Windows 8.1 でスリープや休止状態に移行しようとすると STOP 0x133 エラーが発生します。

現象

Windows 8.1 がインストールされた一部の PC にシリアル通信を行う USB デバイスが接続されている状態で、以下の操作を行うと STOP 0x133 エラーが発生する場合があります。

・スリープ

・休止状態

・スタートメニューからのシャットダウン(ハイブリッドシャットダウン)

・ハイブリッドスリープ


なお、以下の操作の場合には発生しません。


・再起動

・シャットダウン

原因

Usbser.sys ドライバーの不具合により IO リクエストパケットが完了せずシステムがストールすることが原因です。

回避策

スリープや休止状態へ移行する前に予めシリアル通信を行う USB デバイスを取り外します。

詳細

システムをスリープや休止状態に移行しようとすると、カーネルの電源マネージャーは各デバイスに対して S3 や S4 への移行の確認要求を行います。この確認要求に対して何らかのデバイスが拒否すると、電源マネージャーはシステムの電源状態を元に戻すためS0 への移行を各デバイスに要求します。

この時、USB のシリアル通信を行うインボックスドライバー Usbser.sys の不具合により、システムの電源状態が S0 の状態でカーネルの電源マネージャーから S0 を要求するリクエストを受けると、未完了の IO リクエストパケットを誤って 2 重に発行します。


2 重発行された IO リクエストが原因でシステムの電源状態を S3 や S4 へ移行する処理が完了できず、その後暫くして STOP 0x133 エラーが発生します。

Windows 8.1 では Usbser.sys ドライバーの修正の予定はありません。

また、Windows 10 では Usbser.sys が新しく作り直されているため本問題は発生しません。
プロパティ

文書番号:3142084 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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