの Excel ファイルを保存します。
  3. Excel アプリケーションをすべて終了し、タスクマネージャーで、Excel.exe のプロセスが存在しないことを確認します。
  4. エクスプローラ (a) で、手順2 で作成した Excel ファイルのあるフォルダを表示し、片方の Excel ファイル (i) を選択します。
    この時、エクスプローラ (a) のプレビュー ウィンドウには、選択した Excel ファイル (i) の内容がプレビュー表示されます。
  5. エクスプローラ (b) で、手順2 で作成した Excel ファイルのあるフォルダを表示し、もう片方の Excel ファイル (ii) を選択します。
    この時、エクスプローラ (b) のプレビュー ウィンドウには、選択した Excel ファイル (ii) の内容がプレビュー表示されます。
  6. エクスプローラ (a) を閉じます。

結果  
Excel プロセスの CPU 使用率が高騰し、 100 % になります。