ハイブリッド メールボックス移行中に "Mailbox Replication Proxy Service can't process this request because it has reached the maximum number of active MRS connections allowed" エラーが表示される

適用対象: Exchange OnlineExchange Server 2013 EnterpriseExchange Server 2013 Standard Edition

: Microsoft Exchange Server 2010 の Exchange 管理コンソールにバンドルされていた従来のハイブリッド構成ウィザードのサポートは終了したため、今後は Office 365 ハイブリッド構成ウィザードを使用してください。Office 365 ハイブリッド構成ウィザードは、こちらからインストールできます。詳細については、以下の資料を参照してください。

現象


ハイブリッド展開において、オンプレミスの Microsoft Exchange Server 環境と Microsoft Exchange Online 間でメールボックスを移行すると、移行の中断、または停止しているような状態となり、移行ログを確認すると以下のエラー メッセージが表示されます。
“MRSProxyConnectionLimitReachedTransientException: The Mailbox Replication Proxy Service can't process this request because it has reached the maximum number of active MRS connections allowed. Current connections: 100, Connections limit: 100.”

(MRSProxyConnectionLimitReachedTransientException: Mailbox Replication Proxy サービスは、許可されたアクティブな MRS 接続の最大数に達したため、要求を処理できません。現在の接続数: 100、接続数上限: 100。)

原因


この問題は、移行エンドポイントを使用した移行回数が、同時移行における上限の 100 回に達したために発生します。

解決方法


この問題を解決するには、Mailbox Replication Proxy (MRSProxy) サービスにおける最大同時接続数を増加してください。

警告: この値を増加させると、オンプレミス サーバーのリソースおよびパフォーマンスに影響する場合があります。この設定は注意して調整してください。

Exchange Server 2013

  1. C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\Bin にある MsExchangeMailboxReplication.exe.config ファイルを開きます。
  2. MaxMRSConnections の値を 100 から 320 に変更します。
    <MRSProxyConfiguration MaxMRSConnections="320" check
注: この設定は、Exchange Server 用の累積的な更新プログラムのインストール時は毎回更新する必要があります。

Exchange Server 2010

MRSProxy を有効にしている各クライアント アクセス サーバーで、同時接続数の値を Exchange Online における既定値をわずかに上回る値に増加してください。例えば、同時接続数の値を 320 に変更します。

上記作業を実施するには、Exchange 管理シェルを開き、次に以下のコマンドを実行します。
Set-WebServicesVIrtualDirectory –server <ServerName> –MRSProxyMaxConnections 320 

追加情報


その他トピックは、Office 365 コミュニティ Web サイトまたは Exchange TechNet フォーラムを参照してください。