Windows をプレインストールする方法

Microsoft Windows 2000 については、次の資料を参照してください。250609

概要

この資料では、Microsoft Windows XP オペレーティング システムをプレインストールする方法について説明します。



重要 : 初めて Windows XP オペレーティング システムをプレインストールしようとしていて、Windows XP を実行しているコンピュータが他にない場合、この資料のパート A とパート B を読み、その指示に従ってください。既に Windows XP をインストール済みの場合は、パート B に進んでください。

詳細

パート A : Windows をインストールする

Windows の無人インストールを準備するには、以下の手順を実行します。

  1. マスタ コンピュータとして使用するコンピュータを選択し、BIOS で起動順序を構成します。CD-ROM ドライブを最初のデバイス、ハード ディスクを 2 番目のデバイス、フロッピー ドライブを 3 番目のデバイスに設定します。



    : コンピュータ BIOS の設定を調整するために、コンピュータの製造元への問い合わせが必要になる場合があります。



    : コンピュータが x86 ベースのプラットフォームである場合、El-Torito 非エミュレーション規格の CD 起動をサポートしている必要があります。システムが El-Torito 非エミュレーション規格の CD 起動をサポートしていない場合は、Windows のインストールについて、『Windows OEM Preinstallation Kit (OPK) User Guide』を参照してください。

  2. マスタ コンピュータの CD-ROM ドライブに Windows CD を挿入し、CD-ROM ドライブからコンピュータを起動します。



    Windows セットアップが自動的に起動します。Windows は、ファイル コピー、テキスト モード セットアップ、GUI モード セットアップの 3 段階でインストールされます。この 3 段階のセットアップの終了時点で、オペレーティング システムが完全にインストールされます。

パート B : Winnt.sif 応答ファイルを作成する

  1. マスタ コンピュータに Windows をインストールした後、セットアップ マネージャ ウィザード (Setupmgr.exe) を使用して、Windows の無人インストール用の応答ファイルを作成します。



    プレインストール ツールは、各地域の Microsoft OEM Authorized Distributor からの OEM 3 パックすべてに付属する OEM Windows 製品メディアの Support\Tools\Deploy.cab ファイルに収められています。セットアップ マネージャをインストールするには、以下の手順を実行します。

    1. [マイ コンピュータ] を開き、Windows XP CD-ROM の Support\Tools フォルダを開きます。

    2. DEPLOY.CAB ファイルをダブルクリックして開きます。

    3. [編集] メニューの [すべて選択] をクリックします。

    4. [編集] メニューの [フォルダへコピー] をクリックします。

    5. [新しいフォルダの作成] をクリックします。セットアップ マネージャ フォルダの名前を入力し、Enter キーを押します。たとえば、setup manager と入力し、Enter キーを押します。

    6. [コピー] をクリックします。

  2. セットアップ マネージャ ファイルが格納されているフォルダを開き、Setupmgr.exe をダブルクリックして、セットアップ マネージャ ウィザードを起動し、新しい応答ファイルを作成します。



    応答ファイルの作成方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。

    308662 Windows 2000 のセットアップ マネージャを使用して応答ファイルを作成する方法

  3. ウィザードの画面の指示に従って、応答ファイルを作成します。

    1. [インストールする製品] ページで、[Windows 無人インストール] をクリックします。

    2. [配布フォルダ] ページで、[いいえ、この応答ファイルは CD からのインストールで使用されます] をクリックします。

  4. 新しく作成したファイルを保存する場所を確認する [Windows セットアップ マネージャ] ダイアログ ボックスが表示されたら、ドライブ A にフロッピー ディスクを挿入し、a:\winnt.sif と入力して、[OK] をクリックします。次のメッセージが表示されます。

    セットアップ マネージャ ウィザードは正常に終了しました。次のファイルが作成されました。


    A:\WINNT.SIF


    A:\WINNT.BAT

  5. [ファイル] メニューの [終了] をクリックして、セットアップ マネージャ ウィザードを終了し、作成したフロッピー ディスクに "Windows Unattended Disk" というラベルを付けます。Windows セットアップでハード ディスク上のすべてのパーティションを削除し、新しいパーティションを作成する場合は、Winnt.sif ファイルに Repartition コマンドを含める必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。

    1. メモ帳を起動し、作成した Winnt.sif ファイルを開きます。

    2. [Unattended] の下に新しい行を挿入し、以下のコードを入力します。

      Repartition=Yes
    3. ファイルへの変更を保存し、メモ帳を終了します。

パート C : CD-ROM から Windows をプレインストールする

  1. Windows のプレインストール対象のコンピュータで、BIOS の起動順序を構成します。CD-ROM ドライブを最初のデバイス、ハード ディスクを 2 番目のデバイス、フロッピー ドライブを 3 番目のデバイスに設定します。



    : コンピュータ BIOS の設定を調整するために、コンピュータの製造元への問い合わせが必要になる場合があります。

  2. CD-ROM ドライブに Windows XP CD を挿入し、コンピュータを起動します。

  3. ブルー スクリーンに Windows セットアップ メニューが表示されたら、作成した Winnt.sif 応答ファイルが保存されている Windows Unattended Disk を挿入します。



    : コンピュータが x86 ベースのプラットフォームである場合、El-Torito 非エミュレーション規格の CD 起動をサポートしている必要があります。



    Windows セットアップが自動的に起動します。Windows は、ファイル コピー、テキスト モード セットアップ、GUI モード セットアップの 3 段階でインストールされます。この 3 段階のセットアップの終了時点で、オペレーティング システムが完全にインストールされます。

  4. フロッピー ディスクを取り出します。

  5. コンピュータを再起動し、Windows を起動してシステムを監査し、手動でブランド化してから、Sysprep を実行して、ユーザーに出荷します。

パート D : 手動でシステムをブランド化する

  1. Windows の [スタート] メニューにサポート情報を追加するには、メモ帳を使用して Oeminfo.ini ファイルを作成し、Windows\System32 フォルダにコピーします。



    Oeminfo.ini を使用すると、[システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブに、[General] セクションの値と [サポート情報] ボタンが表示されます。



    Oeminfo.ini ファイルの例を以下に示します。

    [General]

    Manufacturer = MyCompany, Inc.

    Model = Brand X Processor

    SupportURL = http://www.mycompany.com

    LocalFile = C:\Winnt\Web\LocalFilename.htm


    [Support Information]

    Line1= テクニカル サポートについて

    Line2= 最新のドライバまたはよく寄せられる質問については、


    Line3= 下記の MyCompany テクニカル サポート Web サイトを

    Line4= 参照してください。


    Line5=

    Line6= http://www.mycompany.com/techsupport.
    : Oeminfo.ini ファイルの [General] セクションおよび [Support Information] セクションは必須です。製造元、モデル、サポート URL、およびローカル ファイルに関する情報を製造元の会社情報で置き換えてください。会社名の後にスペースを残さないように注意してください。

  2. コントロール パネルの [システムのプロパティ] ウィンドウにロゴを追加するには、Windows\System32 サブフォルダにある、この OPK に含まれている Oemlogo.bmp サンプル ファイルを会社のロゴ (ビットマップ イメージ) に置き換えます。



    : Oemlogo.bmp ロゴは正方形で、172 x 172 ピクセルのサイズである必要があります。ビットマップ イメージがこの仕様よりも小さい場合、矩形の中央に表示されます。この仕様よりも大きい場合は、一部のフォントと画面解像度で、一部が切り取られて表示されるか、まったく表示されないことがあります。ブランド化の方法の詳細については、『OPK User Guide』の「Chapter 6: Advanced Customization Topics」を参照してください。

パート E : システム準備ツール (Sysprep.exe) を使用して出荷の準備を行う

プレインストールしたコンピュータの完全な監査を実行するために Sysprep を使用することができます。そのためには、Windows 環境にログオンし、監査ツールまたはテスト ツールを実行した後、それらのツールを削除します。この作業が完了したら、Sysprep を実行して、エンド ユーザーに配布できるように出荷準備完了状態にコンピュータを復元します。Sysprep はコンピュータを出荷する前に実行する最後のプログラムです。



コンピュータを出荷準備完了状態に復元するには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、[名前] ボックスに cmd と入力します。

  2. コマンド プロンプトで、システム ドライブのルートに移動してから、md sysprep と入力し、Enter キーを押します。

  3. Sysprep.exe、Setupcl.exe、およびオプションの Sysprep.inf ファイルを Windows OPK Tools CD の Tools または Windows XP 製品 CD の Support\Tools\Deploy.cab から Sysprep フォルダにコピーします。



    : Sysprep は複製ユーティリティではなく、イベント ビューア ログはリセットされないため、対象のコンピュータのログには、マスタ コンピュータで発生したイベントが表示されます。このため、イベント ログは必ず消去してください。

  4. コマンド プロンプトで、Sysprep フォルダに移動してから、Sysprep と入力し、Enter キーを押します。

  5. Windows システム準備ツールのメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。

  6. システムを復元する準備ができたら、[再シール] をクリックし、[OK] をクリックします。

コンピュータをシャットダウンするように求めるメッセージが表示されたら、Windows 製品 CD または OPK Tools CD を取り出します。



: コンピュータで Sysprep を実行すると、タイムアウトが 2 秒に設定されます。



コンピュータが出荷準備完了状態に復元されると、マイクロソフトとの使用許諾契約書に指定された必要なすべての Windows マテリアルと共にユーザーに出荷する準備が整います。通常、これらの項目には次のものが含まれます。

  • Windows 製品 CD
  • システムのシャーシに貼付された Certificate of Authenticity ラベル
プロパティ

文書番号:314472 - 最終更新日: 2007/11/30 - リビジョン: 1

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