Windows Time サービス起動後、最初の時刻同期に失敗する

現象

ワークグループ環境の既定の時刻同期間隔は 1 週間です。
既定の状態で運用した場合、システム再起動もしくは Windows Time サービス再起動を実施すると、最初の時刻同期のタイミングで時刻同期に失敗することがあります。

原因

Windows Time サービスは起動時にこれまでに保持していた時刻同期情報を破棄する動作が実装されております。
よって、時刻情報を受信したタイミングでピア情報 (時刻同期先の情報) が破棄されることがあります。
その結果、受信した時刻情報を破棄し、時刻同期は実施されません。

 

回避策

時刻同期間隔を短くすると、ピア情報 (時刻同期先の情報) が破棄されたとしても、次回の時刻同期までの間隔が短くなり、時刻ずれを予防することができます。
既定の状態のですと SpecialPollInterval の値を時刻同期間隔とすると、1 週間に 1 度時刻同期が実施される設定となりますが、MinPollInterval と MaxPollInrterval の値を時刻同期間隔とすると 17 分から約 9 時間の間で 1 度時刻同期が実施される設定となります。
もしくは、SpecialPollInterval の値を変更して、時刻同期間隔を短く設定してください。


- 手順 1 (MinPollInterval と MaxPollInrterval の値を時刻同期間隔とする場合)

1. レジストリエディターを起動します。


2. 以下のレジストリキーの値を変更します。

------------------------------------------------------

レジストリキー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters

値の名前 : NtpServer

既定値 : time.windows.com,0x9

変更後の値 : time.windows.com,0x8

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0x8 を設定いただくことで、MinPollInterval と MaxPollInrterval の値を時刻同期間隔とします。

time.windows.com については、任意の NTP サーバーを指定していただいている場合も同様です。

 

3. Windows Time サービスを再起動します。

 

 
- 手順 2 (SpecialPollInterval の値を時刻同期間隔とする場合)

1. レジストリエディターを起動します。

2. 以下のレジストリキーの値を変更します。

------------------------------------------------------

レジストリキー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient

値の名前 : SpecialPollInterval

既定値 : 604800

変更後の値 : 3600

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例として 1 時間に 1 度の時刻同期間隔にする場合を挙げております。

 

3. Windows Time サービスを再起動します。
プロパティ

文書番号:3183276 - 最終更新日: 2016/09/29 - リビジョン: 1

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