vssadmin で非サポートのドライブを VSS 記憶域として設定できてしまう

現象

vssadmin コマンドを利用し VSS 記憶域の配置先を構成する場合、誤って未サポートの構成となる場合があります。例えば BitLocker が構成されているソースボリュームの VSS 記憶域は同じソースボリューム上に配置する必要があります。しかし、vssadmin コマンドは VSS 記憶域として未サポートである別のドライブを指定してもエラーなく終了します。しかし、コマンドが正常終了しても本構成は未サポートとなります。

[構成] 
C ドライブ: システムドライブ
E ドライブ: データドライブ(BitLocker 有効)
F ドライブ: データドライブ(BitLocker 無効) <--- E ドライブの VSS 記憶域を F ドライブに設定できてしまうがこの構成は未サポート

[コマンド] 
vssadmin  add shadowstorage /for=e: /on=f: /maxsize=unbounded <--- 上記のように未サポート構成でもエラーなくコマンドは完了する

原因

vssadmin コマンド内で BitLocker のサポート可否を判定する部分に問題があり、未サポート構成でもエラーなくコマンドが完了致します。

回避策

上記のように vssadmin を実行すると未サポート構成でも構成することができます。以下の構成は vssadmin から構成できても未サポートになりますのでご注意ください。また、サポートされる構成を組む手順としてはディスクボリュームのアイコンを右クリックして表示される [シャドウ コピーの構成] をご利用ください。

以下、VSS 記憶域の未サポート構成の例になります。

- ネストしたボリュームの場合(物理ボリュームの先にマウントされているボリュームなど)
- BitLocker 構成ボリュームがソースのボリュームで VSS 記録域として別のボリュームが指定された場合
- VSS 記憶域のボリュームのセクタサイズがソースボリュームより大きい場合
プロパティ

文書番号:3169464 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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