Microsoft Azure 仮想ネットワーク上に構築した ドメインコントローラーでインターネットの DNS の名前解決に失敗する。

現象

以下の手順で Microsoft Azure 仮想ネットワーク上に配置された仮想マシンでドメインコントローラーを構築すると、DNS クライアントがインターネット上の名前解決が出来ない場合があります。



1. Azure  仮想ネットワーク上に Windows Server OS ベースの仮想マシンを構築します。

2. 既定のネットワーク設定のまま、構築したサーバーをドメインコントローラーに昇格し、DNS の役割もインストールします。

3. Azure の仮想ネットワークの設定より、Azure 上の仮想マシンが参照する DNS サーバーを新しく構築したものに設定します。

原因

ドメインコントローラー昇格時に動作する DNS の 自動構成機能により、フォワーダーに設定すべきでない DNS サーバーである "168.63.129.16" が設定されるためです。

Azure 上に 仮想マシンを構築した場合、既定で DHCP の機能により 参照先 DNS サーバーとして "168.63.129.16"が設定されます。

この状態で  ドメインコントローラーに昇格する場合、DNS の 自動構成機能により現在の参照先 DNS サーバー が フォワーダーの設定に追加されます。



"168.63.129.16" の DNS サーバーはフォワーダーの参照先としては想定されていないため、インターネット上の名前解決に失敗する可能性があります。

解決方法

以下の手順により、自動で構成されたフォワーダーの設定を削除することで対応可能です。
その後、任意のインターネット上の DNS サーバーをフォワーダーとして設定する、もしくは、ルートヒントを構成することで対応可能です。


1. DNS の管理コンソールを起動します。フォワーダーの設定タブを開きます。

2. 左ペイン より DNS サーバー 名 の項目を右クリックし [プロパティ] をクリックします。

3. [フォワーダー] のタブをクリックし、[編集] をクリックします。

4. "168.63.129.16" を選択し [削除] をクリックし、[OK] をクリックします。もう一度 [OK] をクリックし プロパティの画面を閉じます。

プロパティ

文書番号:3048295 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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